花ごよみ

映画、本、写真など・

ぼくたちの家族

2014-06-02 | 映画
 

監督は「舟を編む」の石井裕也。

早見和真の小説を映画化。
は読んでいます。
原作に沿ったストーリーになっていました。

妻夫木聡、原田美枝子、池松壮亮、
長塚京三、黒川芽以等が出演

母親は原田美枝子。
父親は長塚京三。
ひきこもりの過去がある長男には妻夫木聡、
その弟を池松壮亮が演じます。



母親の病気が分かり家族は動揺。
徐々に浮き上がってくる家庭の軋みや綻び。
お金に関しての不安。
息子たちの抱える悩みなどが表面化。



母親の奇跡を願う心が、
分離していた家族を団結、
未来を信じ尽力する姿が、
すがすがしく見えました。

息子たちが苦悩を抱えながらも
目的に向かい協力していく。
将来はどうなるか分からなくても
病気をきっかけに家族は成長じ
絆は取り戻せた感じ。

現実的にはこんなにも、
うまくいかないかも知れないですが、
俳優たちの自然な演技が
リアルさを感じさせてくれます。

原田美枝子の表情の柔らかさがいいです。
頼りにならないダメ親父を演じた長塚京三。
真面目な兄とテキトーな弟を演じた
妻夫木聡と池松壮亮。
家族それぞれが
最適なキャスティングでした。





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4 コメント

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Unknown (cyaz)
2014-06-03 08:50:18
kazuさん、おはようございます^^

珍しく原作が先で観ましたが、
僕的には原作の方が良かったと思いました。
テーマがテーマだけに多少のダークさと重さは
仕方がないところだとして、
家族再生の原作にある終盤の絆再生という意味では、
多少前半に時間を割きすぎな気もしました。
仰るように原田美枝子さんのナチュラルな
演技は印象に残りました。
逆に父親役の長塚京三は今までの
いいイメージがあり過ぎてアンマッチでした。
cyazさんへ (kazu)
2014-06-03 12:19:53
こんにちは

時間の制限があるので
映画になったときの時間の配分は
むずかしいところなんでしょうね。

cyazさんにとっては
長塚京三、
結構イメージが固定して
しまっているんですね(笑)
Unknown (しんちゃん)
2015-05-23 19:10:41
 嫁役の子が損な役回りだったなぁ・・・
それもこれもブッキーがはっきりしない性格だからなんだけど(笑)
 やっぱ嫁は他人かな?なんて思いながらも、これから子どもを産んでだんだん家族になっていくんだろうなぁって気もするし。
しんちゃんへ (kazu)
2015-05-23 21:54:45
こんばんは

家族に強い結びつきを描く中で
やっぱり一人だけ血縁関係のない嫁は
ちょっと損な感じでしたね。
ブッキーのせいでもありますけどね。

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