『論語』を読みたいんだけれど、なかなかとっつけないでいる。
以前『萌☆典 拝啓、姫君様っ』を紹介したときに、あわせて『萌訳☆ 孔子ちゃんの論語』にも軽く触れたりもしたけれど、今度は萌えじゃなくてフツーにわかりやすい『論語』が読みたいな、と。
そんなわけで本書。
gooブログのamazon検索ではうまくヒットしなかったのだけれど、著者は当ブログで何度か紹介している許成準(ホ・ソンジュン)氏だ。
→『超訳 アランの幸福論』許成準・彩図社
→『超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる』許成準・彩図社
許成準氏の超訳シリーズをごらんになった方々はお察しのとおり、本書も見開き二ページを1セットにして、エッセンスを解説してくれるつくりだ。
しかも今回は「図解」。
B5版という大型の判型を贅沢に見開きで使っていて、見開きの右側上段に『論語』からの超訳。左上段にはその超訳の内容を図解で書いてあり、下段は文章で同じことを説明している。
最後にまとめの「POINT」という項目もあって、『論語』のエッセンスをばちっと解説してくれているんだ。
「図解」ということで絵と図を多用していて、いつもの許成準氏の超訳シリーズよりももっとわかりやすい。
さてそもそも。
『論語』ってなんだろう?
本書の裏表紙に書いてあったので引用する。
でも、もう僕の解説なんか不要くらい「『論語』ってこんなのですよ」と教えてくれているじゃないか。だったらもう、そのまま引用するしかないじゃないか。
なんだか今回は僕が書いている分量がとっても少なくなってしまった。
しかしここまでガチでわかりやすい本だと引用するしかないんだな、ほんとに。
書店で手に取ってみてください。
ほんと、表紙からしてわかりやすいから。
もくじ
●こんな本も
→『超訳 アランの幸福論』許成準・彩図社
→『超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる』許成準・彩図社
以前『萌☆典 拝啓、姫君様っ』を紹介したときに、あわせて『萌訳☆ 孔子ちゃんの論語』にも軽く触れたりもしたけれど、今度は萌えじゃなくてフツーにわかりやすい『論語』が読みたいな、と。
そんなわけで本書。
図解 超訳 論語 | |
クリエーター情報なし | |
彩図社 |
gooブログのamazon検索ではうまくヒットしなかったのだけれど、著者は当ブログで何度か紹介している許成準(ホ・ソンジュン)氏だ。
→『超訳 アランの幸福論』許成準・彩図社
→『超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる』許成準・彩図社
許成準氏の超訳シリーズをごらんになった方々はお察しのとおり、本書も見開き二ページを1セットにして、エッセンスを解説してくれるつくりだ。
しかも今回は「図解」。
B5版という大型の判型を贅沢に見開きで使っていて、見開きの右側上段に『論語』からの超訳。左上段にはその超訳の内容を図解で書いてあり、下段は文章で同じことを説明している。
最後にまとめの「POINT」という項目もあって、『論語』のエッセンスをばちっと解説してくれているんだ。
「図解」ということで絵と図を多用していて、いつもの許成準氏の超訳シリーズよりももっとわかりやすい。
さてそもそも。
『論語』ってなんだろう?
本書の裏表紙に書いてあったので引用する。
「論語」とは?
古代中国の思想家、孔子の教えの集大成で、紀元前500年頃に書かれたもの。
時は中国大陸に散らばっていた数多くの小さな集落が「国家」に進化していく激変期、いわゆる「春秋時代」である。国家や組織が巨大化し、治める国民も急増したため、各国の王たちは画期的な統治理論を必要としていた。
こういった背景から、古代中国には数多くの思想家が現われ、自分なりの思想を主張したが、最後に勝ち残ったのが孔子が成立させた「儒家」だった。
何がすごいの?『論語』の解説がてら、少し書こうかと思ったんだ。
なぜ孔子の『論語』だけが2500年もの間、人々の心に生き続けたのか?
