ダイエット785

ブログ開設時78.5キロ(2006.8.27)。長生きもしたいし、子ども二人も育てなきゃ。不健康な生活を見直します。

初めての一人通学

2011年07月28日 01時53分50秒 | 育児ダイエット


こ、これは・・・。

そういえば、倉敷の美観地区の境界線の先で、こんな店を見つけた。
アンティークショップらしいが・・・。

まあ、いいや。

夏休みになり、息子は学童保育クラブへ通っている。
娘の通園はいつも9時頃なので、それに合わせて息子もいつもよりは少し遅らせて、8時過ぎの登校(正確には「登クラブ」と言うのだろうか??)となっている。

それが理由なのか、あるいはほかに何か理由があるのかわからないが、これまで一緒に登校していた友だちとは一緒に行かず、一人で登校するようになった。

「行ってきまーす!」
ドアを開けて出ていく息子を見送るわけだが、ついつい一人で歩く姿を見続けてしまう。
考えてみれば、親もいない、友だちもいない、ただ一人で歩くというのは息子にとってもあまり経験のないことなのだ。

そっと家から出て、数メートル先の通りに出る。
そこからは200mくらい先まで見通せるのだ。
ここで立ち止まり、背を向けて歩いている息子を眺めるのが私は好きなのだ。

100mくらい先を歩いていた息子の足が、急にそろりそろりとなる。
「ワン、ワン、ワン!!」
突然、左側にある家の敷地の中から犬が吠えた。
黒くて大きなこの犬は、いつも人が通ると吠えているのだが、息子はこの犬を警戒していたようだ。
とはいえ、息子は文字通り飛び跳ねてしまい、そのまま全速力で駆けて行った。

たぶんそのときの息子の頭の中には車や自転車のことなど吹き飛んでいるようなので心配ではあるが、まあ、微笑ましいなあと思う。
がんばれよ~。

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安らぎの場所

2011年07月25日 03時43分03秒 | 育児ダイエット


安らぎます。

自宅のベランダからは、お寺の敷地にそびえ立つタブノキがよく見える。

ベランダの端っこにアウトドア用の椅子を置いて、私はよく座ってそれを眺めている。

朝、起きた後。
日中、仕事の合間。
夜、食後や仕事の合間。

気分転換という域を超えて、なんともいえない安らぎの時間がそこにはある。

たまに、娘もやって来て、私の膝の上に座って一緒に眺めることもある。

夕食後、タブノキの右上に位置する月を眺めながら、娘が言う。

「あーあ、長いハシゴがあったらいいなあ」
「なんで?」
「だってさあ、長いハシゴがあったら、それで登って、お月様に行けるでしょ」

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モンスターペアレント・・・?

2011年07月25日 03時31分19秒 | 育児ダイエット


負けないぜ!

そういえば、倉敷で買った土産がこれ。
なんと備前焼きなのである。

「倉敷は備中なのに、なぜか備前焼きが多いんですよねー」とは倉敷の知人の話。
私の疑問はそうではなく、「なぜ、備前焼の小物に海洋生物が多いのか?」であった。

ところで、息子が初めての夏休みとなった。と言っても、両親とも仕事がある身なので、学校の代わりに学童保育クラブへ通わせている。
8月はなるべく休ませてあげたいと思うのだが・・・。

学童保育クラブでは仕出し弁当も出るようなのであるが、放射能汚染が心配なので、相方が毎日弁当を作ることに。
それにあわせて、娘にも弁当を持たせることになった。

相方は母としてがんばっているなあ、と思う。

PTAの他のお母さんたちと一緒に、汚染のおそれのある食材を給食に使わないようにすることなどで小学校と相談している。
どうなるかと思っていたが、思ったよりも小学校側は今のところ好意的に話し合いには応じてもらっているようだ。
つい一月半前には校長があきれかえるような放射能の話をしていたが、現在ではご自身で線量計を持って校内の放射線量を測定しているらしい。
まあ、わが市と隣接している市がホットスポットとなり、連日報道されていることを考えれば、当たり前とも言えるが・・・。
放射能対策ではなく、土埃対策として、たまたま校庭の土を入れ替える工事が行われるらしく、これも安心につながる。

