人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強かったソウル! 枠が・・・

2017-05-21 18:02:45 | Weblog

 確実に差が縮まっている。体操の【NHK杯】で絶対王者・内村航平(28・リンガーハット)が9連覇を達成した。これで個人総合の連勝を40に伸ばし、7連覇が懸かる【世界選手権】の代表に決まった。ただ内容は厳しいものであった。5種目目の平行棒を終えてトップは白井健三(20・日体大)で、2位内村との差は0.5点。最終種目は得意の鉄棒。先に全種目を終えた白井との差は14.450だった。普通にやれば逆転可能も内村の着地がわずかに動いた。それでも得点は14.800をマークし逆転優勝となった。さすが内村であるが、最終演技までハラハラする内容だった。最終種目で白井を逆転するという展開に内村は
「健三との差を気にせずに。でも会場の雰囲気で健三が1位にいることが分かっていたけれど自分の演技をすることに集中して、できました」と笑った。さらに「ようやく健三が個人総合で世界体操に行ってくれることの方がうれしい。自分の内容が伴っていなかったから、健三が上に行くかな、と期待を込めながら鉄棒を終えたけど、まだまだ僕が上だった」と内村らしい言葉で後輩の奮起を期待していた。内村VS白井のバトルはこれからまだ続きそう! ふたりとも天晴れ!

【オークス】を振り返る前に競馬のニュースをひとつ。現代の名伯楽である角居勝彦調教師(53)が今日の東京9R【調布特別】で管理馬のゼウスバローズが1着となり、現役調教師で自らの持つ記録を更新する13週連続勝利を達成した。土曜日は3頭を出走させて未勝利に終わっていたが、この日は3場で管理馬6頭を出走させて、今週も白星をつないだ。この期間に【中山牝馬S】のトーセンビクトリーと【日経賞】のシャケトラの重賞2勝を含む21勝を挙げ、通算31勝で全国リーディングを独走している。尚、歴代最長は貸付馬房に上限のなかった59年に尾形藤吉・元調教師が15週連続勝利を記録している。
【オークス】を振り返る。東京11Rで行われた【第78回オークス】は、C・ルメール騎乗の1番人気ソウルスターリング(美浦・藤沢和雄厩舎)が完勝。タイムは2分24秒1。1馬身3/4差の2着には好位から抜けだして直線なかばで一旦は先頭に立ったモズカッチャン(6番人気)、さらに2馬身半離れた3着に外から追い込んだ僕が本命に推したアドマイヤミヤビ(2番人気)が入った。好スタートから内枠を利して3,4番手の絶好の位置につけたソウルスターリング。文句の無いいいポジションで、リラックスの追走。4コーナーから少しペースを上げていって、直線は長くいい脚を使っての勝利。まさしく完勝だった。ソウルスターリングの母スタセリタは2009年の【ディアヌ賞】(仏オークス、シャンティイ競馬場、芝2100m)をルメールとのコンビで優勝しているので、ルメールは母娘で仏・日で【オークス】制覇したことになる。
 勝ったソウルスターリングは強い完璧な競馬だった。枠も恵まれていたが、直線はいい脚を長く使っていたのは立派。僕はもう少しバテると思ったのだが・・・感服。2000mなら牡馬にでも勝てそう!2着モズカッチャンは和田の作戦勝ち。ずっとソウルを追いかけソウルのバテを期待したが、止まってくれなかった。3着アドマイヤミヤビは枠がすべて。ディアドラのところに入っていたらもう少し際どかっただろう。4着ディアドラは岩田が上手く乗っていた。あまり注目していなかったが、思ったより走る馬だ。残念だったのは5着リスグラシュー。直線で狭いところに入ってできつい競馬だった。
 ソウルスターリングは、父フランケル、母スタセリタ(母父モンズン9という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は社台レースホース。通算成績は6戦5勝。重賞は2016年【阪神JF】、2017年【チューリップ賞】に次いで3勝目。【オークス】は藤沢和雄調教師、ルメールともに初優勝。尚、この勝利で藤沢師はJRA重賞100勝を達成。これは史上2人目の記録となった(もう一人は前述した189勝の尾形藤吉調教師)。
 藤沢師は来週の【ダービー】でもレイオドロを出走させる予定。そして僕はこの馬を本命にするつもりだ!

 

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