S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

宇都宮食べ歩き「福建正」

2011年07月16日 | 周遊紀行 / 宇都宮
2011年 7月16日(土)
たまたまインターネットで下記の記事を発見
住所を見たら近所!でも思い当たらない
食べ物のランキングサイトを見ても見当たらない。
「福建正」?聞いた事が無い
「ラーメンデータベース」を見てみたら、90点の評価が付いているお店だった
店舗や店内の写真を見ると「昭和」の香りが漂う。
これは「男の店」だなと思い、友人を 道連れにして 誘って(笑)、モノは試しに行ってみました
気分は「探検隊」(笑)。

実際に店の目の前に立つとチョット躊躇してしまったが、何も言わず同行してくれた友人には感謝です


店内に入ると三つのテーブルの内、二つが満席
思ったよりお客さんの人数が居て驚いた。
店内は写真で見たとおり「ザ・昭和」。
タイムスリップした様な、懐かしい雰囲気が流れてくる。
 
 
 
注文したのは、友人がラーメンと炒飯。
ボクは五目ワンタン麺。

手作りワンタンが丼の底に待ち構えていて、麺の上には沢山の野菜と、何故か伊達巻きが鎮座
麺は太麺の縮れ麺。エアコンの効きが弱い店内で、熱い五目ワンタン麺を汗を拭きながら頬張る
塩味の半透明なスープが麺や野菜、ワンタンに絡んで美味しかった

食べていると出前の注文が入ったり、お客さんが来たり(入れずに帰ったが)、意外と 根強い人気のあるお店の様子。ファンは多いらしい。
中華料理店というは中華飯店、中華定食屋さんな感じのお店。手頃な料金のメニューが豊富。
40年以上もこの場所で、この町の胃袋を支えて来た庶民のお店が無くなってしまうのは残念な事。
何処となく懐かしい五目ワンタン麺の味は、今年上半期で食べたラーメンの中で一番美味しかったです
ごちそうさまでした。
お疲れ様でした。


毎日新聞 7月13日(水)10時55分配信
「中華料理店:手作りこだわり半世紀 宇都宮の「福建正」9月末に閉店 /栃木」
(道路拡張も移転考えず、もう潮時かな…)
宇都宮市宝木町で半世紀近く、中華料理店「福建正(ふくけんしょう)」を営んできた大垣時雄さん(77)が、店舗が道路拡張工事の区域にかかったのを機に、のれんを下ろす覚悟を決めた。「お客さんが『おいしい』って食べてくれるうちが花。体も限界」。9月末まで営業を続けるが、手作りにこだわり、ほぼ半世紀にわたって守ってきた昔からの味が一つ、消える。
6畳一間ほどの小さな店内にテーブルが三つ。常連客の稲葉いねさん(72)は、「いつもの」ラーメンを平らげた後も、「なくなっちゃうのは寂しいよ」と席を立つのが名残惜しそうに世間話をして過ごした。この場所にのれんを出したのは1963年。念願の店だった。実家は鹿沼市の農家。終戦から3年後の48年、14歳で上京した。とにかく独り立ちしたかった。だが、東京は帰還兵や失業者であふれ、なんとか川崎市のそば店に修業の場を見つけた。そば打ち、てんぷらはここで見よう見まねで覚えた。その後、東京や大阪などで店を転々とし、技を身につけた。修業した中華料理店とそば店の名をかけ合わせ店名にした。妻ミツさん(69)と子供5人を育てた。焼きそばはソースだけでなく、少ししょうゆを鍋肌に落とし香りを立たせて仕上げる。今も麺の手打ちやワンタンの生地作りは手作業。ミキサーを使うと楽だが、「味が落ちる」と見向きもしない。「自分の味を売っている」ことに魅了され始めた料理人の仕事。その責任も最後まで果たすつもりだ。「お父さんはきちょうめんで頑固だから」。傍らでミツさんが見守る。道路拡張の計画が持ち上がったのは01年ごろ。早めに引退するつもりだったので移転は考えなかった。今は「仕事を休むと体がおかしくなっちゃうよ。でも、もう潮時かな」としんみりした表情を浮かべた。営業時間は午前11時~午後8時。大垣さんの体調次第で休むことも。問い合わせは福建正(電話028・622・8721)。(7月13日朝刊)

福建正
栃木県宇都宮市宝木町1丁目34
TEL 028-622-8721
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休


S2000 ODO 129,321km
箸日和

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2 コメント

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私も行きました (hana)
2011-07-25 09:20:33
初めての訪問・コメントです。
hanaも、17日に福建正行きました。

ラーメンを食べ、このスープの美味しさが病みつきになりそうです。

ちょうどご主人とお話をすることができました。にこにこと恵比寿様のように微笑みながら話すご主人。ラーメンも、ご主人の笑顔もどちらも忘れられないお店になりそうです。
返信する
こんなお店が (hiROCKma)
2011-07-27 20:57:11
身近な場所にあったことを知りませんでした。
美味しいラーメン(・・・と言うか、中華そば風)が食べられなくなってしまうのは残念なことですね。
訪問&コメント、ありがとうございます。
返信する

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