Joe's Labo
城繁幸公式。
というか避難所。移行か?
なんか使いづらいな・・・




今週、アゴラで中学受験の是非が話題になっていた。
中学受験にかぎらず、日本の教育制度にいろいろと課題が多いのは事実だ。

東大出てみて個人的に思うのは、受験勉強ってほとんどまったく役に立ってないなということ。
しかも4年間遊んでるから、入学時を頂点としてそこから教養もインテリジェンスも下がり続ける。
大学まで一生懸命詰め込むだけ詰め込んで、4年間ぼぅーっとするシステムは実に無駄だ。

最近、とみにそう思うようになったのは、欧米の大学院で学んだ人(国籍問わず)と会う機会が
増えたからというのが大きい。
たぶん18歳時点の知識量では、普通の東大や一橋の学生は彼らに負けてない、というかむしろ
勝っていると思うのだが、30歳過ぎた今だと結構な差で負けている気がする。※ 
大学生活+20代の間に、決定的にまくられてしまっているわけだ。

まあ商社なんかでは頑張っている人も多いのだけど、大手のインフラなんかに入って10年経つと、
もう人材の市場価値がゼロというか、“企業”という保育器の中でしか生きていけない生き物に
なっている人が多い。
もともと年功序列制度というのは、そうやって人を企業カラーに染め上げて縛りつける制度なので、
この結果自体は想定通りと言えるけど、本人の人生にとっても社会にとっても、これはいまや明らかな
損失だろう。

というわけで、人事制度はもちろんのこと、教育制度についても以下の点は無視できない。
・詰め込み教育は効果ゼロではないが、それだけでは実社会であまり役に立たない。
・大学4年間の高等教育がとても重要。そこを無為に過ごす日本の教育システムは非効率。

詰め込み自体は何らかの形で残るだろうけど、大学教育自体はなんとかすべきだ。
それには労働市場の完全流動化を実現して、
「初任給が人によって全然違う」「3年目で事業責任者になれる」
ような土壌を作るしかない。大学で学ぶことが要求される社会の実現だ。

というような話はいつも言っていることなので、もう知ってるよという人も多いだろう。
今回は私立の中高一貫校について、ちょっと思うところをまとめてみたい。

一昔前まで、人事の間では「付属校上がり」を一段下に見る傾向のある人が多かった。
同じ慶応の法学部なら、付属校より一般入試経験者の方が、受験というフィルターを経ている分、
優秀に違いないというシグナル効果だ。企業自身、かつては詰め込み型を重視していたということだ。
実際、幼稚舎のOBに聞いても「中学、高校と後から入ってくる人の方が成績は良い」のは事実らしい
から、この先入観はあながち間違いでもない。

でも、最近こういう考えは、少なくとも企業側からはとんと聞かなくなった。いつも言っているように
求める人材像が変わってきたからだ。
「一生懸命詰め込んできました」というタイプは、もちろん悪くはないが別に好かれもしない。

僕もそうだったからわかるんだけど、公立の一番ダメなところは、ごくごく平均的なモデルにそって
カリキュラムが組まれているため、頑張る子でも、というか頑張れば頑張るほど枠にはまった“普通の子”
になってしまうということだ。

で、その平均的モデルというのは大昔に作られた昭和モデルなせいで、実社会でえらく苦労する羽目になる。
中学、高校は地方公立で優等生、大学もそこそこ良い国立大、でも今では平均年齢40歳企業の“永遠の若手”
状態という人は少なくない。むしろ僕の知人はそんなのばっかりだ。
これもまた、若い世代の閉塞感の一つだと思う。

個人的には、私学の中高一貫校出身者の方が、話していて余裕があるというか、組織依存でない
アウトサイダー指数が高い気がする。

もちろん、リスクはある。
たとえば同じくらいの偏差値の私大学生を100人面接したとすると、頭一つ抜けている私立中高出身者が
いる一方で、一番ダメなのも同じ私立校出身者だったりする。
それでも、たぶんそういう人は公立校に行っても勉強はしていないはずなので、やはり今の時代、
私立を選択するのは合理的な気がする。

