花ごよみ

映画、本、写真など・

ルノワール‥伝統と革新

2010-05-27 | 美術

中之島の国立国際美術館で、
ルノワール展が6月27日までの期間、
開催されています。

こちらの美術館、
並ぶこともなく、ゆっくり
観ることができました。
美術館はやっぱりこうでなくては…

印象派の後、
古典的な伝統芸術の影響を受け
終生、変革を続けながら
独自の作風を成し遂げたルノワール。

ルノワールの特徴的な明るい色彩、
幸福感、温かさを感じる作品が、
展示されています。

また、作品を光学調査し、
科学的に解析した結果も展示され、
ルノワールの絵画技法の推移などを
紹介していました。

【アンリオ夫人】

背景の色彩に
人物が融和、
腕の輪郭がソフト
ふくよかさを感じます。

【レースの帽子の少女】

柔らかな衣装の質感
バックの水色がとてもきれい
華やかで温かい絵です。

【ブージヴァルのダンス】

動きを感じる絵、
白いドレスの女性はユトリロの母。

美しい色調の風景画もありました。

柔らかな光、豊かな生命力
絵画は壁を飾るために描かれるものという
彼の心情が感じられて
心までほんわか気分になれそう。


【可愛いイレーヌ】がこんな所にも。
清楚な雰囲気、
表情が可愛いです。

 
斬新なデザインの国立国際美術館、
美術館部分は全て地下にあります。


左は国立国際美術館、
右は大阪市立科学館。

中之島バラ園はルノワールを観た後、
渡辺橋から京阪電車で2駅目、
なにわ橋で降りて
行ってきました。

国立国際美術館に行くには
JR東西線新福島や
地下鉄肥後橋で降りていたのが
京阪中之島線ができて
とても便利になりました。
渡辺橋からはすぐ近くにあります。





コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中之島公園のバラ園 | トップ | 中之島周辺 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よりりん)
2010-05-28 01:43:40
あ、やっぱり行かれたんですね。
私も、来月行く予定にしています。
ルノワールの絵は、やさしい色使いで、誰が見ても美しいと思える感じですね。
美術館もそんなに混雑していないようで、嬉しいですw
Unknown (コスモス)
2010-05-28 07:10:18
 おはようございます~♪
kazuさんが行かれたのは当然ですね。
変なコメントですね
 優しい色使いのルノワールの絵は
私にも理解できて、大好きです。
見ていると心が暖かくなる気がしますね
多くの方に愛されているのが当然と思います。
 国立国際美術館は本当に斬新なデザインですが、
大阪の街には似あっているのですね
よりりんさんへ☆ (kazu)
2010-05-28 07:12:14
こんにちは~。
やっぱり行ってきました。

ゆっくり見ることができました。
もう混雑はいやです。
ルノワールの絵はあたたかでいいですね。
バラ園TBありがとうございました。
コスモスさんへ☆ (kazu)
2010-05-28 07:37:42
こんにちは~。

ルノワールの絵は
やわらかく温かみがあって
いいですね。
光のとらえ方、色遣い
やさしさを感じます。

国立国際美術館の独特なデザイン、
この場所にはあっている感じです。
はじめまして(^^)。 (みぃみ)
2010-07-06 13:16:09
こんにちは。
突然のトラックバックに応えてくださり、大好きなルノワールの記事へのトラックバックもありがとうございました<(_ _)>。

ルノワールの絵は、明るくて暖かくて華やぎもあって、眺めていると幸せな気持ちになります。

若かりし頃は、様々な小物達も製作なさったようで、いつか目にする事ができたらいいなぁ☆と思っています。

初めて、こちらの美術館を訪れた際、科学館だと思ってあらぬ方向へ歩きはじめた私です(汗)。

バラ園には訪れる時間が無かったので、お写真等拝見させていただきました。とっても綺麗です。

ルノワールでうっとり、バラ達でうっとり、うっとりでいっぱいな私。

午後からの仕事も頑張れそうです。

ありがとうございましたm(_ _)m。
みぃみさんへ (kazu)
2010-07-06 20:59:20
こんばんは~!

こちらこそTBとコメント頂き
ありがとうございました。

ルノワールの絵はあたたかみを
感じることができるので好きです。

そいいえばこちらの
建物なんとなく科学館の雰囲気が
ありますね。
バラ園の写真も
見てくださって感謝です。
こちらこそありがとうございました。


Unknown (さくら)
2016-05-15 02:35:45
ルノワールの絵画は時々展覧会がありますよね。
2016年は京都や東京でも~。東京で現在、国立新美術館にて開催中ですね。オルセー美術館、オランジェリー美術館所蔵の100点を越える沢山の作品を鑑賞出来る貴重な機会かも。彫刻も手掛けた時期があり、その作品も一部展示。
ルノワールは、絵は見ていて楽しく幸せな気持ちになるものを描くというような考え方だったようですね。だからか色彩、光の取り入れ方、描き方などに優しさや温かみを感じます。
ルノワール夫人をモデルに描いた作品に、温かな愛情が込められていると感じます。
「母性あるいは乳飲み子(ルノワール夫人と息子ピエール)」の作品からは、題名どおり、授乳する姿には母なるものの慈しみ深い豊かな母性が感じられます。普段着姿で授乳する母、夫人の幸せな気持ちが伝わってくるようです。
晩年のルノワールが関節リュウマチになり、描く作業もいろいろ大変だったと想像します。いろんな絵画作品からは、そんな印象を少しも感じさせられないので、すごいなと思います。
「ピアノを弾く少女たち」「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏会」などは有名ですが、その絵画展示前には、沢山の人垣が~。ピアノを…の作品、素敵です。
「猫を抱く子ども」の猫ちゃんの表情が可愛いです。猫も安心感たっぷりな幸せ感じているように思いました。
Kazuさんの美術鑑賞記事、またいつか投稿あればと、楽しみにしています。
長文失礼しました。
お花の写真も楽しみです。ありがとうございます。
さくらさんへ (kazu)
2016-05-15 22:25:06
ルノワール展は度々
開催されていますね。
東京では今開催されているんですね。
ルノワールの絵は見ていて心が温かく
ほっとした感じにさせてくれますね。
素敵な解説、ありがとうございます。

最近は美術鑑賞から遠ざかっていたので
また行きたくなりました。
お花の写真も楽しみにして下さって
こちらこそお礼を申し上げたいです。
ありがとうございます。

コメントを投稿

美術」カテゴリの最新記事