ヒスバナアラカルト

香西善行の雑記ドコロ
諸々の感想には具体的内容も含んでいますので、お気をつけくださいね。

「モップガール」第二話を見終わっての感想

2007-10-20 03:24:23 | TV関連
興味あったんだけど初回を見逃して、もう見なくてもいいかな~と忘れかけていた頃、面白いよみたいな話を聞いたので見てみた。前回のはパソコンで。
ストーリーの目新しさはないもののキャラクターの妙で楽しめる。天然キャラの主人公を演ずるは北川景子氏。葬儀屋に勤め、死体の身近なものに触れると過去に戻り最悪の結果を回避しようと奔走するというのが主な流れ。過去に戻った時発する一言、「もげっ」にピンポイントハマる。
原作は加藤実秋氏の同名小説、脚本はキャラメルボックスの真柴あずき氏も担当している。
公式ホームページには、起きてしまった事件とソレを防いだ2パターンの週刊誌風の記事も載っていて、読み比べながら人生の面白さを思ったりして。
1日過去に戻れたら何するかなとふと思ったが、同じ行動しかしなさそう。あは。ちゃんと生きてんのかね。


働きマン第二話を見終わっての感想

2007-10-17 23:58:40 | TV関連
先週から始まった「働きマン」。原作は安野モヨコ氏の描く同名マンガ。好きなマンガということもあり、久しぶりにリアルタイムで見るドラマ。

先週の第一話はどうしても原作のイメージから抜け出せないまま見続けて、違和感を抱えたまま終了したのだけど、それでも期待できそうな感じは確かにあった。設定は若干変わっているが、なるべく原作に近い表現を出そうとしているのはよくわかるし。特に主演の菅野さんの仕草は原作と多々リンクする。
そして第二話、やっとドラマとして見れてきた。役者陣の個性はこれからもっと発揮されるだろうし、そうなれば原作とはまた違う面白味と人間味が出てくるに違いない。原作にはポイント、ポイントで響く箇所があるが、ドラマは一話通して響けばアリじゃなかろうか。

あ、「梶さん」。原作もドラマもファンです。

LOST

2007-06-27 23:55:57 | TV関連
はてさて、ハマらないだろうと思っていた海外ドラマに夢中だ。
今、続けて見ているのは「LOST」。レンタル店にシーズン2まで置いている。が、完結はまだまだ先の模様。シーズン6まで?長ぇ…。

シドニーから発ったL.A.行きの旅客機が墜落。40数人の生存者が無人島で生活を始めるが、正体不明の恐怖に襲われる。不安を抱えながら救助を待つが、いつまで経っても助けは来ない。島で起こる幾重の怪現象に翻弄されながら人々は“生きる”。
んな感じで始まっていくわけだが、島生活と平行して個人の過去も明かされていき、偶然乗り合わせた他人同士がどこかで繋がっていたり、行動の原因が納得できたりと小出しのじれったさにまんまとやられてしまう。唯の島じゃないことも徐々に…。
人間ドラマとSF要素がいいバランスで折り重なっていて面白い。シーズン2を今見ているが新たな展開が生まれて、ああ、こりゃ気になって途中でやめられないわと製作者の思惑に落ちています。
それにしても連続ドラマ作る人ってすごいな。CM前や巻末に絶対盛り上げなきゃいけないもんね。そこが続けてみてもらえるかの分かれ目なんだろうけど。勉強になります。

「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」を観ての感想

2006-11-19 23:44:52 | TV関連
昨日は稽古だったので録画して、たった今観終わったとこ。
ちなみに原作は未読…。ずっと興味はあったのだけど、やはり大ヒットした作品に対してはなかなか手が伸びないというか、世間からの情報で味わった気になっちゃうんだよね。いかんとも。
その世間の情報で必ず入っていた「泣ける」という言葉。個人的にはわりと敬遠しがちなこの言葉を含む作品を、滅多にしない録画までしてなぜ観る気になったのかというと、脚本が土田英生氏だから。ほぼこの一点のみ。


笑顔で涙を流してしまう。
オカンと同居を始める辺りからもう泣きっぱなしだった。当然、自分の母親の姿を重ねてしまったのもあるだろう。息子への愛情と老いて行く姿がイヤミなく暖かく描かれていた。出会いと別れが生命と直結している親子の愛情というのはこの世で一番深いものなんじゃなかろうか。田中裕子さん(オカン)の物語を包み込む存在感には感服してしまうし、大泉洋さん(ボク)のシリアスになり過ぎない身近な感じがとても合っていた。

