English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

armchair theory

2007年08月26日 | 英語学習

慶応大学教授のCharles De Wolf氏が<A href="http://blog.alc.co.jp/blog/3302827/86243">ASJのSupplement, Life and Learning</A>に寄稿した文の中に "I was then as snobbish an armchair socialist as any,..." という記述がありました。

早速英英辞典でarmchairを引くと、armchair traveler, CRITIC etc.: someone who talks or reads about being a traveler, CRITIC etc., but does not have any real experience of doing itと説明がありました。つまり、実際の経験に基づかない観念的、空論、机上の理論を振り回す人のことですね。では日本語で言う机上理論はarmchair theoryでよさそうだと見当がつきます。 実際にarmchair theoryを使った例文をBBC.co.uk から引用します。

From a scientific standpoint, and excluding the political issues for now as this is where all the armchair theory comes in, there is NO CHOICE but to adopt Nuclear Power if humanity is to survive the next 100 years.

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Foundling Wheel

2007年08月21日 | 英語学習
English Journal 8月号に"Foundling Wheel in Rome"と題したBBC Newsからの記事があり、Foundling Wheelを「赤ちゃんポスト」と意訳したと注がありました。ご存知のように「赤ちゃんポスト」は熊本県が日本で初めて開設し話題となった捨て子の赤ちゃんのための「ポスト」です。数年前に通訳ガイドのテストを受ける時はこのような話題の時事用語を努めて覚えるようにしました。通訳ガイドの試験は日本の地理、歴史、文化と現在の社会に関係する問題が多く、現在の社会に関する話題を英語で対処するためには英字新聞を読むことはほとんど必須の条件でした。横着者の私は英字新聞はほとんど読まず、The Japan Times OnlineとたまにWeeklyを読むことでごまかしましたが、その習慣は今でも続いています。

ところで、日本の英字新聞が熊本の「赤ちゃんポスト」に対してどのような英語を使ったかちょっとだけ調べて見ると:

The Japan Times: "baby hatch" あるいは "baby drop box
The Daily Yomiuri: "baby hatch"
Asahi.com: "baby box"

となっていました。通訳ガイドの試験対策としてはこれらの言葉で良いと思いますが、やはりBBCがイタリア語を英訳したFoundling Wheelの方が趣きがありますね。ついでにfoundlingを使った例文をasahi.comから引用します。

"Misfortune," published in 2005, is about Rose Old Loveall, a foundling boy who is raised as a girl by a wealthy lord mourning a dead sister.
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suppository

2007年08月17日 | 英語学習

雑誌「ひらがなタイムズ」に日本にいる外国人に What things do you like/dislike about Japan? というコラムがあります。 オーストラリアから来ている女性が日本のお医者さんは英語が喋れないので困ったと書いていました。

They didn't have an English speaking doctor. A doctor tried to give me a suppository when I came to the clinic with a sore toe.

私は腎臓に石ができる体質で、石が腎臓にある事自体は余り問題ではないのですが、この石が腎臓から尿路に降りてくると我慢できなくなる位激しい痛みを感じます。これが3~4年の周期でもう何年も繰り返し悩まされています。この痛みを和らげるには通常の鎮痛剤では効かず、"suppository"(座薬)でなんとか痛みを我慢できるようになります。 以前オーストラリア旅行の途中でこの尿路結石の痛みが発生し大変な目に会いました。それ以来海外旅行の際には "suppository" を持参するようにしていますが、尿路結石になるのは3~4年に一度位なので "suppository" を持っていくのは忘れがちです。
腎臓/尿路結石はまさに時限爆弾(time bomb)のような物です。

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"scroll" or "arabesque"

2007年08月14日 | 英語学習
通訳ガイドの資格を目指した頃から博物館とか美術館にも時々行くようになり、中国の古美術の展示会で唐草模様に対応する英語表現を学びました。 例えば「牡丹唐草模様」は "Design of Peony Scroll" とありました。 "scroll" と言うと直ぐ "hanging scroll" 掛け軸とか巻物を思いつくのですが唐草模様にも使えるのですね。