小学校は2学期からの給食などに期待したいところだが、保育園はどうなのかなあ。

園長先生(女性)は気さくな感じの方だったので、実は数週間前に、食材に気をつけていただきたいということを話してみた。
野菜などの産地表示はされているのだが、「福島産」など、安全性がいまだ曖昧な野菜などが結構目に付いていたのだ。
サンプリング調査しかされておらず、しかも、諸外国と比べても安全基準が著しく緩い状況の中では、残念ながら、放射性物質が降り注いだ土地で収穫されたものは、少なくても子どもたちには食べさせたくない。

そのときの園長の対応。
うーん、どこまでも、明るく、はきはきとお答えはするのだが、もう、完全なシャットダウンという感じ。
ああ、この人は私をモンスターペアレントとして扱っているなあとゲンナリ。

「モンスターペアレント: モンスターペアレントとは学校などに対して自己中心的で理不尽な要求をする親を意味する。向山洋一の命名とされる。略してモンペともいう。」(ウィキペデア)

ウィキペデアでは続けて、「なお、単に要求を繰り返すだけではモンスターペアレントとは呼ばれず、当の要求が常識の範囲内にあり、かつしかるべき理由を明示してくる場合はここには含まれない。」とも書かれているではないか。
まあ、でも、国が「安全」を繰り返す中では、私の要求は「常識の範囲」ではないのでしょうなあ。

子どもたちが(当たり前だが)無邪気にこうした給食を食べていることに静かな憤りを感じるものの、連携する相手もいない保育園で騒いでもしかたない。
と言うよりも、娘を預けている以上、娘に不利になるような騒ぎ方はしたくない。連携する相手を見つけないとなあ。
娘が給食に戻る9月頭までの間に、我が家の要求が「非常識」でなくなるまでに世論が改善されるといいのだが・・・。

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倉敷、街歩き【豪華版】

2011年07月23日 16時44分37秒 | 仕事ダイエット?


すばらしい街並みでした。

木曜日、水島コンビナートでの仕事のため、岡山へ。

岡山を訪れるのはこれが2回目。
前回は、まだサラリーマンだったころだ。
あのときは、岡山県庁と牛窓町へ行ったのだが、覚えていることと言えば、牛窓のペンションで食べた、真鯛の岩塩焼き、くらい。
あれから、もう、15年かあー・・・。

今回の宿泊先は倉敷。
木曜夕方に到着して、荷物をホテルに置いて、さっそく、昔ながらの倉敷の街並みが保存されている美観地区へ歩く。

倉敷の景観保全の取り組みについてはちょくちょく聞いてはいたが、歩いてみて実感。
白壁の街並みがすばらしい。



私が気に入った景色は、路地裏。
なんともいえない風情を感じるのは私だけではないだろう。









伝統的な建築物や、伝統的な建築物を模したものも、どれも興味深かったが、いちばん気に入った建築物は川沿いにあった、これ。
消防団の建物らしい。



地元で数年間一緒に活動し故郷の岡山に戻った知人からは、事前に、蟲文庫と三宅商店に寄るように言われていた。
「蟲文庫は、亀が棲んでる生き物チックな古本屋。ラインナップに店主(女性)のセンスが光ります。三宅商店は、荒物屋を利用した喫茶店。季節のパフェが超おすすめ!」とのことだ。

蟲文庫に入ると、狭い店内には、水生生物の本や苔の本、社会科学系の本などが所狭しと並んでいる。なんだか、神保町にあるこだわりの古本屋、っていう感じだ。
ご夫婦で経営されているようだ。

本を眺めていると、揖保川の本を見つける。
『生きている揖保川』(野生生物を調査研究する会、2008年)だ。
全編オールカラーで生物の写真がいっぱい載っているのだが、値段は1000円。
お買い得なので、購入する。

実は、揖保川を私はよく知らない。
ただ、何かのエッセイで揖保川がとてもいい川だということを読んでおり、岡山に新幹線で来る途中に川を越えたときに揖保川の看板を見て、「あ、ここが揖保川かあ」と思っていたところなので、ついつい購入してしまったのだ。
その程度だったので、本書を購入する際に、ご主人から「揖保川と御縁があるんですか?」って聞いていただいたものの、うまく答えることができなかったのが、ちょっと心残りだ。
きちんと読みます。

さて、だいぶ歩いたので、疲れてきたからちょっと休憩だ。
三宅商店の暖簾をくぐることに。



この後、前述の知人とその仲間たちと一緒に飲むことになっているが、まあ、せっかくの機会なので、季節のパフェを注文した。
岡山名産の桃とそのシャーベットがたっぷり入っている。しかも頂上には生クリームもたっぷり。
うーん、大満足なのです。



その後、仕事を終えた知人と合流し、街並み保全の取り組みに詳しい知人がガイドとなっていただき、再び街歩きへ。

実は現在、電線の地中化の作業の真っ最中とのこと。
ここも今年度には電線がなくなるそうです。すばらしい!



