小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

ヤマブドウ採り

2010-10-19 23:53:08 | 白神
10/19(日)快晴
 今年も山葡萄ワインを作る為、原料の山葡萄を探しに行った。鹿内氏が9月に友人達と山に入った折には、山葡萄は余り採れなかったらしい。さらに昨年山葡萄が沢山取れたエリアが営林署の下草刈りがあり、壊滅状態に成ってしまった。新たな場所を見つけなくてはならないが、取り敢えず茶臼林道に行って見た。林道に入ると昨年より道が荒れていた。昨年は下草刈りの為に車が入り易い様に修復されていたようだ。ラフオロードを1時間程いって、昨年壊滅状態になったエリアの様子を見る。ここまで来る途中のブドウの蔓を見ても実が見当たらない。ここでも同じで探し廻ったが僅かな実が採れただけだった。今年は山葡萄は大不作のようだ。全体的に葉が枯れてしまい、蔓だけに成っている物が多い。他の木々も葉が縮れて、紅葉する前に枯葉に成っている。紅葉もようやく稜線部分が色付き始めた。例年だとこの時期稜線部分は既に終わって、中腹から笹内川渓谷が真っ盛りなのだが、そこはまだ緑のまま。しかし地上には枯れ葉が目立つ。昨年の山葡萄採りのエリアから少し先に行った所に、林道の上に崖の上から横に伸びている木が有った。これに葡萄の蔓が絡み、沢山実をつけていた。最後の望みでそこに行って見た。ここには良い実が沢山着いていた。林道の上高さ20m位の高さの枝に着いているので、木に登りこれを採るのに昨年は苦労した。今年は高枝鋏を持って行ったので上手く行った。

     収穫した山ブドウ5Kg
 山葡萄の収穫は到底昨年には及ばなかったので、戻りながら場所を変えて小箱林道に入った。入り口に車が一台停まっていて、程なく女性が3人程林道から戻って来た。その内のおばあさんが「ハアーまずー、鹿内先生ダーネ」と声を掛けて来た。鹿内氏の勝手の教え子の母親だった。小箱林道は廃道になってしまい、すっかり薮に覆われてしまっている。林道を少し入ってキノコを採って来たらしい。私達は更に奥まで入って行った。林道の痕跡はハッキリしているが、根曲がり竹やススキが密生して、掻き分け掻き分けながら進んだ。以前ここで熊に襲われ死人が出たとかで、それ以後来る人も無く成った様で踏み後さえも無い。林道から小箱峰に登り微かなルートを辿って、稜線上を薮を掻き分けて行った。所々にブナ倒木が有り、嬉しい事にナメコが沢山出ていた。或る倒木にはナメコ、サモダシ(ナラタケ)が沢山着いていた。残念ながらサモダシは時期を逸して古く成り採れなかった。

     小箱林道

     ナメコを見つける

      倒木に密生したキノコ       ブナハリタケ
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