カープな毎日

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またリリーフ崩れ4連敗で日本一逃す

2016年10月29日 23時26分12秒 | 試合結果
日本ハム 100 300 060 10
広島 020 011 000 4
勝利投手:バース3勝
敗戦投手:ジャクソン2敗
本塁打:[日本ハム]レアード3号
    [広島]丸1号

 野村は、初回に西川に3塁打を打たれると、中島に四球を与えて1,3塁として、岡に適時内野安打を浴びて先制点を奪われましたが、続く中田を併殺に打ち取るなど最少失点で切り抜けました。2回にも1死から田中賢に2塁打を打たれましたが、後続を断って無失点で凌ぎました。
 
 2回に松山と鈴木の連続短長打で無死2,3塁とすると、1死後に増井の暴投で同点に追いつくと、更に石原の三ゴロが敵失となって1点を勝ち越しました。更に犠打で2死2塁としましたが、田中が左飛に倒れて2点止まりでした。

 野村は、4回も走者を出しながらも無失点に抑えましたが、5回に安打と中田の失策で無死1,2塁となり、田中賢の適時打で同点に追いつかれ、なおも無死2,3塁のピンチで大野と代打矢野を抑えて2死までこぎつけながら、西川に適時3塁打を浴びて2点を失い、2点のリードを許してしまいました。

 4回に2番手鍵谷から2四球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、石原に代打安部を送り2死2,3塁となったところで代打新井を起用しましたが、三振に倒れて得点を奪えませんでした。
 しかし、5回に丸が本塁打を放って1点差に追い上げると、5回から登板したヘーゲンズが、6回に3四球で2死満塁のピンチを招きながらも、岡を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 6回裏に、松山の安打と鈴木の四球に犠打で1死2,3塁として、會澤は三振に倒れるも、代打下水流が適時内野安打を放って、同点に追いつきました。

 7回は今村がマウンドに上がり、無安打1四球無失点に抑えましたが、7回裏に1死1塁からエルドレッドが併殺に倒れてしまいました。
 8回から登板したジャクソンが2死から西川、中島、岡に3連打を浴びて満塁のピンチを招くと、中田に押し出し四球を与えて勝ち越しを許すと、続く投手のバースにも適時打を浴びてしまい、更にレアードには満塁本塁打を浴びて、2死から6点を失って試合が決してしまいました。

 8回はバースに赤松、鈴木、小窪が三連続三振に抑えらえると、9回は谷元に対して1死から代打西川が安打を放つも、田中と菊池が凡退して日本ハムに完敗して、4連敗となり2勝4敗で日本一を逃しました。

 
 場所がマツダスタジアムに変わっても、日本ハムの流れは変わりませんでした。日本ハムは1番西川が5打数3安打1四球、2番中島が2打数2安打3四球でチャンスメイクして打線を牽引したのに対して、カープは田中が5打数無安打、菊池が5打数無安打とチャンスメイクできませんでした。
 そして、勝負を分けた投手起用についても日本ハムは、5回に先発増井に代打を送って勝負に出て、その後も細かな継投によりカープの反撃を2点に抑えて、勝ち越しを許しませんでした。
 一方のカープは、8回にジャクソンが2死満塁で中田を迎えたところでも、そのまま続投させて押し出し四球を与えると、続くバースにも適時打を浴びて、最後はレアードに満塁本塁打を浴びてしまいました。
 カープは後が無く、勝利が絶対条件であり1点も与えられない状況だったことを考えると、中田を迎えたところで投手交代という策があったと思います。そしてレアードを迎えた場面では、間違いなく交代するべきでした。まだ2点なら追いつくことも可能なので、この場面は代えてほしかったですね。
 緒方監督は、短期決戦の戦い方ができなかったということでしょう。形に拘らず、どんどん良い選手をつぎ込まないといけないと思いますが、変なところで形に拘ってしまったと思います。

 日本一を逃して、黒田の花道を飾れなかったことは残念ですが、この悔しさを来季の成長に繋げる糧にして、来年こそは日本一を目指してほしいですね。 
 


 

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