倉敷は水郷の町。江戸時代は天領だったそうだ。
水辺もとてもきれいに整備されている。



繊維会社のクラボウの正式名は、倉敷紡績株式会社。
発祥は倉敷だったのですね。
紡績工場の跡地は、現在ホテルになっている。
これも、街づくりの一環として進められたそうだ。



ちなみに、ここは現在もクラボウの本籍地(?)となっているそうです。



これは、倉敷の豪商・大原家の別荘だったそうです。豪華だのう・・・。



神棚がある。
おそらく江戸時代からこの場所にあるのだろう。



新しいもの、たとえば消火器の置き場なども、景観に合わせているのがニクイなあ。



左の家屋は最近大改修したらしい。現在は、街づくりの拠点になっているらしい。



ここはかつて船着場だったそうだ。



夜になり、知人の仲間とも合流し、焼き鳥屋さんの高田屋へ。
ここも古い家屋を改修して飲み屋にしている。




集まった知人の仲間は、みんな海大好き人間ばかり。
お互いフィールドは異なるものの、海の自然や生きものの話で盛り上がり、気づけばすっかり夜もふけてしまった。
瀬戸内海の海辺、次回岡山に来たときはぜったい行こう。

ホテルへの帰り道、大正か昭和初期ごろの建物と思われる中国銀行の脇を通ると、ステンド硝子がステキだった。



街灯の設置の仕方も、景観の観点から考え抜かれているようだ。



翌朝、ホテルで一仕事終えて、新倉敷へ。倉敷から電車で10分ほどのところだ。
新倉敷駅はおそらく新幹線の停車駅として整備されたのだろう。駅周辺は新市街区の趣だが、地図を見ると、2キロほど先に玉島という、古くからある小さな街があるようだ。

取引先の方とは新倉敷駅で待ち合わせすることになっているのだが、まだ時間もある。
昨日の美観地区はもちろんよかったが、あまり手が加えられていないような岡山の小さな町も歩いてみたかったので、玉島に行ってみた。

玉島はのどかな水郷の町、といったかんじ。
ちょっと東南アジアっぽいところもあちらこちらで見られた。




人とすれ違うことはあまりなかったが、たまにすれ違えば、「こんにちは」と声がかかる。

ああ、見知らぬ土地で再び思う。
「ここに住みたい・・・」

はい、単なる感傷です。



取引先の方と会って、水島コンビナートへ。
途中、セルフのうどん店に入ったが、このうどんが絶品であった。
香川が近いこともあって、岡山にはうどん店が多いそうだ。

仕事は無事終了。
岡山駅まで車で送っていただき、一人になると、駅ビルにあるスーパーでママカリや干物をどっさり購入。
干物は、タコ、カレイ、アジ、タイ、キス、サバなどなど。

どれも旨そうだが、ホントならわざわざ関西で買うほどのものでもないのだよなあ。
放射能の問題がなければ、我が地元でもいつでも子どもたちに食べさせることができるのに、とも思う。

あ、500系だ。ひさしぶりに見たなあ。
さあ、帰ろうっと。

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広島の野菜

2011年07月20日 14時39分43秒 | 育児ダイエット


美味しそう!

