ホントに来たかったのかな…?
いま、私は夕暮れどきの琵琶湖の湖畔にひとり。
精神的に疲れるシンドイ仕事を終えて、たぶん7キロ近くをトボトボ歩いてようやくたどり着いた。
そこまでして琵琶湖を、私は、見たかったのだろうか…。
まあ、いいや。
そういえば週末、息子と二人で近所の土手へ。
思えば、琵琶湖の湖畔と似たような景色だったなあ。
なぜ、彼は急に私を誘って土手に行こうと言い出したのだろう。
彼もわからないだろうな、たぶん。
でも、楽しかった。
日曜出勤から帰宅したら、まさかの父の日プレゼント。
私が大好きな街、長野の飯田のベルトだ。
ありがとう。
月曜日。
大学近くの雑木林でホッと一息。
火曜日。
我が家のナス、ピーマン、トマト。
ちょっと育ちが悪いかなあ。
植えるのが遅かったかも。
午前の仕事は新浦安。
そうか、この店もイオンになったんだ。
仕事で裏側を歩いたものだったが。
その後、午後は丸の内へ。
途中、数カ月ぶりに立ち食い蕎麦屋へ。
あー、おいしい〜。
でも、半分残した。
その後、丸の内の巨大ビルの巨大会議室で話をする。
…それにしても、なんて魅力的なひとだったんだろう…。
まあ、いいや。
タクシーで事務所に立ち寄り、事務仕事を終え、再びタクシーで東京駅へ。
滋賀の草津へ旅立つ。
そして翌日、草津での初日の仕事を終えた私は、冒頭の通り琵琶湖の湖畔を歩いたのであった。
天井川の土手から見た草津市街。
ずいぶん高いなあ。
市街地から湖畔へ。
古い集落が続く。
気もちいい。
そして、琵琶湖の湖畔へ。
たっぷり歩いてホテルに帰る。
夕飯は、飲みに行かずに、スーパーで鱧を買ってホテルで食べる。
でも…、やっぱり私は鱧はあまり好きじゃないかな…。
食べ慣れていないしね。
さて、草津2日目。
工場の奥深く進む。
会社は物の塊ではない。
人の塊だ。
いろいろある。
責任者の方は私と同年代。
移動中の車の中で雑談をする。
仕事が忙しいのに、地元の子ども会とか、いろいろやっているようだ。
家族も大切にしているのがよくわかる。
奥様は元同僚。
先日亡くなった元社長が披露宴で泣いてくれたことをとても感慨深く話してくれた。
とてもステキな普通の生活。
こんな生活を、私はとてもうらやましく感じる。
夜、ホテルで仕事をしていると、妻からメールが届く。
妻の誕生日向けの花が届いたようだ。
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