博文(ひろぶみ)通信

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12月定例会行政報告その2

2017-12-13 15:01:17 | 日記

昨日の続きです。


○次に、浪江町消防団の活動状況について、ご報告いたします。

10月1日、浪江町地域スポーツセンターにおいて、浪江町消防団秋季検閲式が開催されました。

検閲式には、135名の団員が参集し、功績章8名、精勤章18名の表彰や分列行進・閲団などが行われ、改めて消防団の士気の高さを実感することができました。

また、震災前に実施しておりました町内での夜警活動が、少しずつではありますが再開しております。

引き続き、町民の皆様が安心できる防火防災体制の再構築に向け、消防団活動の一層の支援に努めてまいります。

 

○次に、福島県原子力防災訓練について、ご報告いたします。

10月28日、福島県との共催により、原子力防災訓練を実施いたしました。

議員の皆様にもご参加をいただきましたことに、この場をお借りして御礼申し上げます。

 訓練では、町内に居住する64名の町民の皆様に参加をいただき、浪江町地域スポーツセンターに集合し、二本松市の安達高校を避難所に設定した、広域避難訓練を実施いたしました。

 私も訓練に参加いたしまして、浪江から二本松市まで、訓練をひとつひとつ確認いたしました。

 今後も引き続き、今回の訓練の検証を行う等、万が一に備えた態勢を構築できるよう、改善に努めてまいります。

 

○次に、帰還困難区域の復興再生に関する取り組みについて、ご報告いたします。 

 改正福島復興再生特別措置法に基づく、特定復興再生拠点区域復興再生計画案を策定し、国に計画認定の申請をいたしました。

 この計画は、苅野、大堀、津島各地区の帰還困難区域内に復興拠点を設け、除染及びインフラ復旧・整備を行い、5年後を目途に避難指示解除を目指すものであります。

 帰還困難区域全体の避難指示解除に向けた第一歩として、着実かつ迅速に取り組みを進めてまいります。

 

○次に、町営住宅の整備状況について、ご報告いたします。 

 幾世橋地区に整備を進めてきました町営団地につきましては、6月に完成した幾世橋住宅団地第1期工事分は、全22戸への入居が決定しております。

また、9月に完成した幾世橋集合住宅につきましては、11月末現在で80戸中38戸が入居しておりますが、11月10日に幾世橋住宅団地第2期工事分と幾世橋集合住宅の残室分の入居抽選会を行い、高齢者向け住居の7戸を除き、入居が決定したところです。

現在、集合住宅については12月中に入居できるよう手続きを進めており、幾世橋住宅団地第2期工事分63戸についても引き続き工事を進め、帰還に向けた住環境の確保に努めてまいります。

 

○次に、飲料水等安全確保支援事業について、ご報告いたします。 

避難指示解除区域で帰還を希望する住民の安心安全な飲料水を確保するため、井戸設置工事を進めており、11月末現在で1箇所の工事が完了し、5箇所の施工を進めております。

 引き続き、住民の帰還促進のため、積極的に取り組んでまいります。

 

○次に、津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。 

防災集団移転促進事業による宅地等の買い取りにつきましては、契約手続き中を含め、面積比92.7パーセントの契約状況となっております。

また、移転先住宅団地の整備につきましては、町営住宅以外の分譲地整備について幾世橋地区7区画は工事が完了し、申し込みを受け付けております。

請戸地区16区画については、造成設計に基づき、用地取得を進めております。

 


今日はここまで。



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