いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

僕は自閉症だった。。

2017-01-28 | 音楽療法&療育
以前、知り合った男性K(34歳)の悩みは、
「集中できない、友達付き合いが円滑にいかない、部屋で1人でいたい、
声をかけられると緊張する。。。
など様々な精神的悩みを抱えていた。」
男性は地方の大学を卒業し、職についてもよく持って2ヶ月、

Kは、集中するためにピアノを習ってみたいと言い、バスで1区の
音楽療法のできるピアノレスナーを紹介した。

しかし、今頃からピアノを勉強しても指も動かないし、楽譜も読めないし。。
やっぱりピアノは合わないと思うと訴えた。

音楽療法のできるレスナーも「好きな曲を…」っと配慮をしたが、
合わないの一点張り。レッスンにも行かなくなった。

男性はどんどん閉じこもり、PCが日常の友達化してしまうようになった。
母親の用意した食事を10分で食べまた、部屋にこもる。。
そんな繰り返し。

母親は、心配し、病院の精神科に連れて行き、うつ病と診断され沢山の薬を処方された。
ある日、言動に異常が。。。
心配した母親は違う精神科に連れて行った。
またまた、薬。。

医者を変る。。悪くなる。。医者を変る。。
そんな繰り返しで、何気なく飛び込んだ医者が、Kを「自閉症」と診断した。

それを知った母親は、「もっと、早くわかっていれば。。今思えば、小学生の頃から、
可哀想な事がよくあったし、何か違うっと思った事も何度かあった」

37歳になったKは自分が自閉症という事に、ショックを受けた。
そして、自らの命を絶った。。

私も、知り合った時に、なんとなくそれを感じていただけで、直接言うことはなかった。
ただ、レスナーには伝えてあったが…

大人になって障がいを持っているという事が分かったという事例は、沢山ある。
精神科の薬浸けでなく、もっと違う方法があったのではないかと、
Kの7回忌を迎える明日、専門医師が増える事を望む私です。







コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月18日(水)のつぶやき | トップ | 1月28日(土)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