地元で親しくしているK夫妻がたくさんの野菜を持ってきてくれた。

広島出身の奥様の御実家で育てた野菜をおすそ分けしていただいたのだ。
子どもたち用の野菜が慢性的に足りなくなっている中で、とてもありがたい。

どの野菜もとてもおいしい。
それは子どもにもわかるようだ。

ふだんはトマトを避ける娘もミニトマトをパクパク食べている。
同様に、茄子の料理に手をつけない息子が、この長茄子の味噌炒めをご飯に山のようにのせて、おかわりまでしていた。
好きなものを食べている子どもたちを見ていると思うのだが、本当においしいときって無口になって無心にムシャムシャ食べているのです。

ごちそうさまでした。

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ところで、息子が学校で使っているノートをのぞいてみたら、かなり面白い。

「おおきな かぶ」という昔話がありますよね。
学校では、この話を素材に、子どもたちにいろいろな会話を創作させる授業をしているらしい。

ノートには、大きなカブを見ているおじいさんの挿絵が入っており、「おじいさんは かぶをみて なんといったでしょう。」という質問が書かれており、息子が直筆でおじいさんのセリフを書いている。
こんな感じだ。

「おー おおきなかぶができたのははじめてだ。これは つけものにしてもたべられないし どうしようかのー。」
(息子・作)

続けて、おじいさんとおばあさんの会話も創作している。

おじいさん「ぬけないから きてくれたら びっくりするぞ。」
おばあさん「あ ちょっとまって せんたくしてるから せんたくがおわってからね」

ノートには先生が「とってもじょうず」とコメントして花丸にしてくれていたが、思わず吹き出してしまった。
なかなかのユーモア(?)のセンスではないか。
まあ、なんだか庶民性あふれすぎって感じもしないでもないが(笑)。

---------------------------------------------

今日は水曜日。今夜から出張で倉敷入りする予定だったのだが、台風と仕事であえなく断念。
あーあ、ホントは明日、初めての瀬戸内島めぐりをするはずだったのに・・・。
家で仕事しつつ、台風に備えて、風で飛ばされそうなものを紐でしばったりしている。
昼は、自家製茄子をたっぷり入れたカレー蕎麦、自家製トマトとバジルのチーズ焼き。

明日早朝には台風も抜けるようなので、その後、倉敷に向かう予定。
夜は倉敷で働く知人とその知人の地元の仲間たちと飲む予定。
倉敷といえば、景観を生かしたまちづくりで有名だが、その関係者らしい。楽しみだ。

そうそう、ゴーヤが育てっきました。
台風で飛ばされないでね~。



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きまぐれ業務日誌 ~昨日のことと実況中継

2011年07月15日 17時41分34秒 | 仕事ダイエット?


がんばれ~

昨日は午前中フラフラになりながら炎天下の東京・霞が関を歩いた。
午後は品川へ移動し、延々と続く会議を経て、夕方からは取引先の会社の方々に誘っていただき、その会社の暑気払いで高級寿司割烹へ。

なんと、その暑気払いでは、まわりをグルリと女性陣に囲まれ、それはそれは素敵なヒトトキとなったのであった。

深夜は、その会社の専務さんにお誘いいただき二人でバーへ。
この4年間とてもお世話になった専務さんももうすこしでご退任だ。
感傷的な気もちを抑えて、ゆっくり飲んだ。

おかげさまで、ひさしぶりにすっかり酔っぱらってしまいました。

目が覚めれば金曜日。
さあ、今日は自宅で仕事がんばるぞ。

7:00
朝食後、新聞を読んでいると、DVD(NHKの映像)付き恐竜の本の広告を見つけて、息子に「これ、買ってやるからな」と言う。
喜ぶ息子に私もうれしくなったが、ふと、前に座る娘を見ると、悲しそうな顔をしており、そのうちシクシクと泣き始める。
慌てて、「〇〇にもなんか買ってやるからな」となだめる。
うーん、なかなか難しいなあ。

9:00
娘を自転車へ乗せて保育園へ。
途中、自治会長さんの家の前を通ると、畑の手入れをしていたので挨拶。
しばし談笑している間に、娘が奥様からハンカチやお菓子をもらってすっかりご機嫌モードとなる。

9:30
さあ、仕事開始!
午前中は雑務を一気に終わらせる。
ある仕事の組み立て方と見積がなかなかまとまらない。週明けに知り合いの会社へ行って助力を頼むことになった。

