英語と書評 de 海馬之玄関

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海馬之玄関ブログはより形式主義的な保守主義の再構築を期めざします

2015年05月28日 19時59分59秒 | 雑記帳

昨年、2014年7月1日の政府変更見直し以来、安倍内閣粛々と「集団的自衛権」の国内法整備を始めていますそ。れにしても、、「国際法上持ってはいるが憲法上行使できない権利」なるものとして、論理的には噴飯ものだった前の政府解釈も、しかし、その変更に40年以上の時間と労力を要したということ。


蓋し、「集団的自衛権」の政府解釈の変更の問題は、実に、どんな些細なことでも一歩でも半歩でも、リベラル派や特定アジア諸国に対しては譲るべきではない--それを新たな橋頭堡にしてリベラル派や特定アジア諸国の反攻が始まるから--ということが、本当に<学習>できたイシューではなかったかと思います。


更に、朝日新聞というか毎日新聞というか、週刊金曜日といったリベラル派が「政府解釈変更に対する反対論の切り札」として「立憲主義」を持ち出す等、この「」個別的自衛権」を契機に日本国民の憲法理解の水準も格段に上がった。なにより、実は、そんな「立憲主義」なるものも単なる憲法をイメージする仕方の一つにすぎないことが--つまり、彼等の言う「立憲主義」の内容がそのまま自動的に現行憲法の具体的な規範意味になるわけではないことが--国民の常識になりつつあることも実に感慨深いです。


いずれにせよ、勝って兜の緒を締めよ。
すなわち、剣道で言うところの「残身-残心」の肝要さ。


弊ブログも保守派の皆様と一緒にこの社会運動に参加したいと思います。



而して、弊ブログも
なんとか頑張ります。




なにを?





>やわらかな保守主義
>より形式主義的な保守主義





畢竟、このブログでもしばしば記している「定義」ですけれど、--所謂「バークの保守主義」なるものは思想の博物館の陳列品でしかないでしょうから--現在における保守主義を、


①自己の行動指針としては自己責任の原則に価値を置く、そして、②社会統合のイデオロギーとしてはあらゆる教条に疑いの眼差しを向ける、

よって、③社会統合の機能を果たすルールとしては、さしあたり、その社会に自生的に蓄積された伝統と慣習に専ら期待する、換言すれば、その社会の伝統と慣習、文化と歴史に価値を置く態度を好ましいと考える--白黒はっきり言えば、伝統と慣習の中には(もちろん、その領域は時代と共に変動するのでしょうけれど)社会的非難という道徳的強制のみならず国家の実力を発動してなされる法的な強制によっても維持されるべき領域が存在すると考える--立場。

ならば、④その社会の伝統と慣習、歴史と文化に価値を置く態度や心性がその社会のスタンダードな態度であり心性であることを認めリスペクトするような<外国人たる市民>に対しては、逆に、--古来、日本が「帰化人」の人々に対してそうしであったように--彼等の伝統と慣習、歴史と文化を<国民>の方も尊重しリスペクトするべきだと考えるタイプの社会思想である、と。


思想の内容面ではなく、思想の形態面から「保守主義」をこのように再定義する場合、憲法の改正は保守派にとって必然の道である。と、そう私は考えます。皮肉でも冗談でもなく、世界的に見てもその教条主義の度合いが凄まじい日本のリベラル派による憲法解釈の塵芥がこの半世紀、この列島に降り積もってきたから。ならば、保守派が<改憲>という手を使うのも臨機応変というものでしょう。


いずれにせよ、憲法基礎論をその中核に含む、憲法論や社会思想というものは--例えば、「立憲主義」と「民主主義」の関係、「民主主義」と「保守主義」の関係、そして、「保守主義」と「ナショナリズム」の関係の理解においてそれが必須のように--、すべからく、(甲)ある思想群がどのような<相互討論>の経緯を経て現在に至ったのか、ならびに、(乙)現在の地平から見ればそれらの思想群はどう空間的かつ整合的に把握されるのかという、謂わば「両界曼荼羅」的な重層的な作業なのでしょう。



而して、今後とも思索のさいにはすべからくこの「両界曼荼羅」を念頭に置きたいと思います。




б(≧◇≦)ノ ・・・憲法改正/憲法破棄!


б(≧◇≦)ノ ・・・いずれの回路を辿るにせよ、実質的な<新憲法>の制定を!
б(≧◇≦)ノ ・・・共に闘わん!!


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