読んだ文庫をつらつらと…

備忘録として、6(5+1)段階評価で

幸せの条件

2015年12月30日 | ★★★☆☆☆(満足)
誉田哲也(中公文庫)

恋も仕事も中途半端、片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、ある日まさかの社命が下される──単身長野に赴き、新燃料・バイオエタノール用のコメを作れる農家を探してこい。行く先々で断られ、なりゆきで自ら農業見習いを始めた24歳に、勝算はあるか!? 働くこと、生きることの意味を問う、『ジウ』シリーズ著者による新境地。 〈解説〉瀧井朝世