北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

ありがとう、みんな!

2006-01-04 | Weblog
 今日は北京のお友達が送別会を開いてくれました。ここ最近風邪を引いていた私は、おせち料理を食べるため以上にこの日に照準をあわせ、ものすご〜く楽しみにしていたわけです。北京に来たばかりの頃に知り合った奥さん(イギリス、ドイツ、中国と3カ国をわたってきたベテランの奥さんなんだけど)に言われた言葉で今でもよく覚えているのだけど、「海外で出会った友人とは日本に帰国してからも長く良い友人関係が続く」らしい。今日改めてその言葉は本当やなあ...と実感した。 

 私のためにわざわざ集まってくれて、おいしいお料理をセッティングしてくれて、そして私好みのプレゼントを用意してくれていた。その場では普段通りのおしゃべりをして帰ったけれど、家に帰ってみんなが書いてくれてたコメント一つ一つを大切に読んで涙した。

 たとえば大学を卒業して仲の良かった人と別れるとき、会社を退職するとき、それぞれ本当に別れが辛かった。それはきっと、同じ時間に同じ喜びや苦労を味わったからだろ思う。北京で知り合ったお友達も、まさにそう。中国語なんてさっぱりわからない状況で来て、そしてわけのわからん中国の習慣に振り回され、楽しい思いももちろんあるけど、怖い思いや悔しい、悲しい思いとか、ありとあらゆる経験をしてきた友達。それを共有できるのは、やはりここで知り合った人たちだと思う。

 北京に来るまでは、「海外駐在なんてお気楽で、タダで海外旅行ができるようなもんやん!」なんて軽く考えてみたけど、旅行とはまったく違い、生活はやはり現実だった!(中国以外はどうか知らないけど...) そんな中で同じ思いを抱えている人と出会わなければ、きっと私はプレッシャーや日々の辛さでぺちゃんこになっていたと思う。

 もともと、それほど人付き合いが得意ではなく、自分から何も動けなかった私。私が何かを呼びかけてもみんな迷惑なのでは...とか、余計なことを考えてびびって、殻に閉じこもりがちだった私。 でも、自分で動かないと何も解決できないという状況下に置かれ、ずいぶん変わることができたと思う。それも全て、北京で知り合った人たち、そして日本から変わらず支えてくれていた人たちのおかげだと思う。

 あと3日で北京生活が終わってしまうけれど、ここでもらったたくさんの愛情や友情はずーっとずーっと私の心の中で続いていくのだと思った。

記念写真

2006-01-03 | 北京生活編 中国の人々
 風邪もようやく治ってきたので、久しぶりにスーパーへ行った。みんなに渡したい日本で買ってきたプレゼントもあったので。 

 で、その流れで一緒に写真も撮ってきた。私は普段の感じに皆で写真が撮れたらと軽く考えていたのだが、彼女たちはあたふたと、「こんな店の制服着たままやったら嫌!」とごね始めた。「このままやったら、ハオメイの格好が一番きれいに写るやん」やって。あかんのかい?? で、その場で制服を脱ぎ、私服になった皆と写真を撮った。その写真を載せたいのだが、残念ながらパソコンに落とす器具を日本へ送ってしまったので、写真は後日アップする予定。

 プリンターはまだ家に残っていたので、早速プリントアウトして皆に渡してきた。スーパーを往復する私を見て、風邪をひいていることを知っている店員さんが心配そうに寄ってきて一言。

 「ハオメイ、風邪を治すにはニンニクのみじん切りを枕元に置くんやで」

 はぁ〜??? そ、それは民間療法ですか?
なんでもニンニクをみじん切りにし、それをきれいな布袋に入れ枕元において寝ると、鼻や口からばい菌がはいらないとか。ほんまに? 
 で、あまりに驚いたので、普段は出ないように気をつけている言葉のミスをしてしまった。思わず、

 「ニンニクと一緒に寝たら、くっせ〜やん!

