【第4回WBC】の2次ラウンド・プールFはプエルトリコが第2戦でアメリカを6-5で逃げ切り勝ちし、1次ラウンドから無傷の5連勝で1位通過を決めた。プエルトリコが第3戦でベネズエラに負けても、2次ラウンドの成績が2勝1敗で並ぶ可能性のあるアメリカ、ドミニカ共和国のいずれにも直接対決で勝利しているためだ。この結果、日本は21日(同22日)の準決勝でアメリカードミニカ共和国戦の勝者と対戦することとなる。
ここまで日本は本当に良くやっている。僕は正直ベスト4まで行かないのではないかとも危惧していた。日本の快進撃は僕の予想以上に全てがいいように回転している。まずは不調な選手がいない。代わる代わる活躍選手が出てくる。また小林が正捕手として納まっているということ。そして牧田が通用したことだ。これで小久保監督の負担が減った。ただ次はそう上手くいかないだろう。ドミニカとアメリカ、選手レベルが違う。まず小林の良く使うインハイのストレートがこの両チームにはひとつ間違えば場外となる。また困った時のスライダーもオランダ戦でもわかるようにホームランボールとなる。そうなると小林のリードは通用しない。打線もメジャーエース級はそう簡単には打てないだろう。いずれにしても苦戦するだろう。まぁドミニカとアメリカ、組みし易いのはミラーの調子、チームワーク今イチのアメリカか・・・。
競馬のニュースをひとつ。2015年9月にJRA騎手を引退した藤田伸二が、地方・ホッカイドウ競馬で「騎手復帰」、つまりは再デビューを目指すことがわかった。JRA・G1を17勝、フェアプレー賞を何度も受賞した名手にまさかの復帰だ。引退後は飲食店を経営していたが、やはり騎手への思いを抑えきれなかったということだろうか。そしてその復帰がJRAではなく、地方競馬というのも納得だ。というの藤田は2013年に「騎手の一分――競馬界の真実」(講談社現代新書)を発売し、現役騎手ながらJRAやエージェント制を公然と批判したことがあるからだ。しかしいくら実績があるからとはいえ、試験合格は必要。予定では8月に募集し、9月に筆記と実技からなる試験が行われ、最終的な合格が決まるのは11月だという。ということは復帰は年末ということになる。まぁそれまでに藤田の気持ちが変わらなければいいが・・・。
今日の競馬を振り返る。中京11Rで行われた【第31回ファルコンS】は、戸崎圭太騎乗の3番人気コウソクストレート(牡・中舘英二厩舎)が初重賞制覇。タイムは1分21秒1。コウソクストレートは前の馬群から離れた後方から5番手を追走。直線は大外から長くいい脚を使って、ゴール前の激戦を制した。クビ差の2着には好位追走から一旦は先頭に立ったボンセルヴィーソ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着に最内から粘り込んだメイソンジュニア(6番人気)が入った。
勝ったコウソクストレートだが、ようやく性格の成長が見られた。元々素質があった馬でこれから楽しみだ。2着ボンセルヴィーソは良く走っている。控えた競馬が出来たのは収穫。3着メイソンジュニアには驚いた。1400mにも対応できたし、今後面白いかも・・・。僕本命のナイトバナレットは11着。見せ場は一瞬だけ。いつもの競馬だったが負けすぎ。どうしたのだろう!?
コウソクストレートは、父ヴィクトワールピサ、母メジロアリス(母父アドマイヤコジーン)という血統。北海道洞爺湖町・レイクヴィラファームの生産馬で、馬主は野崎昭夫氏。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。【ファルコンS】は、中舘英二調教師、戸崎圭太ともに初優勝となった。
阪神11Rで行われた【若葉S】は、池添謙一騎乗の4番人気アダムバローズ(牡・角田晃一厩舎)が優勝。【若駒S】に続くオープン連勝を飾り、2着エクレアスパークル(2番人気)とともに【皐月賞】の優先出走権を獲得した。タイムは2分0秒3。レースはタガノアシュラが引っ張った。2番手を進んでいたアダムバローズは直線で早め先頭から粘り腰を発揮。4~5番手から急追してきたエクレアスパークルをハナ差で退けた。僕本命の1番人気インヴィクタはさらに2馬身離れた3着。白毛馬シロニイ(8番人気)は4着だった。
勝ったアダムバローズだがしぶとい馬だ。このような自分の競馬が出来れば、本番でも上位争いできるかも・・・。2着エクレアスパークルは強くなるだろう。さらに成長してくれればクラシックでも注目できる馬だ。3着インヴィクタは良く追い上げているがあれが精一杯だろう。これで勝つようなら相当な馬だ。ルメール、もうちょっと上手く乗れよ!!!4着 シロニイはやはりダートだろう。でも良く走っている。
アダムバローズは、父ハーツクライ、母チャチャリーノ(母父アンブライドルズソング)という血統。北海道新ひだか町・服部健太郎氏の生産馬で、馬主は猪熊広次氏。通算成績は7戦4勝。
では明日の予想。まずは中山メイン【スプリングS】は8番アウトライアース。完全な中山の申し子。これまで強い相手と競馬してきた馬で、このメンバーなら一目をおく。相手は4,5,6,9,10,11番。中山10R【千葉S】は12番ニットウスバル。中山1200mはオープン級。相手は1,4,6,9,11,15番。阪神メイン【阪神大賞典】は9番サトノダイヤモンド。ここでは格上。相手は1,3,4,6,7番。人気ばかりで面白くないので阪神9R【山陽特別】は4番テーオーソルジャー。阪神芝は差しが届くことを期待したい。相手は2,3,5,6,7,9番。
WIN5は中山9R10,13番→阪神10R2,6,9番→中山10R7,11,12,15番→阪神11R9番→中山10R8,10番
今日は惨敗も後二日あると思うと気分は暗くない!