魚まみれの休日 ～対ニューヨーク戦 その１

一家庭で引き受ける量ではありません・・・。

土曜日は朝市で、私は貝類の販売担当（？）。

お世話になっている巻き網漁船の船長さんにもお越しいただいたこともあって、鮮魚パックを購入したら、大量のおまけをしていただく。
みなさん、上の写真の魚介類、計１８００円ですよ。信じられます？
しかも、夜まではすべて泳いでいた鮮度抜群の魚ばかり。

通常ではありえません！

夕方は、Ｋ君にも手伝ってもらって、頼まれていた別の鮮魚パックを知り合いのお母さんたちに配ったり、我が家分のものも近所や知り合いにおすそ分けしたりする。
お洒落なマンションの前で鮮魚を分けるお母さんは、行商のオバチャンと勘違いされたとか。

うん、うん、確かに私にもそう見えた（笑）。

それから延々と魚をさばく私。
魚は、フッコ（スズキ）、カマス、ワカシ（イナダ）、マルアジ、コノシロ（コハダ）、イシモチ。
貝は、アサリ、ホンビノスガイにアカニシのおまけつき。

今日食べるものについては主に刺身とあら汁へ。大量にあったカマスの一部は叩いて団子状にしてフライにした。

さあ、完成！どうだあ～！！



刺身でサイコーであったのは、瞬〆スズキ。
水揚げしたスズキを瞬間的に〆て神経を抜いたものだが、身が引き締まって臭みがぜんぜんなく旨い！

さらに、意外であったのはカマスの刺身の旨さ。こんなに脂がのって旨いとは思わなかった。
まあ、店で買ったカマスを刺身にすることなんてないから、知らなかっただけなのだろう。

カマスのフライや塩焼、イシモチの塩焼もすばらしい。

貝類はアカニシの刺身のみ。アサリとホンビノスガイはとても食いきれない。
アサリは明日だな。ホンビノスガイも一部は明日で、残りは茹でて冷凍へ。茹で汁もとっておいて、シチューにするつもり。

さて、日曜日の午前中は神輿の練習。
しっかし、立派な神輿、うう重い～。



午後、妻はニューヨークへ旅立ち、ひさびさの、ちょっとタイヘンだけどすごくハッピーな父子三人生活が始まった。

息子は「ひとり人生ゲーム」に興じている。



「おい、ひとりでゲームして楽しいか？」

「まあね」

「お前、暗いな」

「へっへっへ」

何が楽しいのか・・・。

３時から三人でハゼ釣りへ。



途中、釣りに夢中になっていた息子はおしっこをしたいのに忘れ、結局、小さな子供たちが近くで遊んでいるというのに、みんなの目の前で竿を放り投げて立しょんをし始め、私から怒られる始末。

二人の竿の様子を見ていたら、私自身はぜんぜん釣りができない。

まあ、でも、気持ちいいなあ。

潮回りが悪い時間帯であるのはわかっていたが、結局４匹しか連れなかった。
夜はイシモチの空揚げと一緒に天ぷらにしよう。

さあ、帰ろうぜ。