16日のニューヨーク外国為替市場は、この日、FRBの公開市場委員会が政策金利を引き下げて、0%から0.25%の間に目標を置くという、事実上のゼロ金利政策に踏み切ったことで、急速に円高ドル安が進みました。これは、今回の決定で、日米の金利が逆転して、金利の低いドルを売って相対的に金利の高い円を買う動きが強まったためで、円相場は、一時、1ドル88円台まで値上がりしました。ドルはユーロなどほかの通貨に対しても下落しています。一方、ニューヨーク株式市場は、FRBが大胆な金融政策に踏み切ったことで深刻な金融危機がいくぶん緩和されるのではないかという期待が広がって、株価が大幅に値上がりしました。平均株価は、前日より359ドル61セント高い8924ドル14セントで取り引きを終えました。市場関係者は「FRBの決定は、驚きをもって受け止められ、株価上昇にもつながった。目詰まりを起こしている金融市場に資金が流れ込み、混乱が和らぐのではないかという期待が広がっている」と話しています。
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