発達が気になるお子さんの学校 工芸技能学院/小中フリースクール・高等部(広域通信制サポート校)専門校(就労サポートあり)

療育手帳の有無は問わず。高校卒業資格取得可能。
学習支援・工芸教育(綴織/漆芸)・就労サポート。静かで落ち着いた環境。

工房について

2014年01月29日 12時26分02秒 | 教育相談会

工芸技能学院で、勉強して、せっかく技術を身に付けても、

卒業後は、どうなるのでしょう?

という心配をされる方、多いと思います。

 

家族の協力の中で、本人に継続させていくには、

どのようにしていけばいいのか、よくわからず、不安です。

という方もいらっしゃるのでは。

 

本法人は、「工房」の制度があり、

卒業生には、こちらの進路があります。

 

専門サポート内容が充実しています。

 

○引き続き、作品作りを継続させたい。

○注文があった場合でも、本人とお客さんとの仲介をしてもらえると安心。

○工芸のことがわからないので、お任せできれば。

 

などの、ご心配も、「工房」内で、すべて、サポートします。

 

また、お子さんの日常の様子で、気になる点があった場合も、

お気軽にご相談できます。

 

親御さんが、安心した気持ちでいると、

お子さんも安定して、元気に通います。

 

詳細は、ホームページの「工房について」の項目をご覧ください。

コチラ → 工房について

 

ギャラリーには、工房生の作品が展示してあります。

見学できますので、お気軽にどうぞ。

 

 

 

  

 

 


織りの準備~作品完成まで。

2014年01月27日 15時35分11秒 | 綴織 (つづれおり)

織る前の準備。

 

1本ずつ、筬 (おさ) に通しています。

 

 

次に、綜絖 (そうこう) に、1本ずつ通します。

 

 

 

 やっと、たて糸の準備完了です。

 

 

織り本番です。

すてきな作品になるよう、がんばっています。

 

作品、仕上がり。

 

双獣紋 (そうじゅうもん) です。

 

 

 

ひとつの作品が仕上がるまでに、様々な段階があります。

本人のペースに応じて、一段階ずつ学習していきます。

 

仕上がった作品は、手織りの風合いの良さがたっぷりです。

 

見学の際、織っている所も見る事ができるので、

それを見た上で、作品に触れると、「人の手で織ったんだなあ。」と、

深く実感できます。

 

 

 工芸技能学院のホームページは、コチラ → 工芸技能学院

 

 

 

 

 

 


表現発表会にて。

2014年01月19日 11時50分55秒 | NEWS・おしらせ

1月18日(土)に、体験講座の生徒さんの学校行事、

「表現発表会」が、青葉公会堂 (横浜市) で、行われました。

 

その会場で、体験講座で勉強した、作品が展示されました。

 

本人も会場にいて、自分の作品展示を、じっくりと見ていました。

声をかけたら、とっても嬉しそうに、満面の笑顔でした!

 

自分が頑張った成果が、作品になって目で確認でき、それが形として残る、

これも、自己表現の一つですね。

 

 

工芸技能学院のホームページは、コチラ → 工芸技能学院 

 

 

 

 

 

 


体験講座、がんばっています。

2014年01月14日 16時31分44秒 | 体験講座

今日の体験講座

こんな織りから始めました。

 

水色の糸を、織り込みます。

 

次に、白い糸を織り込みます。

間違えないように、経糸をとらなくちゃ・・・。

 

無事に、うまく織れています。

 

次回も、頑張ってくださいね。

 

工芸技能学院のホームページは、コチラ → 工芸技能学院 

 

 

 

 


発達障害児向きの教育内容

2014年01月11日 16時06分32秒 | NEWS・おしらせ

工芸技能学院では、

中学卒業以上の発達障害児に、

つづれ織りとうるし塗りの技能専門教育を行っています。、

将来は、工房で専門技能者しとて、活動できます。

 

つづれ織り

 

うるし

 

 

なぜ、発達障害児に、つづれ織りと、うるし塗りなのか・・・?

と、思う方もいらっしゃるかと思います。

 

一見、細かい作業で、難しそうに見えますが、

実は、同じ事の繰り返し作業であり、

1つの事に夢中になってしまう発達障害児の、特性に合うのです。

 

人とのコミュニケーションが苦手でも、問題ありません。

自分の作品作りに没頭するタイプのお子さんの方が、

技能が伸びます。

 

発達障害の特性は、一般の社会では合わない部分があるかもしれませんが、

工芸技能学院の教育内容は、逆に、発達障害のお子さんに向いているのです。

 

コンプレックスを心配せずに、

「やってみたいなあ。」という思いさえあればいいのです。

 

急がせる事はしません。

ゆっくり、自分のペースでいいのです。

 

毎日通ううちに、気がついたら、本格的な工芸技法が身に付き、

日々が楽しくなってきます。

 

見学に来る子どもたちは、そんな雰囲気を感じ取るようで、

「ここは、楽しそうだな。自分もやりたいなあ。」と言います。

 

教室内は、みんな静かに自分の課題に取り組んでいるので、シーンとしています。

「楽しそう」というのは、みんなで賑やかにワイワイやっている、という意味ではなく、

「自分自身に夢中になれるものがあり、それに取り組んでいる姿」

のことを意味しているのだと思います。

 

賑やかな場所が苦手なお子さんにも、適しています。

 

見学・ご相談、応じていますので、お気軽にどうぞ。

すてきな作品を、展示しているギャラリーもあります。

 

※ 高校卒業資格について、お悩みの方・ご希望の方の、ご相談にも応じます。

 

 工芸技能学院のホームページは、コチラ → 工芸技能学院

 

 

 

 

 


お正月用漆器の修理も。

2014年01月06日 14時02分29秒 | 漆芸 (しつげい)

お正月休み、皆様いかが過ごされましたか?

漆器は、お正月によく使われると思います。

「久しぶりに使ったけれど、だいぶ傷んでいるみたい。」

「欠けてしまった物もあった。」などなど、

気になる漆器は、ありませんでしたか?

 

修理・復元なら、お任せください。

 

その仕事の1つをご紹介します。

 

だいぶ、傷んでいますね。

 

外れてしまっています!

 

 

はずれた所は、ボンドを塗り、紐でくくり、何日か置いておきました。

 

漆で全体を塗り重ね、きれいにしました。

 

絵は、「何でも好きな絵を書いて下さい。」と言われました。

 

 

お客様の家の家紋が、橘なので、橘の絵を漆で描きました。

 

出来上がり!

絵の縁取りは、金を蒔きました。

 

お客様に、お見せしたら、

「わーっ、すごいですね!!使うのがもったいない。立派になりましたね!」

と、とても、喜んで下さいました。

 

お正月用漆器、片付ける前に、確認して、

気になるものがあったら、お気軽にご相談ください。

 

このように、工芸技能学院の卒業生は、

法人内の工房で、

工芸文化の担い手として、活躍しています。

 

 

 工芸技能学院のホームページは、コチラ → 工芸技能学院