余談だが、“勉強時間”という意味なら、大学までガンガン詰め込みして、在学中は“優”かせぐために
一生懸命授業に出て、卒業後は官費で欧米の大学院に留学している財務や経産官僚が最強だろう。
実際めちゃくちゃ優秀な人は多い。
であるので、労働市場改革や教育改革を待たなくても、大学四年生対象に“達成度試験”みたいなもの
を作って就職活動に使わせれば、みんな勉強するだろうから手っ取り早く底上げにはなると思われる。

もっとも、霞が関を見ても明らかなように、優秀な若手を採ったところで、それを活かす人事制度が
ないと組織全体のパフォーマンスは上がらないわけで、結局は雇用流動化が必要である点に変わりはない。


※日本人で40代以上だと、章男ちゃんみたいに差を感じない人もいっぱいいるけど。


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コメント
 
 
 
Unknown (台湾逃亡中)
2010-02-13 11:44:56
大学が専門教育の場ではなくなって、久しいと言われています。友人の高校教師も、それをはっきりと言っていますし。最早、就職予備校だ、と。しかし、その就職予備校としての価値も、下がりつつあると感じています。

日本に居た時から感じてはいたのですが、台湾に来てから、日本以外の国の学生との交流を通して、日本の大学と、会社の制度って、本当に奇妙だと、確信しました。

優秀な人材が生かされないってのは、なんとも勿体無いですし、そういう仕組みになっていないから、教育にかけるコストをばんばんカットする事になるんでしょうね。

本当に優秀な人や、ある程度お金がある人が、国外に出て学んだり仕事をするのは、当然だよなと感じています。

台湾あたりで、そう感じるんだから、ヨーロッパやアメリカに行ったら、もっと強烈にそういうのを感じるんだろうな。
 
 
 
規制はダメですって (V)
2010-02-13 12:57:43
>労働市場改革や教育改革を待たなくても、大学四年生対象に“達成度試験”みたいなもの
>を作って就職活動に使わせれば、みんな勉強するだろうから手っ取り早く底上げにはなると思われる。

一番手っ取り早い「大学改革」は、官庁から大手企業まで入試の合格発表に乗り込んで面接しその時点でリクルートしていくこと。

・やる気のない教師
・やる気のない学生
・不要な校舎
・低密度の4年間
・不要なFランク大学

すべて一掃できる。今の日本で無理やり勉強させる制度を作っても無意味。
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/05/21041544.html
 
 
 
Unknown (AMC)
2010-02-13 13:02:19
> 4年間遊んでるから

普通の国立大学レベルの大学生は、文系・理系関係なく、論文や実験、研究などで大学に泊まり込むなど、下手な社会人より遥かに忙しい毎日を送っていると思うのだけど、一体どこの異世界の大学生をさしているんでしょうか?
 
 
 
Unknown (goodworker)
2010-02-13 14:07:08
城さん

こんにちは。
私は社会人三年目の男子です。

城さんのブログや新書を拝見して、
外資系への転職を決断しました。

大手にいる安心感はありましたが、
何よりポストが硬直している閉塞感や、
残業を強いられる点で不満を感じていました。

城さんが主張しているjobmarketの流動化が、
実現する日は必ず来ると思います。

というか、
僕たち20代が戦って勝ち取らないといけないと思ってます。

本当にきっかけを作って頂き、
ありがとうございました。

引き続き頑張ってください。
僕たちも頑張ります!



必ず
 
 
 
大阪府の学校教育より思うこと。 (Shimotaka)
2010-02-13 14:20:32
・公立学校の可能性
私の地元、大阪府ではトップクラスの学校を中心に教育重点化や特色ある高校づくりを進めています。私自身は重点化対象校を出ていますが、全体的には熱心な先生や生徒が多かったと思います。公立学校の再興のためには、このような差別化をしていくべきだと思います。もっとも、改革も発展途上だし大学入試にしか見ていないのでは問題ですが。
小・中学校でのバウチャーも意味はあると思います。(そうなると住所で自動的に通う学校を割り振る制度にもメスをいれるべきですが。)

