トヨタが建設を延期するのはミシシッピ州ブルースプリングスに建設予定だった工場です。この工場は当初、大型のSUV・多目的スポーツ車の生産工場として予定投資総額13億ドル、1200億円で去年2月に着工しました。しかし、ガソリン価格の高騰などで大型車の販売が落ち込み、燃費がいいハイブリッド車の需要が高まったことからことし7月、この工場の生産車種を見直し、ハイブリッド車「プリウス」に変更したばかりで、2010年から生産を開始する予定でした。トヨタではアメリカ市場の自動車販売の落ち込みが大型車だけにとどまらず全体に及んでいることから建設を当面延期することを決めたもので、今回、ハイブリッド車を海外で生産する戦略も当面、凍結することになります。ほとんど完成している工場の建物は来年春までに完成させ、すでに雇った工場の管理部門の社員100人については配置転換や研修などで雇用を継続するということです。
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