風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

冷静に、客観的に考えてみようか

2017-09-16 | 社会・世界・平和
小・中学生の頃
必ず教室の中には徒党を組んだ一大勢力があった。
声も大きく、影響力も大きい。
中にはドラえもんに出てくるジャイアンのように
ちょいと乱暴者だったりするわけだ。
そのジャイアンくん、例えばいつも棍棒を持っていたりする。
振り回しているわけじゃなくても目に入るから
周囲の子たちは多少乱暴でも見て見ぬ振りをするよね。
触らぬ神に祟りなし。逆らわなければ良い話。

ところで、仲間もそんなにいないし
体も小さく力も弱いのに強がってるヤツも中にはいる。
ジャイアンの仲間に僻みを感じつつ
でも自分から近寄っていくには変なプライドが許さない。
だから対抗して、自分も棍棒など持ってみる。
ジャイアングループにしてみれば
「なんだあいつは」ってことで目障りな存在だよね。
そしてその棍棒を威嚇のために振り回し始めると
「てめぇ何様だ。棍棒捨てろよ」と
ジャイアングループはそいつを教室の隅に追い込んでいく。
しまいにゃ「捨てなきゃ給食食わせねーぞ」と。

彼は怯えながらも
「ジャイアンには勝てないけど、
 横にへばりついてるスネ夫なら何とか驚かせるかも」
と、スネ夫に対して棍棒を振り回してみたりする。
追い詰められても、給食取り上げられても
やはり妙なプライドは捨てきれないし
もしここで尻尾振ったらバカにされるだけだと知っているから
腰は引けながら虚勢だけは張り続けている。
といって直接的にジャイアングループに攻撃を仕掛ければ
すぐ逆襲でフルボッコにされることがわかっているから
自分から攻めていくこともできず、棍棒を振り回して見せるだけ。
力関係は明らかなのに、いやそれだからこそ
両者にらみ合いの状況。

どう考えても、そんな風にしか見えない今の状況。
加えて、アメリカも中国もロシアもEUも
もしここで一戦交えたりしたら世界経済がめちゃくちゃになるし
どこも無傷で済むわけがないから(TOPの責任問題になる)
追い詰めてる側からも暴力を仕掛けることはできない。
「北」も、下手すりゃ国そのものが殲滅されるから動けない。
だから支障ないところにミサイル飛ばして見せて
精一杯虚勢を張ることがせいぜい。

もう一度教室の中に例えてみよう。
この状況をどう収めるのが一番良いのか。
第三者が「まぁまぁ2人ともまず座ろうよ」じゃないかな?
その上で「どうしたいの?何が気にくわないの?」と
双方から言い分を聞くこと。
今は棍棒=核兵器が問題になってるわけなので
本当は被爆国である日本あたりが出ていくべきだと思うんだけど
スネ夫としてはジャイアンに睨まれるからそうはいかない。
やはりここはドイツや、仲裁に手を挙げているスイスあたりに
仲介役を頼むのが一番じゃなかろうか。


ところで、ワタシが脅威を感じるのは「北」じゃない。
緊張状態をうまく利用して一儲けしようとしている軍需産業や
ことさらJアラートなどで危険を煽っておいて
なんとか憲法改正して軍備を持とうとしている日本政権。
ヘタしたらこの騒ぎに乗じて
「日本にも核兵器を」なんてことになりかねない。
そっちの方が怖いな。
みんながみんな棍棒持ち合ってる均衡なんてのは
本当の意味の平和じゃない。
マスコミも(政府からどんな要請が来ているか知らないが)騒ぎすぎ。
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