今日はお茶のお稽古初めでした。
震災後、「初釜」ではなく「お稽古初め」になり、
初釜ほど華やかにはしなくなりましたが、
やはり年の初めのお稽古初めということで
みんなお着物でちょっと華やかなお稽古になりました。
まずは迎い付けのお飾り
こういうところにも先生のお心遣いが溢れていて
感動してしまうんですよね
そして床の間。
ここが一番のご馳走なのです
お軸
「鶴舞九天龍翔四海」
世界平和を願ったお軸です。
お花
急いで撮ったので、イマイチよく写ってませんでしたが
太神楽椿と蝋梅の芽出しです。
ちなみに太神楽椿は唯一ついた一輪だったそうです
貴重です
棚は
真台子に唐金の皆具
初釜の時は竹台子にお飾りをしてましたが
この設えもとても落ち着いた重厚感があって好きです。
お棗と茶杓
棗:遠山 輪島塗 一兆作
茶杓:初笑い 福本積應作
お棗は、螺鈿に梨地と豪華なもので、しかも一兆さんのお作・・・
とても素晴らしいお棗に、ちょっと緊張しました
お茶杓は、初めて使わせて頂いたのですが
「初笑い」という御銘にぴったりのとても楽しいお稽古初めになったので
さすが、先生
と改めて思いました。
干菓子
松の和三盆と南天のおせんべい
どちらも縁起物ですね
お稽古初めは
まず、K博先生のお炭点前から始りました。
・・・写真を撮るのは忘れました。
というか、拝見に夢中でした
だって難しいんだもん
そして、次は濃茶点前。
ジャンケンで勝った今年のラッキーガール、アイルケちゃんがお点前でした。
例年、年男か年女がお点前なんですが
午年はいなかったので、今年はじゃんけんでした
・・・来年は私がお点前かお炭点前になるんですけどね・・・24歳だから
これがまた全員分だったので、普段は点てたことのない量のお濃茶で
アイルケちゃんは大苦戦。
でも、このお濃茶をいただいたから、今年もきっといい年になります
大福茶ともいいますからね
お濃茶の後はみんなで昼食でした
が
こちらも食べることに夢中で、写真を撮り忘れました
美味しいちらし寿司と、先生お手製の特大海老しんじょのお吸い物
先生の海老しんじょは、どんな高級料亭のものより美味しいんです
しかも、あんな大きな海老しんじょは、どこの料亭でもいただけませんから
・・・写真撮っておけばよかった
お腹一杯になった後は
みんなで交代でお点前しながら薄茶点前をして
全員がお薄を頂きました。
まさに「初笑い」な本当に楽しいお点前でした
何より、春日局のお点前シフトがテキパキで超おもしろかったです
ね~春日さま
そんな訳で、今年のお稽古初めは
笑いに包まれた楽しいものになりました
今年一年、社中の皆さんにとって笑いの絶えない
いい一年になりますように
「季節の行事を毎年滞りなく行う」って
自分ではなかなかできないから、
こういう行事に参加して学ぶことって多いよね♪
祐太ママさんの解説を読んで、
無知なわたしもお勉強になりました。
祐太ママさんのお茶ネタ、大好きですよ。
そうだよね。
私もお茶のお稽古をしてなかったら、季節のことも何も感じないで過ごしていたかも・・・
「この季節にこの花が咲くんだ」とか、お茶のお陰でだいぶ覚えました。
お茶って、お点前よりも、お床の設えが重要で、それについては覚えることがいっぱいなの
古典や歴史や焼き物、塗り物、さまざまな事を覚えないといけなくて、とにかく気が抜けません
でも、それがすべて頭の中にインプットされてる先生って本当にスゴイって改めて尊敬します
たいした解説なんてしてませんが、みい母さん。がそう言ってくれると嬉しいです
またお茶ネタもUPしますね。