日本マスターズ（６１）

月刊ボディビルディングのバックナンバーの一部を、ちょっとアップにしてみました。
右下の1983年10月号は、展示してあったバックナンバーの中で唯一女子選手が、拍子に使われていたので（爆）、私も手にとって読んでみました。
そうすると、はるか27年前の記憶がよみがえってきたのです。
当時私は18歳で大学の１回生でしたが、ちょうど西脇美智子さんに代表されるボディビルブームの中で、muscle beautyに魅力を感じ始めたのです。
そしてこの年、いくつか実際に大会を見に行きました。
この年の８月には、有楽町の読売ホールで「ミス健康美」を、そしてなぜか宇都宮東武デパートの屋上で「栃木県選手権」を観戦しました（原爆）。
そう、このデパートの屋上で大会だなんて今では考えられないだけに、記憶に鮮明に残っていたのでした。
さらに９月には、東京選手権も観戦しています。
ただ当時は、会場の雰囲気にあまりなじめなかったのか、やがて見に行かなくなって20年ほど経過してしまったのでした（苦笑）。

日本マスターズ（６０）

さて、ロビーにも今回は興味深い展示がありました。
これは、あの「月刊ボディビルディング」のバックナンバーですが、1970年代から1980年代前半くらいまでのものを、このように展示してしかも自由に手にとって読めるようになっていたのです。
初めて見る企画ですが、これはなかなか面白いですね。

日本マスターズ（５９）

そして開会式の後には、審査員及び集計委員の紹介があったわけですが、今大会の集計委員にまたしても、ボディフィットネスの木下美弥子選手が名を連ねていました（爆）。
なんか選手としてより、こういう形で拝見する方が多いような気もするんですけど・・・（笑）
でも、この「集計委員」という仕事は単に審査結果の集計だけではなく、その集計結果に基づいて表彰状の作成を行うという、重要な仕事も担っていたのです。
客席最前列に集計委員の席があるのですが、その隣にプリンターがあってそこで表彰状を、その場ではおそらく氏名だけでしょうが印刷していた模様です。
これがけっこう時間的にはタイトで、大変な仕事だったと思います。
どうもお疲れ様でした＞キノコさん。

日本マスターズ（５８）

そしておなじみの選手宣誓です。

すでにお話ししましたが、今回の選手宣誓は天童曹耀・あゆみ夫妻により行われました。
夫婦でボディビルダーといえば、他にも廣田俊彦・ゆみ夫妻をはじめ何組か知っていますが、このように一緒に選手宣誓を行ったというのは、かなり珍しいのではないでしょうか。

日本マスターズ（５７）

続いては、選手入場のシーンをご覧いただきましょう。
ちょっと暗くて、失礼しております。

日本マスターズでは、毎年開会式で選手が客席を通ってステージに上がるという、独特の選手入場を行っています。
だいたいボディビルの大会では、「選手入場」とは言ってもすでにステージ上に選手はあらかじめ整列していて、幕が上がってお披露目という形をとっていることがほとんどですが、この言葉本来の意味にのっとった選手入場は、見ていても楽しいですね。
しかし大変なのは司会者の白岩さんで、この選手入場の間に出場選手120人ほどの名前を、すべて読み上げなくてはいけなかったのです（爆）。

日本マスターズ（５６）

こんばんは。
お送りしてまいりました日本マスターズのご報告も、大相撲秋場所に１日遅れて（爆）今日が千秋楽となりました。
そこで恒例によりまして、今日はおまけ写真をお届けいたします。

まずは司会者の方からご紹介いたしましょう。
今大会の司会を務められたのは、女名司会の白岩由理香さんです。
かわいい声で、そつなくスムーズに競技を時間通りに進行していましたね。
こちら決勝ではドレスを着ていますが、予選のときにはブレザー姿でした。
小柄でとても細身なのですが、1997年には東京選手権に優勝し日本選手権でも６位に入賞したことのある、名選手でもありました。

日本マスターズ（５５）

40歳以上級優勝の石澤選手の写真をもう１枚、膝立ちのポーズでご覧ください。

石澤選手も日本選手権に参戦するということで、つまり40歳以上級の入賞者全員が、日本選手権で再度激突することになるわけです（爆）。
確かに、女子で40代は「第一線」で戦う世代ではありますが、マスターズでこれだけハイレベルな戦いも、なかなか見れるものではなかったのではないかと思います。
これはますます、１０月３日の日本選手権が楽しみになってまいりました。

というわけで、今日は日本マスターズの40歳以上級の決勝フリーポーズの模様を、お送りいたしました。
明日はいよいよ千秋楽ということで、おまけ写真をお届けいたします。

日本マスターズ（５４）

40歳以上級優勝の石澤選手の２枚目は、例によりまして後姿をお送りします。

今年はジャパンオープンで５位、そして日本クラス別では46kg級２位とこれまた好調で、精鋭ばかり揃った40歳以上級で見事優勝を飾ったものです。

日本マスターズ（５３）

今年の日本マスターズ40歳以上級の優勝は、栃木の石澤静江選手でした。

身長151cmと、今大会出場した女子選手中でも最も小柄な選手ですが、このラットスプレッドは体の小ささを感じさせませんね。
なお、繰り返しになりますが姓は「こくざわ」と読みます。

日本マスターズ（５２）

40歳以上級２位の佐藤選手の写真をもう１枚、こんなムードたっぷりのポーズを選んでみました（笑）。
ちょっと中心からずれていて、失礼しております。

もちろん佐藤選手も日本選手権に参戦するわけですが、今年は入賞はもちろんのこと、上位６人に入る可能性もあるのではないでしょうか。

日本マスターズ（５１）

40歳以上級２位の佐藤選手の２枚目は、後姿でお送りいたします。
なにしろ、佐藤選手から直々に「後姿を多めに取り上げてほしい」と、リクエストをいただいていますからね（爆）。

今年はジャパンオープンで３位、日本クラス別では46kg優勝と好調です。
当時は意外と思われた2007年の東京選手権覇者も、今や押しも押されぬ日本のトップビルダーの１人として、揺るぎない地位を確立していますね。

日本マスターズ（５０）

そして40歳以上級の２位は、東京の佐藤美由紀選手でした。
いきなり上半身アップで失礼しておりますが、なかなか迫力があると思いませんか。
日本マスターズでは、2005年に35歳以上級で優勝したことがあります。

日本マスターズ（４９）

40歳以上級３位の湯澤選手の写真をもう１枚、膝立ちのポーズでご覧いただきましょう。

湯澤選手も日本選手権に出場しますが、今年はそろそろ１２位以内の入賞を狙いたいところですね。

日本マスターズ（４８）

40歳以上級３位の湯澤選手の２枚目は、後姿でお届けいたします。

この絞りに絞った体が、湯澤選手の魅力の大きな要素ではないかと思います。
今年も、ジャパンオープンで自己最高の７位、日本クラス別では49kg級の３位と好調で、この日本マスターズでも「ジャパンオープン並み」のハイレベルな選手の中で３位ですから、これは相当好成績ではないでしょうか。

日本マスターズ（４７）

ここからはベスト３となりますが、まず３位は栃木の湯澤寿枝選手でした。

こちらでもおなじみの選手の１人ですが、マスターズに出る年齢とはなかなか思えないほど、キュートな選手です（笑）。
こちらは、オープニングのポーズです。