阿部薫 どびん茶瓶かおる便

ドラマー、カメラマン阿部薫のBlog
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起きてコンピュータ立ち上げて

2006年05月31日 23時27分07秒 | Weblog
食事してメールチェックして、ネットを見ていたら、写真家の渡辺さとるさんのサイトでグループ展が開催されると書いてあった。
以前から興味があったのでギャラリーの場所をネットで調べたら渋谷の明治通り沿いに有る事が分かった。
取りあえず、今日は素材を撮るために出かけるつもりだったから、時間の都合がついたらお邪魔してみようと思った。

でもね、部屋が汚れていて(埃っぽかったのね)なんかやだったので掃除しまくってからカメラ持って出た。
渋谷には途中から電車に乗っていけば何とかなるかなと思って出たんだな。
しか~~~し、今日はとにかく歩いた。歩いて歩いて歩きまくった。
気が付けば事務所なんか通り越して池尻超えて渋谷の南平台を抜けて代官山入って明治通りまで撮りながら出ちゃいました。
ビックリするぐらい歩いちゃったな。カメラ片手に持っていたんだけど流石に手が痺れた。



明治通りに出て、地図を思い出しながら歩いてこの辺かなと思って辺り見回したら、直ぐ横がそのギャラリーだった。
入り口を見て、ん?ん?ん?って思った。

心の中の叫び「なんかここ見た事有るな」

ギャラリー1階に入ったんだけど、その横に直ぐエレベーターと狭い階段がある。
そのエレベーターと階段を見て直ぐに思い出した。

心の中の叫び「おお~~!ここはNOIZでよくリハをしていたスタジオだった所だ!」

流石に若いなこの写真。っていうか顔わからないな。

音楽業界にスタッフとして入って1年が経ち1981年に人見元基(Vo)、春日博文(G)、川上シゲ(B)のバンドNOIZをやらないかと言われて参加したとき、今現在ギャラリーになっている所でリハをやってたんだな。
まさにドラマーとしてプロへの第一歩を記したスタジオが今はギャラリーになっている事になんか感動を覚えたな。
不思議な縁だな。
正確には音響屋さんが経営していたスタジオだな。



二階に上がってグループ展を見させて頂いた。
凄く自由で勉強になった。
作品も出展されている方々の色が出ていてよかったな。
三階でも違う作品展やっていたので見させて頂いた。
こちらはちょっとエロティックだけどなるほどとこれもちょっとお勉強。

階段を下りて、スッとした気持ちでそのギャラリーの表に出て、感慨深げに外観を見てその場を去った。
陽もだいぶ傾いていたので取りあえ撮影しながら渋谷駅方面へ。
渋谷から電車で帰ろうと思ったんだけど、何を思ったか道玄坂を抜けてまた道を歩き出したら違うルートで家まで歩いちゃいました。約4時間半歩いちゃったよ。
屋久島登山の半分の時間。
流石に足が疲れた。

フラフラと家に戻って、荷物置いて顔洗ってソファーにゴロン。
暫くテレビも何もつけずにボーッとしてたな。
なんかここ最近色んなつながりが面白い。しかも昔と今のつながりがね。