東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

風景への視線(小金井市立はけの森美術館)

2016年10月17日 | 展覧会(西洋美術)

風景への視線
郡山市立美術館所蔵近代イギリス風景画展
2016年10月7日〜12月18日
中村研一記念小金井市立はけの森美術館

 

   JR中央線・武蔵小金井駅から、はけの道を歩いて徒歩15分ほど、小金井市立はけの森美術館を初訪問する。

 

   福島県の郡山市立美術館が所蔵するイギリス風景画の展覧会とのこと。

 

   イギリス美術といえば。ターナー展やラファエル前派展があれば行く。本展にも出品のコンスタブルやゲインズボロの作品は結構見かけるが、それほど熱心には見ない。ライト・オブ・ダービーには多大な、ウィリアム・ブレイクには多少の関心があるが、彼らの作品にはほぼ縁がない。それ以外の画家は名前もよく知らない。


   本展紹介文をネットで見ると、ジョン・マーティン(1789-1854)の作品が出品されるとある。天変地異を描けば天下随一と言われる画家。昔、画集でその名を認識したが以降実物にはご縁なく、久しぶりに名を思い出し、訪問する気になる。

 

章立て

1:ピクチャレスクな絵画、イギリスの風景画
2:旅への誘い
3:幻想的な風景
4:日本とイギリス


   1階に、油彩画、水彩画、版画が27点。2階に版画12点1組が展示される。


   さて、お目当てのジョン・マーティンの作品は2点。

 

   1点は油彩画。
《フレッシュウォーター・ベイ》
1815年頃、30.7×46cm


   天変地異ではなく、日常の穏やかな海岸の風景。これから何かが起こる(例えば岩場が突然動き出す)気もしないわけでもないのは、先入観か。

 

   もう1点は、まさしく天変地異の版画
《ノアの大洪水》
1828年、53.3×71.2cm

   大洪水は既に全てを飲み尽くし、残るは岩場だけ。人が群がり虚しく奮闘する。岩場から落ちる人々も。このタイプの油彩画が観たい。来日を期待する。お気に入りになるかどうかはわからないけど。

 


【美術館概要】HPより。

   中村研一記念小金井市立はけの森美術館は、財団法人中村研一記念美術館の寄贈を受け、平成18年4月に開館しました。当館が目指すのは、市民参加・参画型の美術館、教育プログラムを充実させ、市民の芸術文化活動の拠り所となることです。年間4回程度の展示替えを行い、基本コレクションとなる中村研一の作品を紹介する所蔵作品展のほか、美術館の企画による特別展を年間1~2回開催します。

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