2007年09月04日
憲法九条やまとの会、平和の願い込めピースウォークを実施
ピース・ウォーキング:憲法九条やまとの会、平和の願い込め /神奈川 「憲法九条やまとの会」(斉藤竜太事務局長)のメンバー約30人が30日、大和市内で平和への願いを込めながら「ピース・ウォーキング」を実施した。
同会は昨年4月、戦争や武力行使を放棄している憲法9条を維持し、改憲を市民の声や行動でやめさせようと発足。
午前10時すぎに小田急江ノ島線南林間駅前を出発したメンバーは約2時間半かけ、ゴールの同線大和駅まで約5キロを歩いた。
途中では、同市上草柳の泉の森・ふれあいの森内にある「台湾亭」にも立ち寄った。台湾亭は第二次大戦中、戦闘機の生産工場「高座海軍工廠(しょう)」(座間市栗原)に動員された台湾少年工約8000人(12~19歳)の寄宿舎が上草柳地区にあったことから、97年10月、元少年工の有志が大和市に寄贈した。同市在住の84歳の男性が戦時中の思い出をメンバーに語っていた。(毎日新聞2007年5月1日付の記事から)