・橋下発言と府立大
初めて聞いたときは違和感を感じたのですが(大阪府立大は東大阪市の中小企業との産学連携にかかわるなど、必ずしも府民にとって無意味とはいえない)、これは大学と社会の関係を表しているように思えます。
学生は要領よく単位をそろえて卒業できればいいと割り切り(僕自身も含め…)、一部の教員=学者はどうせ熱心に講義しても無駄だの自分のことさえ気にしてればいい(世間ずれのリスク)だのと割り切り、学生の親はいいところへ就職するツールと割り切り、世間(企業も含む)は大学の研究や教育に興味なし…(博士の就職難にも通じる。)これでは大学が社会のインフラとして十分に機能するのは難しいと思います。ある意味、わざわざ公的部門で大学を運営する理由がないと言うのも当たっている気がします。もっとも、潰せとか吸収させよとかいうことはナンセンスで、今申し上げた構造的な問題を全て変えるべきだと思いますが。(ちなみに僕は府立大ではなく市立大の人間です。)

長々と失礼しました。
 
 
 
同感です (某20代官僚)
2010-02-13 14:41:32
現役20代官僚です。

>もっとも、霞が関を見ても明らかなように、優秀な若手を採ったところで、それを活かす人事制度が
>ないと組織全体のパフォーマンスは上がらないわけで、結局は雇用流動化が必要である点に変わりはない。

ここはまさに同感です。
私は優秀なほうではありませんが、霞ヶ関の人事制度は本当にひどいもんだと日々感じています。
優秀な同期があまり意味のない仕事を毎日朝までさせられているのを見ると、人材の無駄使いここに極まれリと思います。

 
 
 
今は違うのだろうが (a2c-tk)
2010-02-13 14:43:11
城さんよりちょっと上の章男ちゃん世代です。

理系はわかりませんけど文系だとそんな感じでしたね。語学と体育はほとんど出席して、他の科目はレポートと試験(直前に出回る過去問コピー収集が鍵)だけ通せば4年間遊んで過ごせます。私は週5日ちゃんと通ってましたよ。学食で食事するためでしたが。

もちろん今は違うらしく、サークルのOB会で一回り以上歳の離れた後輩と大学生活とか就職活動とか自分の頃はこうだったみたいな話をしましたが、とても驚いていましたね。

だから「4年間遊んでるから」というのは城さんの経験談としては間違っていないと思いますよ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-02-13 15:10:26
システムの問題より勉強しない学生の問題でしょう。
大学でいろいろ身につけてくる人はたくさんいますよ。
 
 
 
Unknown (池尾信者)
2010-02-13 15:14:01
札幌の一流公立高(笑)だったけど、二年時くらいから、頭が悪いのはまじめに教師の話を聞いてる自分ではなく、向こう(教師)だと確信しました。それから、予備校通ったけど、教科書もらったら自宅で独習。

結局は、教師の競争があればいいので、今はネットがあるから、どんどん頭のいい奴は発掘されると思う。

国立も私学もバカ学生ばかりなのは、第一に教師の競争がないから。第二に経営の自由がないから。第三に学位授与機構に競争がないから。第四に女子大生がかわいいすぎるから。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-02-13 15:20:24
当方理系大学部生やっています。はっきりいって勉強している方では無いですが、それでものんびりしてる感じは無いです。大学行ったら暇なんて聞きましたが、とんだ嘘でした。
 
 
 
最悪の団塊世代 (tadashi)
2010-02-13 16:22:34
鳩山など最高の学歴の持ち主だけど最悪の団塊世代の代表選手だ。日本の戦後公教育の失敗は鳩山や日本のマスコミ・出版・労組・大学教授などみればよくわかる。明治世代が築いた資産を食いつぶした昭和のごくつぶし世代、それが団塊世代だろう。

唯一小泉だけが「慶応の悪ガキ」で突出していたため改革できた。内外の評価も高かった。なのに日本のメディアは世論をミスリードして改革の流れを潰したんだ。後世の歴史家は断言するだろう。団塊世代によって日本は滅んだ、と。
 
 
 
大学生の勉強量 (山田)
2010-02-13 17:08:49
興味深いご議論だと思います。
ただ、ちょっと現状認識に関して一言申し上げたいことがあります。

現在の東大生の平均勉強時間は、一日当たり約9時間だという調査があります。
おそらく、他の大学でも差こそあれおおむねその程度の勉強量は確保されていることでしょう。
かつての怠惰な日本の大学生像とはかけ離れた実態です。

「これでも少ない!中国の学生は…」とお思いになる向きもあるかもしれませんが、
加えて読書・アルバイト・社会貢献活動・自己研鑽をしていたら
時間はいくらあっても足りません。
少なくとも、「ぼぅーっとする」暇はないのではないでしょうか。

