ソニーは、世界的な景気悪化に伴って主力のエレクトロニクス部門が不振に陥り、営業利益が大幅に落ち込んでいることから、国内外の生産拠点を整理し、全世界で1万6000人以上の人員を削減することを発表しています。その一環として、アメリカの生産拠点では、ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊にある液晶テレビの組み立て工場を閉鎖することを決めました。計画では、来年2月に生産を終了し、従業員560人の雇用は打ち切られる見通しです。海外拠点の閉鎖を明らかにしたのは、フランスのテープ生産工場に続いて2か所目です。この工場の閉鎖で、ソニーはアメリカ国内でのテレビ生産から撤退することになり、今後、アメリカ向けのテレビ生産はメキシコにある工場に集約します。ソニーのテレビ事業は、世界最大の市場、アメリカを含む全世界で景気悪化や小売価格の下落という逆風にさらされて収益が圧迫されており、生産体制の見直しを余儀なくされた形です。
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