念のために英辞郎で唐草模様を調べると:
arabesque design // rinceau // scroll work // title vignette
と書かれていました。 また "scroll" で引くと、
【名】 巻物、渦巻き形、渦巻模様となっていました。 唐草模様は渦巻模様の一種と言えば言えそうですね。

またLongman 英英辞書で "arabesque" を引いて見ると:
1. a position in BALLET, in which you stand on one foot with the other leg stretched out straight behind you
2. a decorative pattern of flowing lines

とあり、2. が唐草模様・渦巻模様の意味として使わる事が分かりますが、1.のバレーのポーズの一つを示しているのも興味を覚えました。
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fiat money

2007年08月13日 | 英語学習
以前読んだ「アメリカの中学英語教科書で英語を学ぶ」がためになったので、その続編『続「アメリカの中学英語教科書で英語を学ぶ」』も読んでみました。前の本で知らない単語が山ほどあったので今回も覚悟をしていたのですが、不思議な事に知らない単語は余りなく(それでも片手の指の数はあった)、私権剥奪("attainder" 例文: A bill of attainder is a law that convicts a person of a crime without a trial.)などと言う難しい単語などを除いて、覚えておきたいと思った言葉はは "fiat money" です。 "fiat money" に関係する個所の説明文を一部以下に引用します。

United States money today is fiat money. A fiat is an order or government has decreed that it is an acceptable means to pay debts.

The answer is that ther are actually several possible sources of money's value, depending on whether the money is commodity, representative, or fiat money.

fiat money は日本語で言う不兌換紙幣を意味しているので、私権剥奪の "attainder" と同様に普通の日常生活では余り使用する事はないように思えますが、fiat がイタリアの有名な自動車メーカーのFiat と同じ言葉なので興味を覚えた次第です。


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vinyl

2007年08月08日 | 英語学習

日本語ではビニール袋と言うスーパーの買い物袋を英語では plastic と言う事は知っていますが、それでは英語で vinyl と言うと何を示すのかは知りません。 それが分かる記事が「ひらがなタイムズ」にありました。

October is one of many bars that have sprung up in Tokyo which serve as havens for people who want a place to chill out listening to good vinyl,...

そうです、この文の vinyl は懐かしい(つまり若い人は知らないかも)レコードの事です。 英語のネイティブでも若い人はこの vinyl は知らず、クレディットカードなどの plastic や日本語ではペットボトルにあたる plastic bottle しか知らないのでしょうね。

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vegan

2007年08月05日 | 英語学習

「ひらがな」なら読める外国人向けの日英の二ヶ国語で書かれている日本紹介雑誌「ひらがなタイムズ」を最近読むようになりました。(これも江戸川区の図書館から借りられるので) 英語も日本語も非常に容易な文で書かれていますがその雑誌の7月号の記事に見慣れない単語 "vegan" がありました。

The guide book contains information about approximately 50 vegan and vegetarian restaurants, menus, maps and pictures of the restaurant interiors and dishes.

この vegan と言う言葉は私には初めてです。 vegetarian とは別物のようなのですがどんな人の事だろう? そこで辞書を引くと:

vegan: someone who does not eat meat, fish, eggs, cheese, and mild

とありました。 なるほど、菜食主義者でも完全な菜食主義者のようですね。

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"slotting machine" not "slot machine"

2007年08月02日 | 英語学習

インカ・マヤ・アステカ展の特別展チケットで国立科学博物館の常設館も見れるのでついでに寄ってみました。常設の地球館だけでも地下3階から地上3階まであり、そのうえ別棟に日本館もあり、全部を一度に見るには時間もかかるだけではなく足が痛くなり大変なのでほんの一部だけを見てきました。科学技術の展示やら化石・恐竜・動植物等々色々興味のある展示品がありましたが一番印象に残ったものは、1863年に江戸幕府が注文してオランダの会社が製作した大きな工作機械の堅削盤です。堅削盤と言われても余り聞きなれない日本語ですが、英語表記は "slotting machine" となっていました。(念のために言いますがラスベガスにあるような "slot machine" ではありません。)金属に溝穴(slot)を削る機械で、何と1998年まで130年以上も現役で使用されていたとの事です。

国立科学博物館は子供でも楽しめる展示があり夏休みに子供を海や山に連れて行く余裕がない人には絶好の場所でしょう。

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