 一時期テレビやアニメで中国語を覚えてた時期があったので、その時に少しだけ間違って汚い言葉遣いが身につき、時々気をつけないとでてしまうのだ。私の発言を聞いた店員さん、冷静に、「クサいのではないのよ。匂いが強いだけ」と訂正してくれた。どっちにしろ私には一緒に思える。どれだけ効果があるのかわからないけど、試す勇気はないなあ。

新年快楽!

2006-01-01 | Weblog
 2006年に入り、オリンピックまであと2年半となった。街中でもこういうバスはちょこちょこ見かけるようになっている。 

  

 マスコットが発表されたときは、「なんか垢抜けない」「かわいくない」「なんで5匹もいるねん」とあまりプラス評価は浮かばなかったけど、街中でちょこちょこマスコットに遭遇していると、だんだん愛着がわいてくるというものだ。これがあと2年以上も続いたら、ある意味マインドコントロールのようにこの5匹を愛さずにはいられなくなるのかもしれない。

 ところで、送別のお土産としてこんなTシャツをいただいた。

  

 2008年、私はどこでこのTシャツを着ているのだろう?(というか、そもそもこのTシャツを人前で着るのか?)

風邪で年越し!

2005-12-31 | Weblog
 北京で最後の年越しなのに...。思いっきり風邪をひいてもーた。


 引越しも一段落し、緊張していた日々から一気に気が抜けたのか、木曜日の夜の嘔吐から始まり、一気に風邪をひいてしまった。最初は水も受け付けない状態。マーライオンのように水分を吐き出してしまった。食中毒かな...?とも思ったが違うようだ。(食中毒かと思ったのは、スーパーの人に誘われてそこらの肉まんを買って食べたのが気になっていたので) 


 その後一気に39度以上の高熱になる。 薬を飲んだら大汗をかいて36度台に下がり、薬が切れたらまた39度に逆戻り...を繰り返した。いやぁ、久しぶりのひどい風邪である。


 が、今日は注文していたおせち料理が来る日。何が何でも食べてやる...と、薬漬け&根性(?)でほぼ復活。さすがにお酒は飲む気にならなかったが、無事おせちはおいしくいただけるまでに回復した。風邪と共に去った2005年。病み上がりで迎える2006年。来年もどうぞよろしく。

引越し完了!!

2005-12-28 | Weblog
 今日は船便が出る日。随分ぐずぐずと準備しなかったが、1週間前くらいからようやく重い腰を上げ、いらないものは全て捨て、日本に運ぶものには全て「船便」と書いたポストイットを貼り付けた。見積もりの時点で9:30から始めて休憩を含め3時か4時くらいまでかかると言われていたのだが...。 

 なんと11:00過ぎには終わってしまった!!

 もともと大人2人分の荷物なのだからそれほど多くないのだろう。作業してくれる男性6〜7人があれよあれよという間に梱包してくれる。そして日本人スタッフが一覧表を作成してくれて、約1時間半の間、私はほとんどすることがなかった。やはり業者さんに引越しを頼むときのポイントは、「あらかじめ運ぶものとそれ以外をきっちり分けておく!」に限る。当日その場ではとても判断できません...。

 あとは航空便と手荷物を残すのみなのだが、このマンションは家具も電化製品も全て備え付けのホテル式マンション。なので、船便作業が終わったものの、部屋の感じにあまり変化はない。運び残しはないだろうか...とちょっと不安になるくらいである。

セミを飲む私

2005-12-27 | 北京生活編 中国ならでは
 先日で一応中医へ通うのは終了した。針治療を15〜16回程度行ったが、結局耳鳴りに効果はなかった。でも、その間のみ続けた漢方のおかげで、体調はすこぶる良い。

 治療の最終日にもう2週間分の漢方をいただいたのだが、なんと今回の漢方に入っているのは...。セミ!! と言ってもセミが丸ごと入っているわけではなく、セミの殻のエキスが入っているのだ。

 耳鳴りの音というのは夏に泣きわめくセミの声に似ている。中医の先生が言うには、中医の考え方として体の悪いところ、足りないところを、動物の同じ部分で補うというのもあるらしい。私の場合「セミの鳴き声っぽい耳鳴りがある」→「だから漢方にセミの殻を煎じる」ということらしい。

 さすがに飲むときはびびったが、あまり不味くなかった。飲み続けて効果があるの...かな??

