風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

国際女性デー

2017-03-08 | 社会・世界・平和


お茶の世界が好きだ。
元来武士のものであり、男性のたしなみだったのだが
現在では女性が多い世界だ。
絵本や童話も好きだし、大学時代は買い漁った。
そのころは本好き男性仲間の間では浮いた存在だった。
実は雑貨屋も好きだ。
これまた男性(特に同年代の)はほとんど見かけない。
民芸品などには特にそそられる。
民芸品といえば、織や染などのファブリックも好きだ。
伝統的な上布や草木染めなど、見るだけでも楽しい。
絣や刺子など、伝統的なものは特に。
これまた男性の同好の士はなかなか見当たらない。
最近はとんとご無沙汰だが
実は手芸も好きでかつてはよく作っていた。
ヘンプ編みに陶器や木のビーズを組み合わせると
エスニックで雰囲気の良いものが作れる。
しかし手芸店に男性がいることはまずなかったので
買いに行くたびに恐る恐る入ったものだ。
裁縫が好きで、
パンツの裾上げやボタン付けなどは自分でやる。
アイロンがけも面白い。
自分の分をかけるときは家人の分まで一緒に。

でもね、そんなことはなかなか口に出して言えない。
それは「男らしくない」こととして刷り込まれているから。
事務所を実家にしている関係で
お袋をよく買い物に連れて行っているが
平日の昼間にスーパーに行くことはまだ抵抗がある。
男たるもの、平日昼間は仕事に行っているべきだという目が
なんとなく感じられて気になるからだ。

これらはみな
「男らしさ」として無意識に刷り込まれていることと反していて
周囲の目が気になることばかりだ。
普段はジェンダー論などにとても興味があり、
割に柔軟な考えを持っているつもりの自分ですらそうなる。
女性として生きづらい社会に異を唱えつつ
でも案外男性も生きづらい。
自らを無意識のうちに縛っているからなんだろうな。

そんな縛りをできるだけ意識して緩め、解いていく日。
「国際女性デー」と言いつつ、男性も。
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