風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

祭りの山車

2017-09-14 | 文化


花巻まつりや石鳥谷まつりが終わったと思ったら
今度は今週末の盛岡八幡宮祭礼や土沢まつり。
岩手は(全国的にも?)秋祭りが真っ盛りとなっている。

ところで、旧南部藩(正式には盛岡藩)のエリアは
北は八戸市、南は北上市。
花巻があるところは南部藩でも南端に近い。
詳細に調査したわけではなく、知っている範囲だけど
いわゆる「南部流」の山車は
岩手県北部から花巻北側の石鳥谷や大迫に広く分布、
その範囲は旧南部藩領内を網羅しているように見える。
ところが(この周辺では)同じ花巻市内で隣接する
花巻地域と土沢(東和町)の山車だけは
南部流ではなく、京都の祇園祭の流れを組むといわれる
独自のお囃子を持っている。
これはどうしてなのだろう。

これまた、あくまで個人的な印象で恐縮だが
南部流の山車を見ていると「職人の祭り」というイメージ。
特に盛岡の八幡のお祭りは消防団が中心なので
余計にそういう印象があるのかもしれないが。
一方で花巻や土沢は着飾った女の子たちが中心で
何となく「商家のお嬢様たちの祭り」というイメージがある。
確かに花巻という町は、城下町でもあるが、
実は江戸時代から北上川の輸送力を生かした商人の町だった。
老舗や大店も多く、今も大きな卸業が生きている。
(B to Bなので地味な存在に見えるけど)
そんな商家のお嬢様たちを、祭りのたびに
ワタシも小さい頃は眩しく眺めたものだ。

とはいえ、それはこの地域の山車だけ
特別なお囃子になっている理由にはならない。
花巻市の指定文化財になっている花巻囃子の起源は
今もって定かではないけれど
何らかの理由や生まれた経緯があるはずだ。
それを調べるのって、面白いだろうなぁ・・・。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加