カープな毎日

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逃げ切り失敗6連敗

2010年04月03日 23時43分58秒 | 試合結果
巨人 210 000 102 6
広島 100 300 001 5
勝:金刃1勝
敗:シュルツ1敗
セ:小林1S
本:[巨人]坂本3号
  [広島]石原1号

 先発ジオが、試合開始早々に無死満塁から適時打と押し出し四球で2点を失う最悪の立ちあがりでしたが、後続を抑えて望みをつなぐと、その裏に栗原の適時打で1点を返して暗い雰囲気を吹き飛ばしました。4回には暴投など巨人のミスから同点に追いつき、石原の本塁打で勝ち越しに成功。
 ジオは3回以降立ち直り、球数が90となった5回で降板したものの、先発が試合を壊さず、自慢の中継ぎ陣で逃げ切る勝ちパターンに持ち込み、連敗脱出を期待したのですが、7回に3番手横山が小笠原に同点打を浴びると、9回には5番手シュルツが失策などで無死1,3塁とされ、暴投などで痛い2点を失ってしまいました。
 9回裏に1死2,3塁の同点機を作るも、栗原の三ゴロの間に1点を返しただけで、追いつくことができず、ついに連敗は6にまで伸びてしまいました。

 投手陣の不安が先発だけでなく、中継ぎ陣にも広がっています。今までは先発が序盤で大量失点しても、中継ぎ陣は好投していたので、先発が試合を作れば、逃げ切りができると思っていましたが、今日は頼みの横山とシュルツが打たれてしまいました。
 2人ともキャンプでの調整が遅れ、万全の状態ではないままにシーズンインしたことが影響していると思われます。特に横山は登板した3試合全てで失点しており、調整不足が明らかな状態です。
 先発陣も安定感を欠き、中継ぎ投手にも不安要素を抱えては、野村監督の守る野球を実践するのは苦しいですね。かと言って、打ち勝つ野球をすることもできません。
 今は我慢の時と考えて耐えるしかないでしょうね。この苦しい状況を脱するためには、若手が並ぶ先発陣が自信を持って本来の投球をして少しでも長い回を投げてもらうことでしょう。その間に横山やシュルツには状態を上げてもらい、盤石な中継ぎ陣を取り戻すしかありません。

 打線も今ひとつ波に乗り切れません。今日も巨人先発の山口の調子が悪く、チャンスがあったのですが、一気に攻勢をかけてKOすることができませんでした。中盤以降も勝ち越し機はあったのですが、適時打がでません。
 機動力やバントなど良い形が得点圏に走者を進めても、最後の一本がなかなか出ませんね。何かのきっかけをつかめば、上手く打線がつながるように思うのですが、そのきっかけが掴めません。連敗中の重圧などがあるのでしょうか。やはり突破口は白星なのかもしれませんね。
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