問題は、勉強したことのアピールは悪だと考えられていることと、
「日本の大学生は勉強しない」という中高年の思い込みによって、
いまだに、大学生は勉強しないことにさせられていることではないでしょうか。
これでは教育によって得られた専門性など発揮しようがありません。
年功序列制度を維持するには、その方が都合がいいのかもしれませんが…。
 
 
 
今は大学の高校化 (Unknown)
2010-02-13 17:19:00
今は大学の高校化が進んでいるそうです。
http://blog.livedoor.jp/mineot/archives/51680797.html
 
 
 
Unknown (AMCさんへ)
2010-02-13 17:25:32
> 一体どこの異世界の大学生をさしているんでしょうか?

その上の行に
> 東大出てみて個人的に思うのは、
って書かれていますよ。
 
 
 
二極化は始まっている ()
2010-02-13 17:50:32
前も書いたけど、今は過渡期で、上位の学生は勉強し始めている。年功序列の崩壊が進めば、レジャーランドも終了するはず。でも少子化で敷居は下がるから、ものすごい二極化が進むだろう。

 
 
 
Unknown (sisina)
2010-02-13 17:54:20
教育改革と言うと何かと「詰め込み」か「考える力」かのような二項対立になりがちですが、プログラムの中身よりも環境を変えなければならないと思います。環境というのは空間的なものだけではなく、むしろ時間的な問題です。 
まあ簡単に言えば新卒一括採用(延いては年功序列)は高等教育に悪影響しか及ぼしていないということです。大学生が勉強しているかいないのかというのは不毛な議論でしょう。
 
 
 
忙しいだけでは… (在米)
2010-02-13 18:08:33
東大理系(学部・院)出て米国で働いて10数年の者です。私も学部・院時代は泊まり込んで実験してましたが、米国の上の方の大学を出た連中の話を聞くと、ぬるかったなあと思いますね。まあひとえに私の不徳の致すところで、同期には立派な成果を出してる人もたくさんいますが。

残業をたくさんすることと仕事で成果を出すことは別であるのと同様、勉強も時間だけたくさんかけても質が伴ってないと無駄なだけです。大学教育の良し悪しは、平均何時間勉強してますって話ではなく、卒業生のアウトプットで判断したいところ。ただ、人を活かせない社会になってしまっているとそれもかないませんが。
 
 
 
ほんとそうですよね (若者)
2010-02-13 19:11:39
僕も先日学校新聞に、教師は社会のことを何も知らないから、社会が求められる人間を作り出せないという由を書きました。
例えば、彼らが求めるのはある種の道徳的清潔さ(みんなに迷惑をかけないとか、忘れ物や遅刻は絶対しないとか、そういう細かいこと)です。確かにそれは大事ですけど、それより仕事で求められるのは、人間関係を駆使して、失敗にもめげず、怒られてもへこまない(笑)様な人なんじゃないでしょうか。
勉強は勉強で、古典文法がどんだけ重要ですかって話にもなってきそうですけど、まあこういうのをしっかり覚えた人だけが教育のシステムを作るわけで(わら)
 
 
 
現状では (Unknown)
2010-02-13 19:51:50
数学検定や科学検定というのもあるようで、1級は大学レベルらしいですけど、達成度の測定にはいまいち使えなそうですね。
何か適切な試験が作られるといいですね。
 
 
 
過渡期なので (しみず)
2010-02-13 20:04:19
このような話題だと、たった数年の生まれの違いや、すごした場所(学校)のちょっとした違いで、意見がかなり割れそうですね。
 
 
 
新卒の崩壊 (tksuzuka)
2010-02-13 20:31:54
年功序列と新卒主義が崩壊すると、大学に社会人が流れ込むと思うのですが、
経営難の大学が多い中、どうして大学側からそんなアクションが見られないのかなと、
ふと思います。
 
 
 
そういえば随分前に、、、 (ホワエグ断固反対派)
2010-02-13 20:34:30
>大学4年間の高等教育がとても重要。そこを無為に過ごす日本の教育システムは非効率

