2017.12.2 プレイボールそしてキャプテン

懐かしい野球漫画がでてきた。ちばあきお作画のプレイボール。我々世代の野球漫画といえば巨人の星。しかし、巨人の星をはじめ当時の野球漫画はプロ野球を舞台にした魔球など超人的選手の戦いだった。

それに対して、ちばあきおのプレイボールやキャプテンの主役は超人でなく、どこにでもいる普通の中学生と高校生のキャプテン谷口。普通の選手が努力と猛練習で下町の弱小チームが強豪校に粘りに粘って勝つというストーリー。

当時、中学生で野球に没頭していた私にとって感動の野球漫画だった。プレイボール、キャプテンの猛練習に憧れたが、何といっても凄いのは監督がチームにはいないこと。キャプテン谷口が監督を兼ねていること。自立と自力と創造が慣れきった現実を越えていくことだった。

政治という現実でプレイボールとキャプテンをやり抜きたい衝動に駆られる最近！