ぽんりずむ

旅と登山を愛する看護師の写真記。
まだ見ぬ景色を求めて海へ山へ出掛けよう。質問・コメント歓迎です♪

小屋を楽しむ!八ヶ岳縦走

2016-09-29 23:42:07 | 登山
連休が貰えたので、行っちゃいました八ヶ岳縦走。
天狗岳から赤岳手前まで。

まず夜勤明けで特急あずさに乗り茅野駅へ。
今夜の宿、唐沢鉱泉のお兄さんが四駆バギーで迎えにきてくれました!めっちゃ目立つ笑
唐沢鉱泉は山奥の一軒宿。温泉も食事も贅沢で素晴らしく、しかも登山者大部屋を予約したのに、個室に通してくれました!すごいコスパ!




明けでぐっすり寝て、翌日はいよいよ高度を上げていきます。
西尾根から西天狗へ。
北八ヶ岳は苔むす森が美しい。

秋空と爽やかな風が吹いていきます


最近雨が多く車通勤だったこともあり、体力が落ちていたのか1歩がすごく重い。どうにか体を持ち上げ、パンパンの30Lザックを担ぎ、直下のゴロゴロ岩をよじ登ってルートタイムで西天狗山頂。辛すぎてもう帰りたい。


でもでも、稜線の美しさに疲れなんて一瞬だけど忘れました!



東天狗を過ぎると一気に登山者が減り
、白い砂地をたどる静かなお散歩。
縦走してる感すごい!



根石岳まで3時間半ほどとお腹も空かないくらいしか歩いていないので、ノンストップで宿泊地の夏沢峠に降ります。はじまったばかりの紅葉に癒される〜

つきました、やまびこ荘。ご主人がひとりで切り盛りする小さな山小屋。
わたし実は、本格的な山小屋は初!



昼過ぎにはついちゃったので、宿でもたせてくれたお弁当やお菓子を食べて、山を眺めていたら、いつの間にかもう夕方。
一晩を一緒に過ごす同室者の2人とぽつぽつ話ながら、持っていったチューハイを楽しむ。さすがゆとりの平日。
そして優しい味のカレーが夜ごはん。
夜は住み着いてる野性のヤマネにあえました。かわいい…


翌日は雨の音で目覚め、外をみると真っ赤な朝焼け。

5:30に朝ごはんをいただき小雨のなか出発。どうしよう。
ひとまず1時間で着ける硫黄岳へ。その頃には雨も止み、北関東から北アルプスまで山々がくっきり。街は雲海に覆われている。秋山だなぁ

2日目で高度順応してきたこともあり、筋肉がこなれて体が軽い!どんどん進めちゃう。
行っちゃおう、赤岳まで!
硫黄岳から爆裂火口を横目に大同心までは緩やかなザレ場。


ずるずる滑りながらもストックを使って軽快に進む!
日が登るにつれて雲が這い上がってきました。

大同心を過ぎると、いよいよ横岳の核心部。カニの横ばいと呼ばれる絶壁をはじめ、鎖を頼りに岩壁を登り、滑ったら終わりな鉄梯子をたどり、切り立った岩稜をゆくこと1時間。


1歩間違えば滑落すると思うと心臓にわるいけど、凄く楽しい!
せっかく持っていった登山ヘルメット被るの忘れてました。
ふりかえると、無我夢中で越えてきた峰々。

ひとりでよくやった、わたし。笑

赤岳直下の赤岳展望荘についた頃には、なんだかほっとしたのと、連日の慣れない布団のせいか、気が抜けてベンチでぼーっと。
そこで隣に座ったおじさんとしばらく雑談しながらお昼を食べて癒しのひととき♪

ここから200mちかく急登する気力ないし、一気にガスって景色みえないため、赤岳登頂はまた今度のお楽しみ。

地蔵尾根という今回の山行で一番急な岩尾根(唯一ヘルメット必要そう)を這いながらおり、1時間半弱で行者小屋。そこから里山のような豊かな森を越えてすぐ、赤岳鉱泉。

マムートの階段


300人泊まれる小屋は巨大なペンションのよう。廊下には個室がずらりと並びますが、私は女性用の相部屋。
同室は同世代のお姉さん。高い山にハマって南アルプスから北アルプスの主峰をかなり登り尽くしているんだそう。私は里山から始めたので、逆パターンですね。凄いなぁ

夕方には2日ぶりに温泉につかり、石鹸類使えないので頭からお湯を被ってすっきり!縦走を終えて暖かい湯につかれるなんてしあわせです。

夕飯はなんと信州牛のサーロインステーキ!とろける♪これを食べるために、今日帰らずにここに泊まったんですよー♪

満腹になったところに、おじさんが近づいてきて「あれ?展望荘にいたお姉さんだよね?ここだいぶ早く着いたでしょ。赤岳登る時間あったでしょうにもったいない〜」
お昼に展望荘前のベンチで一緒にお昼食べたおじさんでした笑

テント泊いいなーと羨みながら、おやすみなさい。

翌朝、赤岳に登っちゃおうかと一瞬よぎりましたが、ストレッチすると筋肉がぎしぎし。くだりまでもたなそうだったので、大人しく帰ることにしました。

尾根の向こうから日が登る。今日は九月末なのに夏日になりそうです。



林道歩きは嫌だなーと思い、行者小屋まで戻り、南沢経由で下山します。
その二時間半が長いこと長いこと。
小走りで降りれるかと思ったら、予想外に険しい。
ここから登って日帰り赤岳するひとが居るそうですが、信じられない体力です。
湧き水を多く背負ってることもありヘトヘトになって北沢と合流し、颯爽とおりていくお姉さんに追い越されながら美濃戸口のバス停まで林道をとぼとぼ歩いていると。横に軽ワゴンが停車。
「お姉さんさっき会いましたよね!バス停まで乗ってく?」とおじさんと先程追い越されたら若い女性乗っていてが声を掛けてくれました。
なんと山小屋で働く娘さんが休みで下山するため、パパが迎えにきていたそうです。


お言葉に甘えて乗せてもらっていると、家に帰る途中だから。と茅野駅まで送っていただけることに!
本当に出会いってわからない。素晴らしく親切な方が多いのも山の不思議です。

帰り道には北アルプスの槍穂高までくっきりと見え、絶好の登山日和のお天気。

もうシーズン中に2800m級に登ることはないでしよう。
山は逃げませんし来シーズンには山麓に住んでいる予定のため、焦る必要はありませんね。



八ヶ岳はルートも山小屋もたくさんあり、地域で違う自然の表情が、何度でも楽しめるのが魅力ですね!
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