そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

梵語学者 盛典の墓所がある「知足院」(埼玉・桶川市)

2011年10月02日 | Weblog

六地蔵越しに望む、本堂 

 案内板等によれば、
 知足院は、竜谷山弥勒寺と号し、古くは京都御室の仁和寺の末寺であったが、現在は、真言宗智山派に属している。
 開基の詳細は不明だが、天正年間に武田信玄が再興したとも伝えられている。
 整備された境内の観音堂脇には、盛典の墓所がある。「無縫塔」と云われる卵形で、東を向いている。
 盛典(1662~1747)は、現在の騎西町の生まれ、市内光照寺を経て、奈良の長谷寺、京都の智積院などで修行を積み、元禄10年(1697)に知足院の住職となる。
 梵語は仏教の原典にあたり、盛典は梵語の研究において名高い学僧で、知足院の観音堂を一番札所として、足立坂東霊場三十三ケ所の創設をするなど、多くの功績を残したと言われる。
 案内板をクリックしますと拡大します。       駐車場:あり(無料)

 
梵語学者 盛典の墓所

 
観音堂(足立坂東霊場第1番札所)と墓所   知足院 本堂

 
境内は整然と整備されている

 
参道を埋める百地蔵

知足院 地図
(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします。



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