こんなこともあるもんだ

2005-12-25 | Weblog
 今日は家庭教師の先生とその生徒である友人、私の3人でご飯を食べた。私がもうすぐ帰国するので是非一緒にと先生が企画してくれたのだ。場所は私の家から歩いていける中華料理やさん。以前1回行ったことがあるけど、スープがめちゃめちゃ美味しいお店である。

 さて店に入ると店員はみなサンタの格好。クリスマスやもんなあ。でも食べるのは中華。早速食べてみると...。かっら〜い!!! カラシが効きすぎている。ここで普段なら大人しくあと一口二口食べて諦めるところだが、先生は黙ってはいなかった。店員を呼び、「こんな辛いの食べられない! カラシ入れすぎ! 辛くないのと交換して!」と文句をつけた。 何回かやりとりがあったものの、結果新しいお料理と交換してくれたのだ。...こういうことも出来るんや。

 そうこうしている間に、各テーブルに何やら番号が書かれたチケットのようなものが配られた。どうもクリスマスだからこの店で抽選会を行うらしい。突然にぎやかな音楽が流れたかと思うと、整列した店員が一斉に踊りだした。でもその踊りは...。本当に付け焼刃で練習したとしか思えないもので、動きはばらばら、キレもなく、何よりあまり楽しそうに踊っていない。小学校の学芸会を見ている感じか? 逆にそういう踊りが妙におかしかったが...。

 で、ようやく抽選会が始まった。豹だか虎だかのぬいぐるみから、掛け布団など次々商品が出てくる。そして最後のDVD・CDデッキ+スピーカー。どうせ当たらんやろうと思っていたら、何と何と司会者の読み上げた数字は...。

 私たちの番号ではないか!!!

 なんだかわけがわからんうちに司会者のもとへ行き、質問に答える私。まず私をじろっと見て一言、「ナニ人??」 日本人だと答えると、「にほんじん〜??」とやたらびっくりされる。もしかして日本人のくせに私たちの商品に当選しやがって!と思われてるんではと、いたたまれない気持ちになる。が、そうではなく、以前も日本人がここで商品に当選したらしく、また日本人だ!と驚いていただけのようだ。

 それにしても、偶然この日にこのレストランで食事をしただけで、思いがけなく1等の商品をゲット。結局この商品は家庭教師の先生に持って帰っていただいた。いやあ、こういうこともあるんやな〜。

魅惑の「地下城」

2005-12-24 | 北京生活編 中国ならでは
 地下城というのをご存知だろうか?私も全く知らなかったのだが、友人に教えてもらい先日数人で行ってみた。

 そこは1969年から10年かけて作られたもの。何か起こった時のもんのすごく広い防空壕のような感じだろうか。イメージでは中に入って広々とした地下をちらっと見て終るもの...と思っていたのだが、想像を覆す面白さであった。

 私たち5人と、丁度観光に来ていたと思われる欧米人男性1人が一緒に説明を聞くことになった。案内人のおっちゃん(何故か迷彩服着用)は「ワタシの中国語はめっちゃ標準やで!」と何度も言う。なんでや??と思っていたら、昔学校の先生だったとか。というわけで、標準の中国語で案内を受ける。(が、抑揚が激しい時は聞きづらい)

 ただ一緒に参加した欧米人は中国語は無理。というわけで、案内人おっちゃんは英語、中国語を交互に駆使して説明をする。かなり流暢な英語。 おっちゃんの説明には時々受けを狙った内容も含まれるのだが、中国語のあと英語で説明する際も律儀に同じ内容を繰り返す。聞いてるこっちがちょっと恥ずかしい...。 欧米人も「話のどこかに笑いどころがあるねんな」と構えているだけに、中途半端な笑いしか出来ないようだ。

 おっちゃんの説明を聞きながらかなり早足で見て回る。驚くべきことに、ここには弾薬庫、病院、などはもちろん、映画館などもある。隠れていても娯楽は忘れるなということだろうか?

