博文(ひろぶみ)通信

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H28.9月定例会行政報告 その6

2016-09-16 17:20:10 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○町民の健康管理について、ご報告いたします。 

 震災後、避難生活が長期化するにつれて、運動不足、食生活の変化、ストレスの増大等により、生活習慣病の増加が懸念されております。

 町の総合健診や県民健康管理調査の分析結果においても、震災前との比較で、肥満・高血圧・脂質代謝異常等の割合が高い傾向を示しております。

 今後とも、適度な運動、規則正しい食生活などの健康指導や啓発活動により、町民の生活不活発病の予防に努めて参ります。

 次に、現在、行っております健康診査や検査の実施状況についてご報告いたします。

 町の総合健診については、受診機会の確保のため前年度より日数を増やし8月26日から11月17日までの延べ21日間とし、県内各会場で実施しております。

 町の総合健診を受診できない方については、相馬市、南相馬市及び福島市内の医療機関で個別に受診できるよう対策を講じるとともに、郡山市、いわき市の医療機関では、がん検診のみとなりますが、個別に受診できるよう対策を講じております。

 また、県外に避難している方の総合健診については、町が公益財団法人結核予防会に委託して実施します。これは、県民健康調査を兼ねているため、福島県立医科大学から別にご案内をしておりますが、今年度からは、国保の特定健診及び後期高齢者医療の健診については、町からご案内をしております。

 

○町内での内部被ばく検査について、ご報告いたします。 

 町内での内部被ばく検査体制については、県の協力により9月から第2・第4金曜日に役場本庁舎敷地内駐車場に車載型バスが設置され検査体制が整います。

 なお、原則として予約制となりますので、ご利用の際は、事前に電話予約をお願いいたします。

 

○放射線相談員の配置について、ご報告いたします。 

 原子力安全研究協会より、放射線相談員として1名の方の派遣をいただき、9月1日から役場本庁舎、帰町準備室内に配置いたしました。

 主な業務内容としましては、Dシャトルの窓口での配付・使用説明・回収・データの説明及び放射線に関する相談等を行うこととなります。

 町民の放射線に対する不安が解消できるよう丁寧に対応して参ります。

 

○浪江診療所新築工事及び仮設津島診療所新築工事の進捗状況について、ご報告いたします。 

浪江診療所につきましては、現在、鉄筋及び型枠組立てを施工中で、8月末現在の進捗率は16%となっております。

また、仮設津島診療所につきましては、現在、基礎配筋工を施工中で、8月末現在の進捗率は建築工事5%、電気工事5%、機械工事3%となっております。  

いずれも、来年の1月の完成に向け工事が進められております。

 

○災害関連死について、ご報告いたします。 

 災害関連死につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、8月末現在、申出受理件数が474件、うち審査済件数が450件、うち認定済件数が391件であります。

 

○高齢者向け臨時福祉給付金について、ご報告いたします。 

 5月から受付を開始し、8月中旬に終了した当該事業は、8月末日現在3,543世帯4,987人に総額1億4,961万円を支給いたしました。

 

 

今日はここまで。

 


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