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そこは山手駅ですよ~JTBキャンブックスの『京浜東北線100年の軌跡』

こんばんは

やっとヒマになったKボーイです

積みあがっていた本を読んでいるのですが
本を読み終えた際に抱く感想は人それぞれだと思います

自分の意見と合わないから、その本の存在を否定するのは良くないです

でも…

でも!

この本は根岸線ファン、
いや地元民として、一笑に付した
一冊だった

JTBキャンブックスの三好好三著『京浜東北線100年の軌跡」です
タイトルからして根岸線は無視ですか?




京浜東北線の各駅の紹介があるのですよ
我が地元、石川町駅のページを見てみると


この見開きをよーく見てください

重大な誤りがあります
わかりますが

ヒント

これ

正解は

「石川町駅」なのに、「山手駅」の写真を掲載

うん、ここ山手駅だね
うん、そこ「矢口台トンネル」だから

書いた人は、
石川町駅を訪れたことがないのかな?


百歩譲って、これが50年以上前の写真なら理解できます
(実は、これの右側の写真も、北口を南口と記載している)
それは、時代の変化によって駅の構造が大きく変わる事は十分あり得ます

しかし、どうみても現代の写真
ネットで『石川町駅』と画像検索すれば
いくらでも見つかるのに何故なのか

なお、山手駅に関しても

どう見ても石川町方向を望んでます(苦笑)

何だろう、我が地元を冒涜された気分ですね

石川町・山手なんて京浜東北線の末端区間
とでも言いたいのかね

いい値段するのに、何だろう
このすっきりしない感

ついでに言うと


209系500番台は、209系交代期というよりも
デジタルATC取り付け工事の予備車確保と増発用の車両だったけどね

このオレンジ色の103系の説明もおかしい
『この編成は中央快速線から転入したもの』

おやおや、、、

『鉄道ファン』2006年5月(特集:究極の標準形通勤電車103系)
あるいは
『鉄道ピクトリアル』2007年3月号(特集:京浜東北・根岸線)
を読んだ方ならこの記述はおかしいと気づくはず

そうでなくても、
京浜東北線のATC化に向けて準備しているこの時期に

空転が多いなどの理由でATC対応に不向きとされたクモハ103を
わざわざ、京浜東北線に持ってくる理由は無い


正しくは、昭和52年(1972年)に、103系を中央快速線に転用するにあたり
事前に冷房化と塗装変更を行った結果
一時的にオレンジ色の103系が京浜東北線を走った

である

ATC準備工事車を含む103系を京浜東北線に新製配置し
従来からの103系80両を中央快速線へと転用

そして

その103系で中央快速線にいた101系をねん出し
その101系で南武線の新性能化に当てるのが一連の流れです

中央快速線で、まとまった数の中古車を受け入れたのは
101系以降の国鉄・JRの通勤電車の歴史では、かなり珍しい事例です

だからこそ、間違ってほしくなかった

正直、悪口ばかり書いてしまいました

しかし、著者が悪いと思いません
写真及び写真の説明文は
編集者側の責任と考えます



※本文に関しては、私が調査した限りの疑問点

・63形電車の製造両数が怪しい

・根岸線は東海道本線の支線ではなく、正式な路線です
(なお、東海道線の部とするなら正解)

・羽沢周りの東海道線貨物線を
「新横浜貨物線」という名称にするのはおかしい



書籍というのは出版社で幾重にも
チェックの上で出版されているはずで
まして、私が指摘した誤りも、少し調べればわかるはずです

だから、著者というよりも出版社の編集の責任ですね

私のブログなんて
10年後にはネットの海の中に消えてしまうでしょう

しかし、書籍というのは、それこそ日本が滅ばない限り
何十年、何百年単位で残り続けます
しっかりしてもらいたいものです

とは言っても
キャンブックス自体の質の劣化が深刻
個人のブログ以下なんてザラ

取っ掛かりには良いですが、
それをアウトプットするのはかなり危険

編集者は総素人集団なのでは?

文句ばかりりで申し訳ありません、
地元民なので…

なお、横浜の鉄道全般に関しては、同じくJTBキャンブックスの
長谷川弘和著『横浜の鉄道物語―陸蒸気からみなとみらい線まで』
を推奨します

最後までご覧いただいた方へ
昭和39年当時の時刻表について→コチラ

以上です

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