乳がんになってスピリチュアリズムに出会うVol.2

スピリチュアリズムに出会い
生き方が180度かわりました
シルバーバーチの霊訓を人生の指針としています

永遠に変わらぬ真理

2017-11-12 23:39:28 | シルバーバーチの霊訓
自分を愛する如く隣人を愛せよ。

苦しむ者に手を差しのべよ。

人生に疲れた人、潤いを求める者に真理を語って聞かせよ。

病いの人を癒し、悲しみの人を慰め、不幸な人を訪ねてあげよ。

こうした訓えは遠い昔から説かれてきた真実です。

こうしたことを実行しさえすれば地上は一変し、二度と恐ろしい悲劇をもたらす戦争も訪れなくなるでしょう。

そこで、私たち霊団のとるべき態度はどうあるべきか。

人間は自分の成長と(死後への)霊的準備に必要なものはすべて掌中に収めております。

聖なる書も数多くあります。〝師〟と呼ばれる人も数多く輩出しております。

内的世界を垣間(かいま)見てその人なりに解釈した霊覚者が大勢います。

しかし不幸にして、そうした形で啓示された素朴な真理が埋もれております。

人間はその上に教義だの、ドグマだの、信条だの、儀式だのという〝構築物〟を築き上げてしまいました。

単純素朴な真理の基礎の上に神学という名の巨大な砦を築いてしまい、肝心の基礎がすっかり忘れ去られております。

そこで私どもはその埋もれた真理を本来の純粋な姿───何の飾り気も無い素朴な姿のままをお見せするための道具、つまり霊のメッセージをお届けするための霊媒を探し求めてきたのです。

 私どもは人間の精神的産物によって色づけされた信仰体系には関心はありません。

大切なのは地上生活のように錯覚によって惑わされることのない霊の世界からの真理です。

なぜか。

それは、あまりに多くの落伍者、精神的浮浪者のような人間が霊界へ送り込まれる一方、一見立派そうな人間が霊的事実について誤った概念と偏見と無知のために、死後に直面する生活に何一つ備えができていないというケースが又あまりに多すぎる現実を見て、私どもは、いずれは永続的な実在の世界となる死後の生活に備えるための単純な真理を地上にいる間に知ってもらえば、私達の手間も大いに省けるだろうと考えたのです。

そこであらゆる宗教的体系と組織、進歩を妨げる信仰、不必要な障害、人間の精神を曇らせ心を惑わせる迷信に対して厳然と宣戦布告し、神の子が神の意図された通りに生きられるように、不変の霊的真理を授けようと努力しているわけです。

 他人がどう言おうと気にしてはいけません。

非難・中傷など、すべて忘れることです。

霊的真理こそ永遠に変わらぬ真理なのです。

理性が要求するすべてのテストに応えうる真理です。

けっして知性を欺(あざむ)きません。

単純・明快で、誰にでも理解できます。

聖職者によるあらゆる方策が失敗したのちも止まることなく普及発展していく真理です。

不変の自然法則に基づいた単純素朴な永遠の真理だからです。

これには法王も大主教も司祭も牧師も教会も聖堂も礼拝堂もいりません。

私どもはこれを捏(こ)ねまわして神学体系を作ろうなどとも思いません。

ただこうして説くだけです。

が、理解ある伝道者さえいれば、それが社会のあらゆる階層に浸透し、すべての人間が身体的にそして霊的に自由を享受し、二度と束縛の中で生きていくことは無くなるでしょう。

無知の暗黒が消滅し、代って真理の光がふんだんに注がれることでしょう


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