HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

能登半島ツーリングPART1

2017-07-21 23:00:14 | バイクロングツーリング


 久々の連休となった7/16、17の2日間、まだ梅雨は明けきっていないけど、バイクで能登半島へ行ってきました。天気予報では能登は2日間とも雨・・・前の日の晩まで今回は車だなと思ってたけど、当日の朝になって雨雲ズームレーダーを見ていたら、何とかなりそうというわけで、直前でバイクに変更して向かうことにした。能登半島を最後に旅したのは7年前、その時はピンポイントの天気なんて不可能に近かったけど、最近はほぼ正確に雨雲を掴むことができるようになって、バイク乗りにとってはありがたい限り。パッキングをやり直して、K1200GTのシートに跨り出発!

1日目 7月16日(日)
ルート:自宅(奈良・橿原)⇒針IC⇒(名阪国道)⇒上柘植IC⇒(県道4・24・甲賀広域農道・県道183・R307)⇒八日市IC⇒(名神・北陸道)⇒金沢東IC⇒(R8・159・のと里山海道)⇒柳田IC⇒(R249・県道36)⇒巌門⇒(R249・県道49)⇒ヤセの断崖⇒(県道49・R249)⇒輪島⇒(県道1・271)⇒のと里山空港IC⇒(のと里山海道・能越道)⇒田鶴浜IC⇒(R249・県道47)⇒和倉温泉 走行距離:494km
ホテル・アルファーワン能登和倉 泊 



 行きの道中は、天気が良かった。まぁ梅雨時期独特の蒸し暑さで、春用のジャケットを着て来たのは間違いだったな・・・暑すぎる!今回、八日市ICへは名阪・壬生野ICから広域農道を走る定番のルートから、上柘植ICから県道を繋ぐルートを初めて走る。標識が少なくて勘が頼りだったけど、水口の街をパスできて自宅から2時間弱で八日市ICに到着。今までより15分以上速い!グーグルマップでの案内で見つけたルートだけど、近江、北陸方面へは今後このルートを使いたいと思った。

 北陸道に入って若干涼しくなったかな。自販機とトイレ以外に何もない刀根PAで一休憩。案の定、空いている。プランターに植えられたペチュニアの花がキレイ。最近のPAはこういった配慮があっていいね。まぁ天気が良かったのはここまでで、敦賀を過ぎ、石川県に入るころにはどんよりとした曇り空になってきた。

  

 昼食は徳光PA。ここはハイウェィオアシスがあるけど、あえてPAの方で昼食を取る。ちょうどお昼時で狭い店内は大混雑・・・こういった時はカレーに限る。なんせ待ち時間が少ないから。「金澤カレー」という名のカレーを注文。PAで食べるカレーだから大して味は期待していなかったのだけど、これが美味しい!本格的なルーで最近のPAは腕が上がってきたなと実感した。

  





 金沢東ICで高速を降り、ひとまず能登半島移動で便利な「能登里山海道」へ入る。7年前に通った時は「能登道路」という名で有料だった。それが今では無料となりありがたい限り。まぁ天気はますます悪い方に向かっている。どんよりとした曇り空。まぁいつも能登半島に来る時はこんな天気だったなと思いだす。完全に晴れたのは7年前に来たときくらいだった。
 砂浜をバイクや車で走れる「千里浜なぎさドライブウェー」は、さすがに重量級のバイクで走る自信がないからパス。北上して海岸沿いの景勝地を巡ることにした。柳田ICで一般道に入ると一気に道路状況が悪くなって、天候も相まって寂しいツーリングになってきた。半島も先へ進むにつれて寂しくなる・・・これがいつも感じる能登ツーリングの感触かな?
 巌門は7年前のツーリングで見つけた能登金剛の景勝地のひとつ。その時は結構賑わっていた覚えがあったけど、この日来てみたら、観光客の姿はまばらだった。観光船も本日は休業の模様。狭い洞窟に入り、進んで行くと海岸が現れるという巌門は他ではなかなかお見えにかかれない光景。気温の割には湿度がMaxで気持ち悪いくらい蒸し暑かったけど、この洞窟の中は別モノだった。

  



 さらに北上すると、パラパラと雨が降ってきた。でも、GTの大型カウルはこのような小雨はものともしない。カッパを着なくても大丈夫だから、心理的にもゆとりが生まれる。





 能登金剛のハイライト、「ヤセの断崖」、「義経の舟隠し」へ。ここも観光客の姿はまばらで、「義経の舟隠し」なんて今となっては珍しく、柵もない断崖絶壁の先に立つことができてスリル満点!でもこんな天気だから違う意味で怖い。ちなみに「義経の舟隠し」は源義経が奥州に逃亡する際、追手から逃れるためにここに舟を隠したと言い伝えられる。

 例の雨雲ズームレーダーを見ていたら、本日宿泊する予定の輪島に雨雲が近づいている!もう少し観光する予定だったけど、少し早い目にホテルへ向かうことにした。この辺りからの輪島へ向かうR249は整備されていて、快走できた。輪島では一度止まったことのあるRホテルを予約していて、一目で分かる外観なので、ナビなし地図なしで到着。雨が降る前に到着できてほっとして、フロントでチェックインの手続きをしていた時、事件が起きた。
 なんと、宿泊者名簿にボクの名前が無いという。そんなはずはないと思って、予約サイトを確認してみたら、なんとボクが予約していたのは輪島ではなくて、和倉のホテルだった。思い込みというものは怖い。完全に今日はここで宿泊と思っていたのだが、ここからさらに1時間ほど走り、方角的には戻ることになってしまった。
 まぁ例の能登里山海道が輪島近くまで延伸されていて助かった。普段は旅先で高速は使いたくない方だけど、こんな間違いの場合は助かる。雨もそれほど降らなくて一安心。結局、和倉のホテルに着いたのは予定していた18時。こちらも蒸し暑い。汗がだらだら出る中(冷や汗?)、チェックインを済ませ、一件落着した。



 さて、輪島で泊まると思い込んでいたから、和倉の情報なんて仕入れていない。でも運よくホテルのお隣に地元の海鮮や野菜をいただけるお店を発見。「なまこや海ごちそう」さんで夕食をいただくことにした。「海ごちそう膳」を注文。能登で取れたという野菜や焼き魚が美味しかった。素朴なメニューだったけど、落ち着いた店内で先ほどの間違いも吹っ飛んだ。

 夜は花火が始まってなかなかいい日に宿泊できたと思ってたら、大雨が降ってきて、その花火は中止になったようだった。久々の500㎞ツーリング。能登は奥深いと思い知らされた。明日は天気が快方に向かうようで、せっかく和倉へ来たのだから、温泉や海岸線沿いをゆっくり走ってみようと思う。



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