12:30
昼食。今日も、自家製茄子、トマト、バジルでスパゲティ。なんだかいっつも同じだなあ・・・。

13:00
業務再開。
さあ、何ページ進むかなあ。

14:52
ふーっ。現在4ページ終了。イマイチだが、とはいえだいぶペースが読めてきたぞ。

17:40
ほぼ10ページ終了。
なかなかうまくいかないが、まあ、ペースはつかんだ。
これから子どもたちのお迎え。夜に再開だ。

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大地を守る会「西から応援野菜セット」

2011年07月14日 10時14分22秒 | 育児ダイエット


旨そうな野菜の数々、ではありましたが・・・

相方が、生協のパルシステムを止めて、大地を守る会に入会した。

パルシステムが国のいいかげんな安全基準を鵜呑みにし、食品の安全について自ら考える姿勢がまるでないことに心から失望した。
チェルノブイリの汚染地域の食品安全基準と比べれば、日本の「暫定基準」は百倍甘いという指摘すら出ているのに、だ(アエラ2011.7.18参照)。
生協の理念、地に堕ちた、と思わずにはいられない。

大地を守る会は、「西から応援野菜セット」というサービスを始めている。
これは、西の野菜が定期的に送ってくれるものだ。

先日、その第一便が届いた。
西日本各地の野菜がいっぱい入っている。
どれもおいしい。それは、東日本の野菜と同じようにおいしいのだが、あたりまえのように安心して子どもたちに食べさせられるのが、やはりうれしい。

とはいえ、大地を守る会の食材はかなり高い。
もともと、生協と比べるとダントツに高いのが大地を守る会だが、このセットだと、外食の値段とあまり変わらないかもしれない。

まあ、でも、それで安心できるならやむをえない、というべきだろう。
東北・関東の食材は私がせっせと食してバランスをとるとしよう。

よく聞かれるので、一応、最近の子どもたちの飲食物で我が家がとっている対策を書いておこう。

「水」: 
直接、子どもたちが口に入るものはすべてミネラルウォーター。野菜などを洗う場合は水道水だが、ペットボトルに入れて冷蔵庫で一週間ほど寝かせたものにしている。これはヨウ素131の半減期が約8日なので、少しでも減らそうとしているため。

「野菜」:
前述のとおり、原則は西日本の野菜。ただ、「絶対」ではない。庭で収穫したミニトマトなど、少しずつは食べさせている。目の前で育っている野菜を食べさせるというのは、(多少のリスクがあるにせよ)子どもたちの成長にとって大切だとは思うから。そういえば、保育園で育てていたトマトやピーマンは今年は子どもたちに食べさせないそうだ。「今年は、放射能の関係で、子どもたちには食べさせず、職員で頂くことにします。来年は食べられるといいですね」と掲示板に書かれていた。

「肉」:
産地表示で東北・関東以外の地域産のものを購入している(実際は、甲信越のものもできるだけ避けている)。単に「国産」となっているものは買わない。ちなみに、基準を超える牛肉が出回ったからといって牛肉だけ福島産を避けようとする動きがあるが、これはおかしいと思う。豚や鳥でも同じことだと思うのだが・・・。結局のところ、肉も野菜もすべてを検査することは物理的にできないのだから、残念ながら、汚染が心配される産地のものは買えない。

「海産物」:
東北・関東の太平洋側でとれた海産物以外のものを購入している。シラスのように骨まで食べる魚は、ストロンチウムを摂取しかねないので、瀬戸内など西日本産に特に限定している。今年から息子とハゼ釣りをすることを約束しているが、あんまり食べさせるわけにはいかないなあ(ツライ・・・)。海藻類は放射性物質の吸収力が高いから、秋から出回るようになる海苔も産地に気をつけないとなあ(これも、とってもツライ・・・)。

ただし、これはあくまでも家での食事だ。子どもたちは毎日、小学校や保育園で給食を食べており、そこでは上記のような対策は基本的に講じられていない。
給食も産地を限定するなど、もうすこし考えてくれるといいのだがなあ・・・。

なお、大人は、原則水道水。食材もあまり気にしていない。いや、正確に言えば、「気にしたくない」。

以上の子どもの食材への対応を「神経質にすぎる」と思う方がいれば、「ではご勝手にどうぞ」と言うまでだ。

過去の環境汚染による健康被害の実態を少しでも顧みてほしい。
いつの時代だって、最初は「たいして問題ない」と言われていたものだ。
それが徐々に問題が明らかになって、規制が厳しくなっていったではないか。
(そういえば、アスベストだって、ちょっと前までは、「夢の鉱物」と言われていましたね)

放射能の問題は、広島・長崎、そしてチェルノブイリによって、それなりに明らかになっている。
残念ながら、それにもかかわらず、安全基準が著しく緩いのが我が国なのである。

