私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

「クサカゲロウ」でした

2016年12月04日 | 観察

 11月23日に「この虫は?(カゲロウ)」で投稿しています。

 約10日間、間をおいたという訳ですが、前回の投稿の内容が中途半端になっていることに気がつきました。 
 畑の方は、ミカンの収穫で頭が一杯で、と云っても果実を採るとることは軽作業で・・・、自転車での運搬に神経を使いました。その作業も8割がたを済ますことが出来ました。

 12月に入って朝方の最低気温が7℃前後の朝を迎えるようになりました。外気が7℃ですと、部屋の温度は14度前後で・・・、冷たいと感じる陽気ではありません。しかし 畑に出るのは、陽が上がってきた8時半から9時前と云う感覚になってきました。

 朝の時間に余裕が出てきて、前回投稿のカゲロウを「みどりの虫カゲロウ」で検索しましたら、一発で出てきました。

以下インターネットから・・・

クサカゲロウ(草蜉蝣、臭蜉蝣)は、アミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科 に分類される昆虫の総称。一般的には成虫は黄緑色の体と水滴型で半透明のをもつ。日本では、ヤマトクサカゲロウヨツボシクサカゲロウ等10種ほどは人家周辺の環境で普通に見ることができる。

 成虫の体長は10 - 30mmほどで触角は糸状で体は前後に細長い。翅は水滴型で、翅脈が細かい目状に走っており、一部の種を除き斑紋はなく透明である。前翅より後翅のほうが小さい。種の識別には頭部の斑紋や雄の交尾器を用いる。主に夜行性で、灯火に集まる。クサカゲロウの名については、その色の体色や、臭いためである(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がある。ただし、成虫がくさい匂いを出すのは、日本ではヨツボシクサカゲロウをはじめとするクサカゲロウ属の数種とシロスジクサカゲロウおよびキントキクサカゲロウだけであり、多くの種の成虫は悪臭は出さない。花粉やアブラムシの甘露を主食とするが、カイガラムシアブラムシを食べる種もいる。

 幼虫は柔らかな腹部と、小さな頭部に細く鎌状に発達した大顎を持つ。足は三対の胸脚のみで、全体としてはアリジゴクをやや細長くしたような姿である。すべて肉食性で、アブラムシやハダニなどの小動物を捕食するためアリマキジゴクと呼ばれる。この食性から農業害虫天敵としても利用されている。種によっては、幼虫は背面に鉤状の毛を持ち、そこに様々な植物片や捕食した昆虫の死骸などを引っ掛け、背負う行動を取る。この行動は琥珀に封入された個体の発見により、1億1千万年以上前には既に存在したことが知られている。[1]この行動はアリなどの攻撃から逃れるためのカムフラージュであると言う説もあるが、その効果は未だ明瞭にされていない。

 私の初感 始めて見る、小形ですが大変美しい虫と云った印象でした。日本で人家周辺で普通に見ることが出来るという事ですが、夜行性であるという事、具体的には夜の街灯に集まる習性等から、そういう環境と、関心が無かったことから、今迄目にすることはなかったようです。今回朝の湯飲み茶わんのなかに一匹は、偶然と云うか?「クサカゲロウ」に、ご縁があったという事です。
 幼虫は、アブラムシやハダニを捕食する農業害虫の天敵のようです。野菜作りをしていますから、アブラムシには関心を持っていますが、アリジゴクに似た幼虫は見たことありません。幼虫も夜行性かな・・・?
 小さなことですが勉強しました。今後、若しかしたら・・・クサカゲロウの幼虫や成虫に出会うかもしれません。そして新しいものに出会う老後を送りたいですね。

 


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1 コメント

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見事な分析に最敬礼! (ダイヤ・ドラゴン)
2016-12-04 22:21:29
大学院生の論文のように見事な観察眼と調査に、再度、脱帽!最敬礼!です。いい勉強をさせて戴きました、此処ではダメですが実家に帰ったら夜、街灯に集まる虫に目を凝らしてみます。きれいですものね。胴体の緑と羽の模様に惹かれました、

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