それは『論語』が「人は人と、どう関わって生きていけば良いか」という疑問に、明快に答えているからだ。人は生きていくうえで、他人と関わらざるを得ない。
特に仕事では、周囲との関係がうまくいっていれば、辛い仕事でも取り組めるが、これがうまくいってないと、簡単な作業すらスムーズに進まなくなる。
『論語』には人と良い関係を築き、充実した日々を過ごすためのヒントが満載なのだ。
でも、もう僕の解説なんか不要くらい「『論語』ってこんなのですよ」と教えてくれているじゃないか。だったらもう、そのまま引用するしかないじゃないか。
なんだか今回は僕が書いている分量がとっても少なくなってしまった。
しかしここまでガチでわかりやすい本だと引用するしかないんだな、ほんとに。
書店で手に取ってみてください。
ほんと、表紙からしてわかりやすいから。
世界最高の人間関係の教科書を
わかりやすい図と訳で完全解説!
本書は孔子の教えの真髄を、わかりやすい訳・解説と共に完全図解化!
『論語』のエッセンスを楽しみながら理解しよう!
図解 超訳 論語 | |
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もくじ
1章 人間関係をスムーズにするために
◆失敗すらも、その人らしい
短所を見れば長所もわかる
◆「もし自分なら?」という発想
他人の立場を理解する
◆漫然と日常を過ごすなかれ
ヒントは身近なところにある
◆弟子が語る孔子の教えの核心
孔子の道はふたつだけ
◆どんな相手であっても気遣うべし
一生続けるべき習慣とは
◆ミスと正面から向き合う
失敗をごまかさない
◆孔子が理想とする人物像とは
相手に合わせた対応
◆厳しさと優しさを兼ね備える
君子はいくつもの顔を持つ
◆なにが人間関係の邪魔をするのか
利己心を克服しよう
2章 組織の中でどう生きるべきか
◆行動だけが人生を変えられる
話し下手でも成功できる
◆ひたむきさこそ最大の武器
まじめならどこでも働ける
◆すべての短所を打ち消しにする性格
質問の達人は仕事の達人
どちらともなく誠意を尽くす
君臣はお互いに尊重し合う
◆部下がわきまえておくべきこと
これをすると上司に嫌われる
◆交渉にも最低限のルール
相手の職分を尊重する
◆人の心を打つ伝達方法
シンプルに理解する
◆叱責や罰は逆効果?
部下の意欲を向上させる
◆トラブルを事前に回避する
君子危うきに近寄らず
3章 お金よりも大切なこと
◆今追求すべきなのは何だ?
一番大事なことを見極める
◆理解者との出会いは何より貴重
ビジョンを共有する者と働く
◆大原則さえ外さなければ良い
ゆとりが必要なときもある
◆性悪説より性善説で
刑罰より徳で統治せよ
◆他人の評価を鵜呑みにしない
真実は自分の目で見極めろ
◆孔子も嫌った3タイプの人間
君子にも憎むべきものがある
◆完全無欠の人などいない
初心忘れるべからず
4章 より良い人生を送るコツ
◆見た目より大切なこと
大事なのはハードよりソフト
◆「中庸」の精神でやり過ぎを防ぐ
何事もバランスが大切
◆「良い人」ではできないこともある
みんなに好かれる必要はない
◆工夫しなければ高い理想も挫折する
志があるだけでは成功しない
◆まずは自分の仕事ぶりを点検する
実力不足を人のせいにするな
◆標的になるのは避けられない!
悪口から身を守るには
◆能ある鷹は爪を隠す
謙遜の美徳を持とう
◆知ったかぶると痛い目を見る
知ることと知らないこと
●こんな本も
→『超訳 アランの幸福論』許成準・彩図社
→『超訳 資本論 お金を知れば人生が変わる』許成準・彩図社