そぞろ歩き 2

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国指定重要文化財 旧新井家住宅(埼玉・秩父市)

2010年09月12日 | Weblog
旧新井家住宅 全景 屋根の板葺が良く見える

 旧新井家住宅の案内によれば、
 旧新井家住宅は260年ほど前に建てられた養蚕農家で、昭和46年(1,971)に国の重要文化財に指定された。
 この住宅の最も注目すべき特徴は、屋根が板葺き(栗板に石を置いた屋根)であるということである。また、太さが35㎝もある大黒柱や家の中にある馬屋、仕切りの無い風呂場、土間に接した囲炉裏等、現代の住宅とは異なるところがたくさんある。内部も見学でき、当時の生活の様子が分かる。
 なお、旧新井家住宅は長瀞町郷土資料館の奥にあり、資料館を通らなければ見学出来ない。
 
  旧新井家住宅の説明(クリックします拡大します)
  駐車場:有(無料)   入館料:200円(長瀞町郷土資料館)
 
 
旧新井家住宅 入口     竹林越しの旧新井家住宅

 
ざしき、でえ部分外観、軒下の関西風格子が美しい   庇裏側の竹組構造

 
ざしき、土間部分外観(窓の所が風呂場)  茅葺き屋根庇裏側の竹組構造

 
土間から見た「ざしき」、板戸の奥が「でえ」 土間に接した囲炉裏(いろりばた)

 
「でえ」から見た「おくのでえ」 屋根裏のモヤに取り付けた竹を「あけび」のつるで結んでいる

 
でえにかい(二階のへや)      でえどこにかい(二階の養蚕室)

「旧新井家住宅」 地図
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