風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

就職活動

2017-02-22 | 社会・世界・平和


新卒学生だったのはかれこれ35年前のこと。
いまは別に後悔してはいないけれど
あの時は(バブル前の不況という時代背景もあるけど)
とにかく受けた会社は全滅に近かった。
でもね、その後長いこと人事の仕事をして
新卒採用などやってきた経験から
確かに当時の自分を採用はしないと思うな(笑)
何もわかっちゃいなかった。

社会を知らないから自信の無さと不安ばかりを抱え、
周りから浮かないように周囲を見渡して合わせ、
長い物には巻かれろとばかり大手にしか目がいかず
それでいてどこか舐めてかかっていたあの頃。
採用する側から見れば、自信ないのは当たり前だし
周りと合わせた姿はその他大勢にしか見えなくて
個性がわからないからみな同じ顔に見える。
どこかから受け売りの言葉を丸暗記してきたのも
その底の浅さが案外すぐ分かるものだよ。

あの頃は体育会系の学生が採用されやすい業界を狙っていて
「どうせ体力があって言うことを聞くやつが欲しいんだろ」と
どこか冷めて斜に構えた考え方をしていたのだが
実際に採用する側になってみれば
なぜ体育会系が好んで採用されたかがわかる。
高校までの部活と違い、大学での体育会経験者は
自分で自分の目標を設定し、
そのためのアプローチの仕方を身を以て体験し知っている。
経験上PDCAを自然に回してきている。
屁理屈ばかりのタラレバ文系学生はかなわないよねぇ。

最近とあるSNSで話題になっていたこと。
「会社説明会出席時『平服』と言われたら何を着ればいいのか」
という誰かの質問にたくさんの意見が寄せられていた。
「スーツじゃなきゃ浮くんじゃないか」
「個性を見たいんだから、スーツだと理解力無いと思われる」
「無難なのはビジネスカジュアル?」
あの頃の自分ならやっぱり戸惑っていた気がするよ(笑)
業界にもよるんだろうけど、はっきり言ってなんでもいい。
ダメージジーンズでもいいし、アクセサリーもOK。
さすがにジャージやハーフパンツやゴスロリは引いちゃうけど(笑)
ファッションでその人間のライフスタイルを垣間見ることが目的だから
清潔感さえあれば、自分の普段着でアピールするのもアリだ。
できればそのファッションやライフスタイルに
1本芯が通ったものが欲しい。
アメカジでも、ロックでも、スポーティでもなんでも。
そんなバリエーション豊かな学生が集まったら
採用担当者は嬉しいと思うなぁ。

でも侃々諤々の彼らには教えてあげない。
イジワルじゃなくて、それを考えるのも教育の一つだから。
そんなことでも、懸命に考えることは必要だと思うんだ。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« スタートの日 | トップ | 冷麺 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む