坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

不純物

2007-07-28 09:27:52 | エッセイ
私自身、いじめられたとか、孤独で辛いと感じたことって未だかつてない。
それは幸せな勘違い?もしも、それが勝手な思い込みだけで成り立っていて
いろんな悲惨な過去が多々あったにせよ、それはそれ。これはこれ。

毎日がいいことばかりなのに、なにかが足りないと感じることもあれば
毎日が不幸なできごと満載なのに、わたしは大丈夫って思えるときもあり。
起こることとと+ボールが飛んで来たときの自分の受け入れ体勢=心の変化。

同じことがあっても、千人いればものの感じ方なんてやっぱり千差万別。
言っちゃえば、自分の頭の中の常識の方程式なんて、かなり微妙で曖昧です。
水っぽいものをぜんぶ蒸発させた、この不純物こそ我が人生の宝物。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鏡で遊ぶ

2007-07-25 00:58:47 | エッセイ
季節やイベントが毎月変わるたびに、驚くほど変わるショーウインドー
そこには作り手の自由な表現と情熱、相手を感動させたい想いが込められて
素通りできなくさせてしまう怪しい光を放つをやつ、あれを作りたい!

とはいえ、アート魂がない私。なにかを作って誰かを感動させたい、と思って
はて困った。あいにく床の間もないし、飾り棚みないなハイカラなものもない
とりあえず、巨大な洗面所の鏡に、水性の絵の具でなにかしら書くことにした

簡単に気分も変えられるし、やってるときも楽しい、やったあとも楽しい。
誰かへのメッセージでも標語でも家訓でもいい、季節を盛り上げるのもよし
好きな絵でもよし、家族みんなで手形で模様をつけたり、分担してみる。

考えていたことが、想像していた物より楽しいと、すごく得をした気分だ。
余白はほとんど作らなかったので、邪魔な感じもけっこう気に入っている。
2007年、夏。歯磨きは 文字の間に みな写る

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三年寝太郎

2007-07-19 03:27:08 | エッセイ
あることを思い出し、足の裏から呼吸するような気持ちで横になったら
12時間も寝てしまった!三年寝た太郎とはどこの誰やらわからないし
いささか寝過ぎな気もするが、ここ三年分の寝不足は補充できたかも。
まあ寝れるときに寝ておいて、次になにかのせいで健康がピンチな時も
病気せずに無事に乗り切れそうな、そんな神聖な気持ちがなくもない。
自然な防御反応だと思って、気の向くまま眠るのもたまにはよし。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈍感力

2007-07-17 03:01:05 | エッセイ
わたしは痛さや苦しさにはやたら敏感なくせに、鈍感est(最上級)である。
山があっても谷があっても、気が付かなかったら、それは山でも谷でもない。
友人が、鈍感になれる本を読んでいるという。どうやら彼女曰く
鈍感になったら、今より幸せになれるような気がするらしい。ホンキ?
たしかに鈍感は字のごとく、自分のこと他人のこと感じることにすべてが
人よりも鈍いわけで、生まれつき常に麻酔をしているような状態だから
なんとなく幸せそうに見えるかも。いや、待てよ。それ、かなり微妙。
不幸に気が付かないってこと、幸せなのか?継続は力なり、鈍感も力なり。
でも、いろんなことに敏感で結構じゃないの!むしろ、多感も鈍感も
自分が誰だか気がついてるだけ、わたしは幸せなことだと思うのだが。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

う○このシーズン

2007-07-17 02:40:21 | エッセイ
いろんなことがしたくて、いろんなことが思いつきすぎるときは
本当にしたいことがまったく見えないので、お祭りみたいなうきうきした
キラキラの泥が沈殿して、水が透明になるまで、わたしはじっとしてる。
蝶だって、羽ばたく前に、一回うんこみたいな姿になって待っている。
だから、うんこみたいな姿で待つ。でも心がなんとなく縮んできたので
体と心を伸ばしたいなと思って、ヨガを始めることに決めた。
わたし。もう言っちゃったからには、実行するしかないでしょ。
青い空に羽ばたきたくなったら準備体操、イチ、ニー、サーン
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親切な虫

2007-07-02 03:07:44 | エッセイ
タデ(辛い葉っぱ)食う虫も好きずきって言葉があります。
わたしは、美味しくない葉っぱがあったら、一応食べてみるけど

やっぱり美味しくない葉っぱより、美味しい葉っぱが好きです。
虫に束縛されるのも、束縛するのも、面倒だから嫌いなんです。

虫のことは気になるけど、本当に溺れかけて死にそうなときや、
動けないくらい怪我をしたとき意外は、あまり干渉したくないし

困っている虫は放っておけないけど、お願いだから助けてっ虫は
やっぱりなんか助けたくない。だからってわけじゃあないけど

わたしの親切心は、山の天気のように気まぐれです。
親を切ると書いて親切なのはどーしてでしょう?誰か教えて。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必勝

2007-07-02 02:51:09 | エッセイ
世の中に、勝ちたいひとがいるとして、勝負の結果にこだわらないひとも
半分くらいいるとして、わたしは完全100%ジュースのような濃度で後者
もしも、世界のどこかで、そんな大会があったら優勝できる気がする.

悲しいかな、自分が勝つことに、一番になることに興味が全く持てない。
勝って気分が良くないと言うのは申し訳なくて、なんとなく小さいながらに
すごろくとか、オセロとかトランプで、たまたままぐれで勝ってはみても
ちっともうれしくないのだから、どうしたって、なんかしっくりしない。

一人で勝ってみんながうれしいことならまだしも、誰かが勝てば、どこかで
誰かが負けている。そんな不条理なことが、争ってなくても起こるなら
勝っても負けてもうれしいひと同士が勝負することが一番いいのかも。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスの館 

2007-07-01 10:26:35 | エッセイ
わたしの記憶が確かなら、わたしはカラスではないはずだが
物心ついたときから、光るもの、透明なものに、必ず惚れてしまう質だった
実のところは、なんでもアリな体質らしく、ダイヤや宝石じゃあなくたって
わたしはガラス玉だって、アメ玉だって見てたら幸せになれる女子である。

光に当たって反射する、みずっぽい物、キラキラするビーズ、ガラスに氷
つるんとして、プラスッチックよりも冷たくて手にしっくりして
なにをどうひっくりかえしても、転がしても、綺麗なものには違いない。

あなたの汚いお手でわたしを触らないで。と言わんばかりの輝きで
人の手で美しく完璧にカットされた、まばゆい光を発するものは綺麗。
でもね、こっちだって真剣。ただの光り物好きだと誤解されては困るのだが
穴が開くほど見て、ベタベタ触って、いろんな角度から透かしてみたい。

壁も、ベットも机もイスも、氷のホテルが世の中にはあるくらいだから
いっそのこと、身の回りのものすべてダイヤって響きもちょっと素敵だけど
身分相応に、みそ汁の器も、便器もガラスにしよ。って悪趣味だな、それ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする