人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

ええええええっ……

2017-05-12 08:41:30 | 日記
だんなのお母さん、つまり私のお義母さんですが、最近家族で泊まりで訪ねたとき、
すんごいびっくりすることを言われました。

お義母さんは子どもが小さいときにご主人を亡くし、義理の母と同居して働きながら
子ども(だんな)たちを育て上げました。んで、子どもの手が離れたら、まあ、
趣味や旅行など、自由な生活を楽しんでいたみたいです。

数年前、お義母さんに乳がんが見つかりまして。そのときも「しんどいから会いに来ないで!」と
言って、治療に励み、治りました(このときは義母の義母も存命でした)。

去年、訪ねていこうとしたら、「体調悪いから来ないで」と言われて、
「そっかー」みたいに思っていました。

それまでにも、「風邪引いたから来ないで」みたいに言われることはたまにあったし、
「旅行に行くからいない」とか言われたこともよくあったので、気にしていませんでした。

が! 最近訪ねたとき、いきなり写真を見せられて。
義母「これは○○病院で撮った肝臓の写真やけど、これががん。13個くらいあるでしょ」

私、その生々しい写真に顔面蒼白!

義母「お医者さんには『がんですね。大腸にも転移しています。末期です。ステージ4。
手術はできません。余命1年です』って言われたの」

私はなにも言えなくて、ただ、こっちに来てもらって入院するのか、それとも住み慣れたところが
よければ、私たちがもっと頻繁に孫を見せに来るか……頭の中でいろいろぐるぐる考えました。

義母「『抗がん剤を使えば5年生存率は60%です。どうしますか?』って訊かれたから、じゃあ、
抗がん剤治療をお願いしますって答えたの」

で、おもむろに別の写真を出して、
義母「これは先月撮った肝臓と大腸の写真。すごくきれいでしょう? 治療を続けたら、
1年も立たずに治ったの! すごいでしょ~!」と。

去年の時点で発覚し、だんな(息子)には「嫁(私)を悩ませたくないから黙ってて」とおっしゃっていたそうです。

結果よければすべてよし?
本当によかったけど、かなり「えええええっ」でした。いろいろびっくりしました。

前向きで知的な趣味をお持ちのお義母さん、どうぞお元気で長生きしてください!

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