 また、通路の総距離は万里の長城よりも長いらしい。ある道をてくてく歩けば、車で2時間かかる天津にまでたどり着くとか。ほんま、中国は作るものの規模が違うわ!

 それにしても通路の壁に展示された写真や昔の鞄など、見る暇もなく早足で駆け抜ける。展示物は一体なんのためにあるんや?? まあ確かに中には「その辺に落ちてたものをちょっと掛けときました」みたいな物もあったので、そう重要ではないのだろう。

 ガイドブックにも載っていないこの地下城。是非是非お勧めの観光スポットである。

引越を控えているのに

2005-12-22 | Weblog
 来週に船便を出すことになっているので、仕方なく重い腰を上げて荷物整理を始めた。家具など大きなものは日本に置いてあるので、服とか細かい作業が面倒くさいだけ。それにしてもこまごまと色々買い込んでいるものだ。

 今はとにかく荷物を減らさなければならない時なのに、また増えてしまった。しかも家具。夫の会社の人が送別の品をくれるというので考えた結果、写真の棚(同じものを2個)にした。(真ん中は以前作った家具、両端は骨董市で買ったかご)真ん中の棚の上に乗っている「りんご」の入れ物。良い木を使っているらしくどっしりしていて、意外と高かった。

 日本の家でどんな雰囲気になるかわからないけど、こんな感じでちょこちょこ中国風のものが増えている。

中国小物

2005-12-19 | Weblog
 日本に帰国するに当たってちょこちょこと中国小物を作ってもらった。小物やさんに作ってもらったのが写真の品。

 後ろにある茶色のものはクッションカバー(表と裏で色が正反対になっているので、二種類楽しめる)、右の緑色はテーポットカバー、手前がブックカバー(しおり部分は中国結び)、そしてピンクのチャイナ服のものは、トイレットペーパーカバーである。中にトイレットペーパーを入れて、上からしゅるしゅると取り出せる仕組みである。

 今回初めて作るものもあったので、出来上がりが多少心配だった。上海のお店のHPから気に入った商品をプリントアウトし、それをお店の人に見せて説明したのだが、想像以上に上手に出来ていてびっくり。これらの小物を日本の家に置いたら、ちょっとは中国っぽい雰囲気になるかな〜??

DVDデッキを買いました

2005-12-18 | Weblog
 中国から帰国する日本人は多かれ少なかれこちらで購入したDVDを持って帰ると思う。そこで問題なのが、日本に帰ってからそれを見られるかどうか、ということ。日本のものと中国のものとでは規格が違うからである。(最近は切り替え機能などがついていて、何でも見られるようだけど...) で、皆さんどうするかと言えば、大概の人がこちらのDVDデッキを買って帰るようだ。

 というわけで、私たちも同じくDVDデッキを買って帰ることにした。ちょうど家にはとある家電小売店で使える商品券が800元分(12000円相当)ある。中国全土で展開しているチェーン店らしく、北京にも何店舗かあった。家から一番近いところへ行ってみたのだが...。

 想像していたよりも立派でびっくり。日本のヨドバシカメラとか、ヤマダ電機とか、そんな雰囲気である。お客さんも一杯で賑わっており、それ以上に店員が多く、どこを見に行ってもすぐに商品説明をしてくれる。

 最初録画も出来るDVD、更に日本の商品を...と思っていたのだが、まず日本のものはなかった。(DVD以外の家電は、日本の大手メーカーのものは揃っていた) さらに録画できるものとなると2000元(3万円相当)以上するので、そこまで出す気はない。聞くと、録画なんてほとんど使用しないらしい。結構色々なチャンネルで再放送しているから、録画をしてまで見る人は少ないのか??

