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前田健まさかの8失点KO

2010年07月30日 23時45分19秒 | 試合結果
巨人 010 007 000 8
広島 101 030 000 5
勝:ロメロ1勝
セ:山口5勝2敗3S
敗:前田健11勝5敗
本:[巨人]エドガー7号、坂本19号
  [広島]赤松4号、岩本6号

 沈滞ムードを払しょくするべく、東出と梵の打順を入れ替えてた打線は、初回に赤松がソロ本塁打を放って先制すると、追いつかれた後の3回には1死3塁から梵が適時打を放って勝ち越しに成功して、狙いが的中しました。更に5回は岩本のソロ本塁打と、東出の2点適時打で3点を加えて巨人を突き放しました。

 先発の前田健は、2回に亀井と阿部に連続2塁打を打たれて1点を失ったものの、5回まで3案あ1失点の好投でした。しかし、6回に1死から小笠原とラミレスに連打を浴びて、亀井に四球を与えて満塁とすると、阿部に押し出し四球を与えて1点を失ってしまいました。代打高橋由は三振に抑えて2死とするも、脇谷に適時打を打たれ、代打エドガーにはまさかの逆転満塁本塁打を浴びてしまいました。気落ちした前田健は続く坂本にも本塁打を打たれて、この回だけで7点を失ってマウンドを降りました。
 その後は大島、中田、上野と無失点で繋ぎましたが、打線が巨人リリーフ陣の前に2安打無得点に抑えられてしまい、まさかの逆転負けを喫して4連敗で借金はついに20にまで膨れ上がってしまいました。

 前田健は5回まではいつも通りの投球で巨人打線を抑えていました。5回を終わって4点リードで前田健となれば、勝ちを確信していたのですが、その直後に悲劇が待っていました。
 5回までの球数は60球でしたから、疲れが出て球威が無くて打たれたとは思えません。
 6回は小笠原とラミレスに対して急に球が高めに浮いて甘く入ったところを痛打されていました。その後は低めにも行くようになりましたが、この連打でマエケンに何か変化があったとのではないでしょうか。チームが連敗しており負けられない状況から、絶対に抑えようとして力んでしまって自分の投球ができなかったのかもしれませんね。

 頼みのマエケンがこんな形で崩れてしまうとは思ってもいませんでした。これで後半戦4試合が全て投壊により負けてしまいました。前田健が止めてくれれば、流れも変わるかと思っていましたが、逆に打たれてただの1敗以上の重い敗戦となってしまいました。この1敗はチームへ与える衝撃がとてつもなく大きく、明日からの戦いにも影響が出るのは必至です。このままチームが奈落の底に落ちてしまうのではないかと心配になりますね。
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