前述したように、現在、汚染された牛肉が出回っていると大騒動になっている。
この点についてもう少し書いておこう。

これは、たまたま都がサンプル調査をしたら判明したものであるし、BSE問題を踏まえて全頭識別ができるようになっていた牛肉だから、どこに移動したかを追えるというものだ。
したがって、牛肉だけの問題ではない。常識的に考えて、今回の問題は氷山の一角といわざるをえない。
豚肉、鶏肉などの他の肉、野菜、魚介類ともすべて検査しているわけではない。そもそも物理的にそれは不可能だろう。可能な方途を考えると、汚染が疑われるエリア(例えば、以前に紹介したこの地図内)の耕作地等を徹底的に調査し、そこでの栽培・採取等を認めないことしかないだろうが、政府にそんな考えはない。

どのようなものが出回っているかを誰も正確に把握していない。
これが、現状だ。

親が子どもを守らずに、だれが守ると言うのだろうか。

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きまぐれ業務日誌 リアルタイム編

2011年07月13日 21時32分17秒 | 仕事ダイエット?


酒のつまみに、はつか大根を始めました。

もうすこしで小学校1年生の息子の初めての夏休みが始まる。
ある程度、学童保育クラブに通わさざるをえないものの、できるかぎりあそこは避けたいし、息子と一緒に遊びたい。
そのためには今のうちに仕事を追い込んでおかなければ・・・。
よっし、今日は1分1秒を意識しながら、仕事に打ち込むぞ!

9:45
まずはメールチェックを10分ほどで終えよう。

10:46
ゲゲ、やや難儀なメールが多くて1時間も経過してしまった。
いまから、ある相談事への回答文を作成開始。10分で終わらせよう。

12:21
回答文を作成し、送信終了。うーん、10分で終わらせるつもりが、1時間半もかかってしまった・・・。
昼ごはんでも作るか。

13:15
昼食を終え、業務再開。
メニューは自家製茄子のスパゲティ。我ながら旨い、旨い。
現在、30.9度らしい(気象庁11:46発表)。仕事部屋にはクーラーがない。いずれ設置しようと思いつつ、夏が来てしまったのだ。
それでも扇風機で十分しのげる。自宅なら、窓を全開にして軽装で過ごせばいいからなあ。汗が出たらシャワー浴びればいいし。これが、事務所での仕事だったらクーラーを入れてしまうところだ。
まあ、いいや。さあ、仕事、仕事。
次は、来週初めて訪れる岡山の水島コンビナートで使用する資料づくりだ。準備は進めていたので、1時間くらいで一気に完成させよう。では、また。

14:14
終わらない~。マジメにやっているのだが・・・。1時間延長するとしよう。
ところで、なぜ、FMラジオでは、トークが多いのだろう。
延々と音楽を流せとまでは言わないが、仕事をしながら聴くにはちょっとトークが多すぎる。
私は、金曜日は絶対にNACK5(79.5)の小林克也「FUNKY FRIDAY」。これなんかトークばかりなので、まったくもって前言と矛盾するのだが、まあ、これはこれでよい。
それ以外は、J-WAVEが多い。ただ、インチキ臭いロハスっぽいトークばかりで、ふとトークの内容が頭に入ってくると、虫唾が走らざるをえない。
で、今日はインターネットで見つけた、70年代から90年代までのJ-POPを延々と流すラジオ(?)を聴いている。
大黒真希「熱くなれ!」、子門真人「およげ!たいやきくん」、田原俊彦「ハッとしてグー」、ピンクレディ「モンスター」・・・。この脈絡の無さと、記憶の彼方に埋もれていた曲の数々。なかなかよいかも(?)
おぉー、こ、これは、河合奈保子「夏のヒロイン」ではないかー!!自慢ではないが、私はいまでも踊れる(と思う)。
さあ、仕事、仕事。

15:17
だめだ、まだ終わらない・・・。でも、ここは大事なところだ。手を抜くわけにはいかない!
もう少し時間をかけようではないか!!