 最初、220V→110Vに変える変圧器も買わなければと思っていたが、大半の機種は輸出用でもあることから、110V〜240Vまで使用OKのようだ。色々説明を聞いた結果、結局韓国メーカーLDのDVDを購入した。LDならもしかして日本で修理もできるかな...と思ったから。まあ、故障したらその時は諦めるつもりだけど。

 面白かったのが説明の最初にどのメーカーも、「この機種は○○種類のDVDを読み取ることが出来ます。海賊版だってちゃんと読み取れますよ!!」と説明してくれること。ニセモノDVDを見る前提で作っているんやね...。
   

慣れないことはするべきじゃない?

2005-12-16 | Weblog
 最近つい口をついて出てしまう言葉、それは「私ってなんでこうなんやろ...」という情けないもの。以前はそうでもなかったのに、約束時間間際になってバタバタしたり、うっかり忘れ物したり...。 で、今日もまたこの言葉をつぶやく羽目に。

 話は2週間前にさかのぼる。日本から夫の後任の家族が北京にいらっしゃって観光案内をしたのだが、その中で秀水市場にも出かけた。そこにはニセモノブランドが一杯なのだが、奥様は大喜び。ずっと欲しかったけど買うのを迷っていたというヴィトンの財布を買って帰られた。

 その光景を見て、浅はかな私は思った。「ブランドに詳しい奥様が買って帰られた商品なら、本物にかなり近いのかも...」 そしてその1週間後。あほな私はテケテケと秀水へ出かけ、同じ店で「こないだ買ったものと同じの2個ちょうだい!!」と購入した。

 そもそも今までブランド物にまーーーったく興味を持たなかった私。何が本物で何がニセモノか、何が新しく何が古いかもさっぱりわからない。店員が出した2個の財布を持ってウキウキと家に帰りさっそく見てみた。すると...。

 その二つのデザイン、全然違うやん!!!

 少なくとも両方ニセモノなら、せめて同じデザインであってほしい。が、一目で違いがわかるのだ。早速インターネットで調べて見ると、さらにショックなことがわかった。一つは外側が本物っぽいが中はニセモノっぽい。もう一つは外側がニセモノっぽいけど中は本物っぽい。 ....あかんやん!! どっちも使えへんやん!!!

 その時私は十分反省し、もう慣れないことはやめようと誓った。...のに、今日また同じことをしてしまった。別のお店でバッグを買ったのだが、なんか違うのだ。もともとニセモノばかりとわかっているのだが、日本に帰国してからでも持ちたかったので、できるだけ一目でわからないもの...と選んだはずなのに。

 そのバッグの一部には保護のために薄紙が巻かれていた。それを取ってみると金具が...。はれれ?? このブランドで金具ってあまり見ないなあ、とまたまたインターネットで調べてみる。が、結局同じのは見つからず。その時ふと口から出たのが「なんで私ってこうなんやろ...」

 でもまあ、そのバッグは皮の手触りもすごく良かったし、形も気に入っていたので、ブランド名の部分を隠して使お〜っと。(←反省なし) 

中国人と梅酒

2005-12-14 | 北京生活編 中国の人々
 今日スーパーへ行ったら、「この酒はどんな味がするんや?」と聞かれた。手にしているのは「梅酒」。甘くて美味しいよというと、やたらと「辛いのか、辛いのか?」と聞いてくる。確かに中国のお酒はアルコール度が高くて辛いもんなあ。

 その時ふと家に梅酒があったのを思い出したので、飲ませてあげることにした。それはどこかへ旅行へ行った時に、何故か梅酒が飲みたくなってお土産に買って帰ったもの。チョーヤの梅酒、海外版(?)である。紙コップに梅酒を入れて更に梅も入れて持っていった。

 まず女の子はびびって飲まない。お酒=キツイというイメージなのだ。でも匂いをかいで甘そうだと分かると、水を加えて薄めて飲んでいた。私を含めて6人いたのだが、そうなると1人当たりはほんの少しになる。私は日本でいつでも飲めるので5人で分けたらと言ったのだが、「ハオメイと乾杯しないといけない!これが中国のしきたり!!」と頑としてゆずらない。午後7時のスーパー、ほとんどお客さんがいないなか、「改めて誕生日おめでとう〜!」とか、「ほなもう一回乾杯!」とか、ほんの一口程度の梅酒で盛り上がってしまった。