実家の両親を想う。もういい歳だ。不意に病院にお世話にもなってしまってるらしい。(いつも事後報告…)あまり心配かけるわけにはいかない。ここ2週間ほど上の空になっていたので、やるべき事やらなきゃ、と尻を叩かれた気分になった。

「のだめカンタービレ」第三回放送終わっての感想

2006-11-01 04:09:13 | TV関連
大人気コミックのドラマ化とあって、お決まりの、キャスティングによる賛否両論はあれど、これは成功の部類に入るんではなかろうか。ドイツ人指揮者“ミルヒー”が竹中直人氏と知った時は少なからず不安に駆られたが、今回の放送を観て、この人以外ありえねぇかも…と思った。そう、このドラマを面白いと感じるのはちゃんとコミカルであるからだ。“千秋”が“のだめ”をぶっ飛ばすシーンの映像も、いかにもアニメ的でうまく成立している。それでいて『ぎゃぼー』を多用していないのもいいね。
いい具合にコミックのテイストを演出しているからドラマ単体でも面白いし、原作の同じ場面のコマを思い出しながら楽しめたりもする。“千秋”が玄関のドアを開けると“さくら”が茶碗を持って佇んでいるところとか大笑いした。
原作大好きだったから、期待と不安が半々ぐらいで観始めたがこの先も楽しんで観続けられそう。

下北サンデーズの感想

2006-09-07 23:43:11 | TV関連
予定より一話短い、全九話で千秋楽。
珍しく期待していたドラマだったんだけどな~…。
期待していた面白さはそこにはなかった。これ正直なところ。

演劇やっている身だし、下北だってフラフラしているわけだし、そういった意味で小ネタは楽しめた。肝心の物語は…今夜の最終回のノリが一番好きだったかな。フジテレビの麓でロケしたり、ドラマ撮影を茶化したり。
もしかして深夜枠だったらもっと好き放題やっていた?

演劇の実情とかリアル感を著して欲しいとは全然思わないが、演劇を題材にしたテレビドラマとして傑作が見たかった。

『下北サンデーズ』 テレビ朝日系ドラマ

2006-06-24 22:40:04 | TV関連
来月から放送開始の「下北サンデーズ」が何気に楽しみである。
下北沢を舞台に若者の劇団生活を鮮やかに描く、らしい。演劇に触れたこともない人でも演劇に夢見れるような内容なのだろう。現実はさておきね。
ただ、まぁ、「演劇」が市民権を得たようでちょっとうれしくもある。

テレ朝の公式ページを見ると……
原作 石田衣良
演出 堤幸彦
脚本 河原雅彦ほか

この御三方の名前だけ見てもハズレるわけはないでしょう。ポップかつディープなモノに仕上がるのは間違いない。
あと、脚本の項目の“ほか”が気になるね。やはり小劇場出身の作家が持回りで書いていくのかと期待してしまう。

あぁ、下北に行きたくなるね、こりゃ。

『ちびまる子ちゃん』 ドラマ

2006-04-18 22:13:24 | TV関連
最近、テレビドラマにめっきり興味がなくなっている中、唯一心待ちにしていたドラマがこの「ちびまる子ちゃん実写版」。
感想はというと…

拍手喝采!!

想像以上に面白かった。
キャスティングに拍手!原作キャラ似の演技に拍手!!ハナワ君の決して崩れない髪型とノグチさんの笑い方に拍手!!!
漫画からの実写化が増えている今、期待を裏切られることの方が多いですけど「ちびまる子ちゃん」は大成功じゃないでしょうか。
作り手の愛を感じます。拍手。

まるちゃんとたまちゃんが二十年後のお互いに向けて手紙を書き、タイムカプセルに入れて埋めるエピソードを見ているとき、自分の二十年前を思い出しました。まるちゃんたちと同じく小学三年生…。将来自分が芝居をやるなんて、その時は夢にも思っていませんでした。今の状況、昔の自分に対して恥ずかしくなりますね。ハンパという意味で。

そういえば小学生の同級生で竹下君って友達がいて、まるちゃんの似顔絵をよく書いてた。初めて「ちびまる子ちゃん」を見たのはその似顔絵だと思う。