旧新井家住宅の案内によれば、
旧新井家住宅は260年ほど前に建てられた養蚕農家で、昭和46年(1,971)に国の重要文化財に指定された。
この住宅の最も注目すべき特徴は、屋根が板葺き(栗板に石を置いた屋根)であるということである。また、太さが35㎝もある大黒柱や家の中にある馬屋、仕切りの無い風呂場、土間に接した囲炉裏等、現代の住宅とは異なるところがたくさんある。内部も見学でき、当時の生活の様子が分かる。
なお、旧新井家住宅は長瀞町郷土資料館の奥にあり、資料館を通らなければ見学出来ない。
旧新井家住宅の説明(クリックします拡大します)
駐車場:有(無料) 入館料:200円(長瀞町郷土資料館)
旧新井家住宅 入口 竹林越しの旧新井家住宅
ざしき、でえ部分外観、軒下の関西風格子が美しい 庇裏側の竹組構造
ざしき、土間部分外観(窓の所が風呂場) 茅葺き屋根庇裏側の竹組構造
土間から見た「ざしき」、板戸の奥が「でえ」 土間に接した囲炉裏(いろりばた)
「でえ」から見た「おくのでえ」 屋根裏のモヤに取り付けた竹を「あけび」のつるで結んでいる
でえにかい(二階のへや) でえどこにかい(二階の養蚕室)
「旧新井家住宅」 地図
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