加藤のひとり旅

ひとり旅を続けて 50年 ここは自然と巨大科学を追い求めている一個人のブログです、日本の風情を巡ります。 

阪神大震災で出現した 野島断層

2010年03月08日 | 地殻変動、断層、クレーター

兵庫県淡路島  阪神淡路大震災震源地
場所  兵庫県淡路市 北淡震災記念公園

北淡震災記念公園

兵庫県淡路市 この場所の野島断層が保存されている

Nojima_1            Nojima_2

1995年1月 17日 午前 05時 46分 加藤は夜明け前の真っ暗闇の東名高速道を
名古屋 ICから豊田方面に走っていた。
突然 高速道路の最高速度の標識が 100Kmから 50Kmになった。
この日は星が見え、天候の急変も無いのに何故 徐行になったのか、 
理解できないまま走行していた。
情報を得る為ラジオのスイッチを ONにしてNHKに合わせた、
まだこの時刻では NHKの放送は 大阪より西で地震が発生したとだけ伝えていた。

Nojima_6

運命の時を刻む明石天文台の日本標準時時計塔

1995年 1月 17日 午前   5時 46分 兵庫県南部地震はマグネチュード7.3
最大震度 7 を記録する大地震となった。

日本の標準時 東経 135度で発生した地震は135度線上にある明石天文台の
標準時間を 5時 46分で止めた。

この時のエネルギーは淡路島で  10Kmにおよぶ地震断層を出現させた
建設中の明石海峡大橋の淡路島側の主塔アンカーが750mmも西にずれ
橋桁を支える主ワイヤーのカテナリー曲線を1,340mmも跳ね上げる巨大なものであった。

この地震で出現した淡路島北淡町 (現 : 淡路市 )の野島地震断層が
天然記念物に指定され、後世の防災のためにと保存されている。

Nojima_f Nojima_8

岩屋港から見た明石海峡大橋のアンカー    推定された震源地 E 135.02 N 34.35  
手前の灯台は岩屋港北防波堤東灯台
明石海峡大橋は750mm以上広がって
南西へずれた

Nojima_7 Nojima_9

北淡震災記念館   手前がテーマ館 その奥に野島断層が保存されている
断層断面 断層面の左右の地質が違うのが読み取れる

次の 2枚は大判だが貴重な写真のため縮小しないで掲載

Nojima_4

国道43号線阪神高速倒壊の実物

Nojima_5

高速道ピアの損傷実物

野島地震断層による地殻の変動の様子を保存している貴重な保存館
地表が隆起し、向かって右方向 ( 南西 四国方向へ )動いた様子が保存されている

死者6,433人と甚大な被害を受けた阪神、淡路大震災はこれらの残された教訓から
これからの防災対策のため大切に保管されている。

阪神淡路大震災は「 野島断層 」が動いた事により起こった そして地震後
北淡町には幾筋もの断層が地表に現れた北淡町の北のはずれの丘の上に江埼灯台が
ある 瀬戸内海を航行する船舶の安全を守る大切な施設であるこの江埼灯台へ登る石段を野島断層が横切っている。

Nojima_e Nojima_d

現在の石段を下から見上げた写真       修復後の石段を上段側から見たところ
                           石段の中央の踏み石が 1.3m   横ズレしている


現地の説明看板図

Nojima_c
この写真は現地にある野島断層の説明看板の図である
石段を上空から見た図で 元々この石段は真っ直ぐ造られていた 
断層 ( 赤く塗った部分 )が南西方面へ右ズレを起こし1.3m の食い違いが
今も保存されている。

Nojima_b
現地の説明看板 ( 参考 )

Nojima_a

上記 3枚は現地の説明看板を撮影したものです。       


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