16:20
終わった~。3時間かかってしまったが、まあ、やむをえまい。
あ、昨日の講義(?)のレポートを書かないと・・・。
うーん、本日やるべきことが全然手つかずではないか・・・。
それにしても、今日の気温は32度くらいまでいったようだが、なんとかクーラーなしで過ごせた。

17:51
レポート終わり。
これから子どもたちをお迎えに行くので、しばし終了。
本格的な仕事は今夜だな。
今日こそ娘の理不尽極まりない「トーチャンと寝たいの!」攻撃に耐えなければ(一緒に寝ないようにしなければ)・・・。

21:28
子どもたちが無事就寝し、無事仕事復帰。
予想通り娘は私が隣で寝ることを要求。しかし、予想外だったのは、「こっちを向いていて!」と要求したことであった。
「ずっと〇〇ちゃん(←自分の名前)を見ていないと、楽しい夢を見れないからね」と、屁理屈をこねるので、仕方なしにスヤスヤと眠りに落ちる娘の寝顔を眺め続ける。
まあ、そのおかげで(?)一緒に寝ることもなく済んだ。

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夏の一日

2011年07月10日 23時59分17秒 | 育児ダイエット


はあ、きれいだなあ。

宿根かすみ草が満開に。その背後のコスモスとミニトマト。
そう、ミニトマトもできました。



ミニトマトは予想よりも繁茂してしまい、道路にも顔を出している始末だが、まあいいだろう。
小学生の諸君、テキトーにつまんでくれたまえ。

朝顔もようやく満開。



梅の木の脇には知らない花が咲いた。
なんだろう・・・?



虫食いがひどくてダメかなあと思っていたバジルが復活し、花が咲き始めた。



今週末も海の調査などでちょこちょこ出かけたものの、基本的には家族と過ごす。
近所の友人家族が泊まりにきて、にぎやかな週末だった。

センセイの話をあまり聞かず、忘れ物も多く、どうやら担任にマークされている息子。

でも、日曜の午後、2時間くらい彼は一人で恐竜の絵を描いていた。
声をかけずに見ていたのだが、その集中力はなかなかのものであった。

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夏越の大祓式

2011年07月06日 23時23分47秒 | ダイエット無関係


俺ってヤツは・・・

それは少し前のことだ。
20代の小娘と飲んでいると、彼女が、男女の友人関係が成り立つのかという、古典的とも言える問いをしてきた。

飲んでいるときに、そんな話はどうでもよい。
まあ、でも、酔っていたこともあり、ちょっと面白くなってきて、そんな関係成り立つわけないではないか、と年長者の私は力説したものであった。

最近、同い年の女性とひさしぶりに再会する。
居酒屋の旨い料理に舌鼓を打ちながら、仕事の話、お互いの子どもの話などなど、和やかに会話が弾む。
この前はあんなことを言ってしまったものの、ああ、やっぱり男女間でも友人関係はあるのだなあ、などとテキトーな大人の私は思う。

その席で、彼女は大好きなお酒を飲もうとしない。
どうしたのかなと思っていると、なんと、三人目のお子さんを身籠ったという。

純粋にビックリしつつ、もちろん心からお祝いの言葉を述べながら、それでも、なんだか、一抹のさみしさのような感情も抱いてしまった。
うーん、男(私のことだが・・・)ってつくづくアホだなあ。

体を大事にして、元気なお子さんを産むようにと伝えて、彼女と別れる。

一人、見知らぬ夜の街を歩いていると神社を見つける。
境内には、茅で作った、2mくらいの輪っかがある。
茅の輪神事であり、「夏越の大祓式」というそうだ。
その輪っかを3回くぐって祈るものらしい。

「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり」

バチアタリな私は、静かに輪っかを3回くぐり、我が家族の健康と友人の安産を祈るのであった。

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「東の扉、西の白骨」 ~松本の秘湯「桧の湯」へ

2011年07月04日 23時59分41秒 | 仕事ダイエット?


