金継ぎの依頼。
ビアカップの縁が欠けてしまっています。
ご主人の愛用カップだそうです。
さび漆(水と合わせた砥の粉+漆)・・・漆のパテで、
欠け部分を成形し、金粉を蒔きました。
ヒビが入っていることに気が付き、そこも直しました。
カップの内側。
今日は、真夏のような暑さです。
このカップで飲むビールは、格別においしく感じると思います!
生徒さんたち金継ぎに、とても興味を示し、楽しそうに取り組みます。
「目で見て、はっきりわかること。」というのもありますが、
器が直り、きれいになっていくのが、おもしろいのかもしれません。
「漆って、こういうこともできるんだ!」と、漆工芸文化の勉強になっています。
発達が気になるお子さんの学校・工芸技能学院 (中等部・高等部・専門校)