常楽院

福島県南会津町 真言宗

春を感じる日

2013-02-28 | Weblog
今年は全国で大雪、ここ南会津町でも結構降っています。でも我が家では、例年より屋根の雪下ろしは少ないのです。
降る時はどっさり降り、1日に4回も除雪機を動かさなくちゃいけない日もあるのですが、どっさり雪が降った日の後に良いお天気の日が数日続き、雪が融けて落ち着くのかな?

今日は日差しが暖かく、空も青く、とっても気持ちの良い日です。アーー春が近いのかな・・・・
家の中も日差しが差し込んで、いつもより明るい。
でも、明るいだけにいつもなら目に付かない埃も目立つ。
モップを持って走って歩きました。

その後一人でお茶を呑み(住職は葬儀です。)、気持ちを落ち着けるため 「阿字観」をしました。
最近いろいろなことがあり、気持ちがちょっと落ち気味。深い呼吸をしながら・・・ちょっと肩と心の力が抜けたかな

あやなみさんの丹誠込めて育てたお花、今年もマタニティ・コンサートの舞台を飾ったのですね。
素敵な内助の功?ですね。

まるさんのお宅にもハンサムブロッサムの赤べこさんがいたんですね。まるさんと家の娘は好みが似ているのかも・・
ちなみに家の娘の高校生の時のニックネームが「まるちゃん」 ね、どこか似ているでしょ

Handosome blossom (ハンサム ブロッサム)

2013-02-19 | Weblog
会津の郷土玩具には、昔から張子の「赤べこ」があります。
十日市に行った時に、娘があるギャラリーで新しいデザインの赤べこを見つけ買い求めようとしたら、それは売り物ではない、でもどこかには売っている。と言われ見つけたのが、起き上がらない子法師を買ったお土産やさんでした。


この赤べこの名前は「Handosome blossom ハンサム ブロッサム」と言うらしく、今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公“幕末のジャンヌ・ダルク”と称された「山本八重」をイメージした作品だそうです。
なかなかきれいな赤べこさんで、我が家の玄関のお地蔵さんたちの仲間入りをしました。

今日から3月末に行われる常楽院の一大行事「護摩供養」のためのお札つくりを始めました。紙を切り、印をつけて折り、版木で印を押し金紙でとめる。
従業員2人の家内工業での作業で、これがなかなか時間がかかるのです。
2人で心を込めながら、ゆっくりやりましょう。

思い込み?

2013-02-08 | Weblog
昨日の陽ざしが嘘のような今日の天気 吹雪!
そんな中、写経に参加する皆さんが「吹雪いて、前が見えなくて怖かったー」と集まってきました。きょうの参加者は8名。
香を焚き、心を静めて 般若心経 を書く。ストーブの燃える音と紙の擦れる音。時々雪を舞い上げる風の音。2時間弱の集中。
「般若心経の字を追っている内に、何にも考えなくなった。」「普段の生活の中で、長い時間無になれることなんてないので、気持ちよかったー。」「静かに雪を見ていると、雪もまたいいねー。」なんて終わったあとのお茶の時間にワイワイガヤガヤ。

そう言えば前回の写経の時に、お正月や団子さしなど年中行事の話になり「お団子はいつ取るの?」と一人の方の質問に「17日だよ。」と言う人、「次の日は取るよ。」と言う人「二十日正月まで置くよ。」と言う人いろいろでした。
「そしたらお供えはいつ下ろすの。」の問いに、「私は鏡開きの11日よ。」「えー 家ではお供えを下ろして団子を飾るよ。」「やっぱり二十日正月まで。」といろいろ。
同じ地域でもそれぞれ違うんだと、ちょっとびっくり。
ちなみに私は、お供えは鏡開きの11日。お団子は17日に取ります。
それは実家でその日にやっていたので、当たり前のようにその日にやっていました。勿論他の家でもその日にやっているものだとばっかり思っていました。
それぞれの家で違うんだと解かったけど、私は、これからも今までの通りにやるでしょうね。
思い込みってすごい!疑問を持たないもんね。


今年の本堂の団子飾りです。

起き上がらない子法師

2013-02-03 | Weblog
今日、昨日と曇り/小雨、雪がザケて車のハンドルが取られ思うように走れない。
一昨日とその前日は晴れ、しかし一昨日の早朝の気温は-16℃、日中は7℃。暖かさで屋根に積もった雪が下に落ちたのを片付け汗びっしょり、「着替えないと風邪をひいちゃうね。」と着替え。
暑かったり寒かったり、身体がついてゆかなくなりそうです。年かなー
そう言えば昨年の1月26日は、雪降ろしをしていた住職が屋根から落っこち、氷の塊に胸を強く打ちつけ肋骨骨折をして、しばらく身体を動かすのが辛い状態だったなー。
ニュースで雪の下敷きになって怪我をしたり亡くなったりと報道されています。近所に方も2人ほど、屋根の雪下ろしをしていて落っこち死ぬ思いをしたとか・・・
春になるとひとりでに融ける雪なのに、命を落したり、莫大な除雪費用を賭けなくちゃいけなかったり・・・なにか良い活用方法は無いものだろうか、これだけ科学が進んでいる世の中、スキー場に集中的に降る方法なんてないのかなー

十日市の時に柳津の暖かい粟饅頭が食べたくて、お城の近くの鶴ヶ城会館に寄りました。ここでは入口の所で、ほかほかの粟饅頭を販売しているのです。
ほかほかの粟饅頭 うまかったーーー

ついでにお土産のコーナーをブラブラ
そこに娘が欲しいと言っていた“赤べこ”を見つけました。それはこの次にして
御真言を唱えても絶対起きそうもない“起き上がらない子法師”(これは私がつけた名前で正式名ではありません。)を見つけました。
  
これは箸置きです。しかも笑顔、しかめっ面、困った顔、サングラスをかけた人など一つ一つ表情が違うのです。とっても可愛い子法師さん達です。季節や気分で箸置きを替えています。そこに可愛い仲間が増えました。