再び、やってきました。

松本へ1年ぶりにやってきた。
先週末、震度5の揺れを観測したばかりの松本。
民家の屋根の瓦があちらこちらで落ちた模様で、ブルーシートに覆われた家が目立つ。

松本城にもひびがはいったらしい。
ホテルが城の近くだったので、見に行ってみたが、遠目に見た感じでは大きな影響はないようだが。

仕事の合間に、松本の友人に誘っていただき、扉温泉へ行く。
せっかくなので、すこしだけ林道も歩く。

樹木と土と川に囲まれ、爽やかな空気をしばし堪能。
はあ、来てよかったなあ。



下草が少ない森だなと思っていたら、これはどうやら手入れの結果ではなく、鹿の食害だという。
このあたりには鹿がかなり多いそうだ。



清流のまわりの樹木には外来種も多いという。
うーん、詳しい方に同行いただくと、いろいろなことがわかるなあ。



散歩を終えて、扉温泉へ。
ここは、「東の扉、西の白骨」と言われるほど、松本の奥座敷に位置する二大秘湯の一つだそうだ。
樹木に囲まれ、こじんまりした露天風呂。
うーん、きもちいいなあ。

夕食は、やはり友人とともに地元の老舗の食事処へ。
蕨の和え物、馬刺し、新じゃがの自家製味噌バター・・・。

積もる話もしながら舌鼓。
ああ、もう、サイコーなのである。

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手拭いの季節に

2011年07月03日 22時45分49秒 | 育児ダイエット


常夏の島、ではありません。

週末の土曜日。
仕事が山積しているものの、ちょっと無理して夜にがんばろう。
なるべく、子どもたちと遊ぼう。さあ、どこに行こうかなあ。

と思いきや、相方の「掃除をしないと」との冷たい一言。
つらい週末だなあとがっかりしていると、私の気もちを察してか、午後の時間を解放してくれた。

とはいえ、駅前での突然の解放劇。
どうしようかなあと思いつつ、葛西まで電車で移動し、都営バスに乗って葛西臨海公園へ。
天気もいいし、外で思い切り遊ばせてあげたかったのだが、着替えも何にもないし、息子が足を怪我しているので、土埃や海水は避けなければならず、子どもたちの希望もあって、水族館へ。
いったい、今年に入っただけでも、この水族館に何度行ったのやら。

葛西の水族館は、震災の影響で休業中のアクアマリンふくしまをいろいろ支援しているらしい。
こんな、大漁旗も飾ってあった。



先週末は、母子三人で九州へ行っており、今週の平日は私が仕事でいろいろ忙しくあまり遊んでいなかったので、水族館でたっぷり遊べてよかった。
(翌日、「あーあ、やっぱり三人一緒だと楽しいなあ」とつぶやくと、相方が「そうね、三人だと楽しいわよね、父子三人だと」と冷たい一言が返ってきた・・・)。

翌日、私は海の調査(遊びではありません)。

その間、息子が2時間近く行方不明となり、大騒動となったようだ。
交友関係(?)も広がり、なかなかタイヘンな時期に入ったのは確かなようだ。

あ、そういえば、葛西の水族館ではお土産を購入した。
息子はサメのぬいぐるみ。娘はゴマフアザラシのぬいぐるみ。

ふだん私の財布のヒモは堅いのだが、水族館だとついつい買い与えてしまう。

なぜか?
それは、自分がお土産を買いたくなってしまうのである(断言)。
ちなみに、今回は、夏場に海で帽子の代わりに使用する手拭いを買った。

なぜか?
それは、その手拭いのデザインが蟹だったのだ。しかも、ワタリガニ!
これを買わずして、何を買おうというのか!

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FUNKY FRIDAY「ザ・ラブタイム・ストーリー」

2011年07月01日 12時03分07秒 | ダイエット無関係


漬物にしようかな。

今日は金曜日。
ラヂオで、小林克也の「FUNKY FRIDAY」(NACK5)を流しながら仕事をする。

昼前の「ザ・ラブタイム・ストーリー」は、リスナーの創作ドラマを小林克也さんが語る番組の名物コーナーだ。
愛や恋にからんだ、バカバカしくも可笑しな話が多くて、私も好きなのだが、今日はいつもと様子が異なっていた。

のどかな田舎で育った男の話だった。

大人になって都会で暮らしているが、たまに帰る田舎。
おばあちゃんが出してくれる漬物を肴に飲む酒の旨さ。
かつて自分が遊んだ川で息子を遊ばせたいという思い。

でも、もうそこに行くことはできない。
そこは福島だから。

のんびりとした音楽とともに、物語は終わった。

投稿者はリスナーではなく、よく番組にも登場してくる番組制作者の一人、原田さん。
原田さんは福島出身なのだろうか。

克也さんが声を詰まらせながらこの“物語”を読んでいた。
こんなことも初めてだった。

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