 ところで、お酒の飲める男の子でも嫌がったのが「梅酒の梅」を食べること。中国では杏はあるけど、梅をこんな状態で食べることは少ないらしい。しかも「それ、ぜったい生やで」と言ってびびっている。じゃあ私が食べるよ...と言った途端、お酒を飲むのも怖がっていた女の子が、「私が持って帰る」と梅を引き取った。口に合うといいんやけど...。

中国人のファッションセンス

2005-12-13 | 北京生活編 中国の人々
 この間日本から夫婦でお客さんがいらっしゃったのだが、その時ご主人(推定40代前半)が、「若い人の服装は日本と変わらないね」とおっしゃった。...さて、ここはどう答えるべきか??

 私個人としては、絶対に日本人と中国人とのセンスは違うと思う。(それだけに、中国人から「中国人かと思った」と言われると、ものすごい焦りを感じてしまう) 店に並んでいるもので「かわいいな〜」と思うものもあるけど、大半がどこか微妙に違うと言うか、その一手間がいらんというか、まあとにかくちょっと違うのだ。

 洋服以外でもそう。例えばネイル。北京でも綺麗に爪を塗っている人は良く見かける。が、この間地下鉄内でふと前に座っている人を見ると、綺麗に爪が塗ってあったものの、問題はそのデザイン。漆黒とも言える黒がベースで、それぞれの爪の一片に金粉が散らしてある。一目見て連想したのが...。

 おせちの重箱。

 日本人なら絶対選ばへん! あ、でも極道っぽかったので、岩下志麻ねえさんのファンなら選ぶかな? 

中国語の「電車男」

2005-12-12 | Weblog
 久しぶりに「王府井書店」へ行ってきた。家から30分くらいかかるのだけど、バスで1元(15円程度)で行けるのが素晴らしい!(が、暖房なし。寒いよ〜) バスの中にはテレビがあるのだが、延々と流れていたのは漫才。よく聞き取れないことも原因の一つだが、聞き取れたところでも、何が面白いのかさっぱりわからん。車内の人たちも時折「くすっ」と笑う程度。テレビの会場では爆笑の渦なのだが、これはやっぱり雰囲気も大いに関係するのだろうか。

 さて、王府井書店は人でごった返している。子供の本コーナーでは、親子で地べたに座り込んで立ち読み(座り読み?)状態。マナーも何もあったものではない!

 今日わざわざ行った目的は、やっぱり中国語関係の本を買うこと。帰国後も中国語に関わるかわからないけど、日本には本当に中国語に関する書籍が少なく、更に高い! 英語に関しては腐るほどあるのに...。 中国は紙の質は悪いけれども本代は格段に安い。辞書や、翻訳に関する本など欲しかったものを買い揃えた。

 更に今回買った本が写真のものである。これまで小説関連のコーナーには行ったことがなかったのだが、ふらっと寄ってみると「日本小説」というコーナーがあるではないか。...が、ほんのワンコーナーの大半を占めているのは「村上春樹」と「渡辺淳一」の作品。「ノルウェーの森」「失楽園」効果か??

 さて、私が今回買ったのは「電車男」「東京タワー(江国香織)」「嫉妬の香り(辻仁成)」「博士の愛した数式(小川洋子)」の4冊。この中で読んだことがあるのは「東京タワー」と「嫉妬の香り」の2冊だけ。しかも辻仁成の作品は読んでいるけど嫌いなものが多く、なぜこれを買ったかといえば、読んだことがあるものの方がとっつきやすいかも、という理由だけ。

 それにしても「電車男」。表紙からしてイメージと違う。更に日本版を読んだこともなく、ドラマも見たことがない。これに関する知識といえば、WOWOWで放映した舞台版を見ただけ。読み始めたものの、よくわからん...。日本語版もこういう風に2ちゃんねるの表示のように書かれているのか? とりあえず、本代の安い中国で欲しいものは全て買って帰ろうと思っている。