Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

祇園祭の後先のこと。

2016-07-20 14:36:08 | 京都のこと

 14日から1週間ほど京都にいました。

お世話になっている方々にお中元(「お刺身盛り」なので直接渡します)を届けるのがまずの目的で、その翌々日の宵山の日に木屋町の「招猩庵」(古いお付き合いの料理屋さんでもう20年になりますが、僕はただ古いだけの不良常連です・・・)に招かれて食事会でした。

土曜日の宵山と云うことで街は大変な賑わいでしたが、僕はそんな喧噪にまったく付き合いできず、お店でただ美味しいものを戴き美味しい酒を飲む・・・そんな気分でいました。

※同じ常連さんで祭礼研究所を主催する前田さんが宵山の日にそれぞれの山鉾町を案内してくれるという、滅多にないツアーも企画されていたのですが・・・・。

  ところが偶然にも前日、東京の滝沢君(新宿時代からの古い友人・・・)から「奥さんと祇園祭りのツアーで京都に行くので何処か気の利いた飲み屋さん紹介してもらえないか」という内容のメールがあり「ええっ」ということで、それじゃせっかくだからどっかで合流しようと云うことになり、彼らも高雄の川床で夕食が組まれているし、僕は僕で食事会だし、とにかくお互い一段落した時点で待ち合わせしてバーにでも行こうということになったのですが、僕としては不案内な彼らをあまり長く待たせることも気が引けるし、かといって楽しい客同士の食事会をさっさと切り上げてしまうのも失礼だし・・と云うことで、ある程度酔っ払ってきた時点で「うーーん・・・」最後の楽しみにしていた「牛タン煮込み」・・・これをを待たずに席を後にしてきました。

店主の松本さんには失礼しましたが、まぁそこはどちらも古いお付き合い・・・と云うことで、今回は偶然会えることになった東京のお客さんを少し優先させてもらった・・そんなところですね。

  僕は滝ちゃんからメールもらってすぐに次の日の状況(宵山・・・土曜・・人一杯・・店一杯・・)を鑑みて、バー「コモ・ワン・バー」に予約の電話を入れたら運良く8時半頃3人で席が取れたので早速に待ち合わせ場所から京都の街場の風情を楽しみながらそこに出向いたと云う訳です。

祗園は辰巳神社のすぐ近くの石畳の通路からこれもいつ行っても判りつらい入り口の引き戸を開け、行灯に照らされた中庭沿いの細い通路を行くと格子戸があり、その奥がバー空間・・と、いかにも京都らしい風情のあるバーで僕はちょくちょくお邪魔しています。

京都らしい、というか、京都べたべた・・・みたいな感もしますがね・・・。

それにしてもいいバーではあります。

  勿論楽しかったですよ。「祗園でオカダさんと一緒に飲めるなんて・・・」としきりに喜んでくれて嬉しかったですね。いつもは年に一回くらい僕が出張の際に新宿で飲むのですが、本当にこんな機会がくるとは僕も思いもよりませんでしたね。

  ということで飲んだ食ったのつまらん気取ったようなことばかり書きましたが、とにかく色々凝縮した日々でした。ただ何かしら時間が経つのって速いんですよね・・・最近・・そんなことも徒然に思う訳です。

それが「一期一会」・・・の楽しみなぁーんてね。

  勿論、剣道稽古もばっちりやりましたよ。

金曜の夜間稽古、この日は様々な強化の選手や監督、コーチなどが集まる日で内容の濃ーーい稽古ができました。

例の府警特練の兼田君、先日の近畿地区の稽古会ではこっぴどくやられてしまったので、この日は僕の考えてた作戦・・・と云うか対応策・・・見事にはまりまして、完全雪辱を果たしました・・・後、彼も苦笑いしてました^^^気分良かったですね。しかし稽古は彼だけでじゃありません、歯ごたえのこれまた充分な相手ばかりですから相当きつかったです。

  後ろで僕の稽古を見ていた大場先生(息子の東山高校の恩師)が「オカダさん、あんたのあの稽古だと30分限界だろ?」・・・さすがですね、見てるところが違いました。要するに仕掛けて打ちまくって先、先、先の気分で稽古しましたもの。

稽古の仕方もアドバイス頂き「なぁるほど」と納得でしたね。

先生の云うとおり40分程度で限界・・・水分補給の為、一度面を外さずにはいられませんでした。

  続いて18日は名張で三重県の男女の全日本選手権の予選会があり、その審判の為、朝から出かけ約1時間半で着きました。そして試合の後はまた稽古で一汗流してきましたが・・・へとへと。

試合が意外と速く終わった為、稽古を終えて京都に戻ったらまだ4時半頃で、すぐに銭湯に直行し、まぁ後はご想像通りです。ビール・・・これしかないっすね、まったく・・・。 

  帰ったら息子夫婦が「コク」の世話をしてくれていて、夕飯の予定もないし・・・と云うことなので、じゃ一緒にと、北大路下鴨の「鳥匠」まで出向きました。

詳しくは次回に持ち越しますが、今更ながらにこの店の見事さには感じ入りましたね。

帰りがけに店主の周ちゃんが初物というか、チョット早すぎ・・・のマッタケを2,3本土産にくれまして、まぁこれは息子達にあげましたがね(後で少し後悔した・・・)。

とまぁ、いろいろあった楽しい京都でした。

  こうしてたまに一週間ほど家を離れます・・・家内も僕から解放され?案外気楽に過ごせて精神衛生上よろしいみたいですし、今回は特に「コク」・・・那智が発情中でとにかく食欲は無いし、まるでそれどころではない様相で、心ここにあらず・・みたいな居るところが無いほど落ち着きません。そんなコクを僕が連れ出すので、残された那智やコナは我が世の春・・みたいにのんびり2匹で過ごせたようです。

こんな良さ・・もあるわけで。たまにこうして家を離れて少しの間、別居することは家内だけではなくワンコを含め家族全員にとって精神衛生上極めてよろしい訳です。

と云うことでこれで結論とさせて頂きます。

長々と、しょうもない日々の出来事綴ってしまいました。

悪しからず・・・です。

コメント
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