
貴公子


だ〜れだっ?

白面の女王ポニータです。
お馬さんの顔についている白斑(はくはん=白い模様)でも珍しい、「白面」という
顔のほとんどの部分が白い毛になっている種類です。
なんとなく近くで撮ったらどうなるのかと思ってやってただけです。
想像以上にインパクトがありました。
さて今日はわたしがお休み、東アジが外交に出ているので現地のレッスンの様子がわかりません。
現地の藤元さ〜ん!どうなっているでしょう?

『 はいはい、藤元で〜す!今日はわたしも初級レッスンの担当ですー。 』
そうだったんですね!ではお願いします。

『 はい!初級レッスンはこの通り賑やかです。ただ・・・ 』
ただ?

『 ようやくできた時間で体験レッスンを撮ろう
と思ったらこうなってました〜。 』
蹄跡(ていせき=お馬さんが通った跡)が残ってるだけで馬場がないんですが・・・。

『 どうやらお客様は大変盛り上がって騎乗後お馬さんを見ていたようです〜。 』
え〜大概のお客様はそうですね・・・。
ま、今日は最初からスタッフの人数が足りないってわかっていた日でしたからね・・・。了解しました。
時間がない中ありがとうございます!
って、これで終わっちゃうのもなんなんで、昨日書ききれなかったことを書いちゃいます。
お馬さんは蹄鉄(ていてつ=人間でいう靴のようなもの)を履いているのは以前に何度も書いていますが、それを昨日は洗い場で学院生さん、しかも女性がやっていたのでビックリしてしまいました(女性を差別する気はありませんのでご理解ください)。
彼女の場合は授業の一環で練習です。とは言えかなり手慣れた手つきだったのでもう慣れているようでしたが。
そして何故ビックリしたかと言うと、

こうしてお馬さんの肢を足で挟んで支えながらの作業なんです。
どんなに軽いお馬さんでも馬体重は400キロくらいはありますから
その1本を抱えるとなれば相当な重さ!
もちろんお馬さんも倒れないようにバランスはとってくれますが大変です。
余談ですが今日は装蹄師(蹄を削ったり蹄鉄を打ったりしてくれる方)さん
による講習会が千葉で開かれています。
井口指導員がクラブの代表で参加しているのですが、ベテランで男性の井口指導員ですら
「疲れるよ〜」と言っちゃうくらいですからその労力は推して知るべしですね。
装蹄師の先生にお話を伺いながら作業を見ていると

炉で焼いて高温になった鉄を打ちながら形を整えています。
「鉄は熱いうちに打て!」のリアル版ですね(笑)

お馬さんによって蹄の形はみんな違うのでこうして多少形を変えているのですが、
先生は毎回当クラブのお馬さんをやっていただいているので既に
それぞれのお馬さんのことを覚えてくださっています。

形が程度整ったら

じゅうぅぅ〜〜〜!!
お馬さんの肢の辺りの白いのは光ではなくて湯気なんです。
こうして削った蹄の形を蹄鉄と同じに合わせます。
この時に隙が出来ていたり、形が合わないと結果的にそのちょっとしたバランスの狂いで
お馬さんは体全体のバランスを狂わせてしまい大きな故障の元になりかねない
とってもデリケートな部分だからです。
500キロ前後ある大きな体を支える為には1本づつの肢がしっかりと仕事をしていないといけないんです。

そしてもう一度微調整をして

再び焼き付けます。
これで整っていれば水で冷却してその後釘を使って装着します。
そしてこれはちょっとした豆知識なんですが、お馬さんは前肢と後肢は蹄の形が違うんですよ。
考えてみれば人間も手と足は形が違いますもんね。

左が後肢で右が前肢だったと思います(急に曖昧でごめんなさい)。
見た目は同じ「肢」なんですが、こんな違いもお馬さんにはあるんですね。
ちなみにこうして練習馬で使用している蹄鉄はこういう型で市販されている
(とは言え一般のお店にはないですが)ものなんです。ま、基本はサラブレッドはこんな蹄をしているってことですね。
左側の蹄鉄は上にある鉄の棒から先生が一から作ったものだそうです。
よくそんな棒をこの形にしちゃいますねぇ!!
(もちろん装蹄師さんは試験を合格されたプロなのでこういうことをやってきているわけですが)
仕事道具なので画像は撮りませんでしたがお馬さんによっても蹄鉄の大きさや形も変わりますし、
蹄に難のあるお馬さん用の蹄鉄も見せてもらいました。

そんな縁の下の力持ちの文字通り「支え」があって

お馬さんはお客様と楽しく走り回ることができるんです。

『 先生、ありがとうございます 』 ( マイネルビンテージ)
ということで今日はこんなところになってしまいますが、生き物を扱う世界なので、
余り表だって出てこないお馬さんのメンテナンスについて書いてみました。
明日はちゃんと体験乗馬を中心に1日をお送りします。

『 また明日! 』 ( ポール )