そういえば、随分前に現東京都知事の石原氏が国会
議員選挙か何かの政見放送で「大学も今のように入るのは大変だが入ったら卒業まで遊んでいられる所から、入りやすいが卒業するのは大変なアメリカの大学のように変えていきたいと思います」とスピーチしていたことを思い出しました。
当時小学生くらいだった私は、それを見て父親に
「大学って入れば勉強しなくても良いところなの?」
と聞くと「どこまでそうなのかは分かんないね。
お父さんの職場にも高卒で入ってくる人と、大卒で
入ってくる人とがいて、どちらが優秀かといわれれば
大卒かも知れないけど、仕事に取り組む姿勢や会社への忠誠度なら高卒の人のが上だと思うよ」と答えました。

今思えば、そんな昔から「教育改革は一応は叫ばれていた」わけなんですよね。しかし、実際は全く変わっていませんが、、、。

しかし終身雇用という庇護制度で企業人として生きていければ良いだけだった当時と今とでは、まるで状況が違います。労働市場や労働の価値観が大きな変革期を迎えつつあるので、それがいずれは学校教育にも波及して来るとは思うのですが。。。
 
 
 
概ね賛成ですが (Unknown)
2010-02-13 20:55:40
>財務や経産官僚が最強だろう。
>実際めちゃくちゃ優秀な人は多い。

う〜ん、そうですかね?
仕事柄その手の人達と多く接しますが、あまりそうは思いません。
彼等は費用対効果の概念が薄く、忙しくしている割には実のあることをやっていない印象があります。
机上の知識はあるけど世間知らずですしね。
根っこに官尊民卑の思考があるし、権威主義の人も多く、そういった人間性の難も含めてトータルに考えれば、結局あまり使えない人が多い気がします。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-02-13 20:57:19
城さんは政治家になればいいと思いますね。ただし
今はまとまな成長戦略を掲げる党がないので、近い
将来になるでしょう。しかし、国民の中ではまとまな成長戦略を支持する人は少なくありませんので、城さんを支持する人はかなりいるはずです。若者マニフェストを作った事もいい経験になるでしょう。
 
 
 
Unknown (大学生)
2010-02-13 21:17:13
現在京大に通っています。
いつも城さんのblog, twitterを興味深く拝見しています。

山田さんの挙げられた調査には疑問が有ります。

>現在の東大生の平均勉強時間は、一日当たり約9時間だという調査があります。
>おそらく、他の大学でも差こそあれおおむねその程度の勉強量は確保されていることでしょう。
>かつての怠惰な日本の大学生像とはかけ離れた実態です。

京大生は東大生より一般的に怠惰だと思われますが,現役大学生の感覚としてこの数値は"あり得ません"。

東大生といっても文系,理系,学部生,修士院生,博士院生,年齢で言えば18歳から上はキリが無く,有象無象の学生が居ます。(これは京大も同じです。)

官僚や難関資格取得を目指している学生,研究室にこもりっぱなしの理系院生などは9時間の勉強時間を確保していてもおかしくはないですが,それ以外のごくごく普通の学生はサークル活動,アルバイト,趣味などに没頭して,勉学は二の次です。就活を始めれば授業の出席もままならない人も多いでしょう。

ソースがあればぜひ提示していただきたいと思います。


私自身は専門課程の勉強はそれなりにしています(海外の大学生と比べれば全く不十分だとは思いますが)。
ただ一般教養科目(いわゆるパンキョー)は城さんが仰られたように,大して授業にも行かず(もしくは行っても聞かず),過去問を集めて,適当に教科書を飛ばし読みして,単位を取得しました。

進振り制度がある東大と比べれば京大の1〜2年生はとてもヌルいです。それでも聞くところによれば以前よりは大分厳しくなったようです400人の教室講義に2000人の履修登録者,全員通す"神"がいたとか。もちろん出席者は数人でしょう。今はそんな授業有りません。
 
 
 
Unknown (非征服民A)
2010-02-13 22:01:38
鳩山邦夫氏は首席で卒業したそうで、トップクラスの成績で財務官僚になった人よりも「優秀な」人だったわけですし、兄の由紀夫氏はスタンフォードで学位を取るというピカピカの経歴を作った後に親族が作った大学の助教授に収まったいたわけですが、あの二人が発する言葉には知性がまったく感じられませんが。

一方、GFPを発見してノーベル賞を受賞した下村脩氏は長崎大学という駅弁大学の出身ですし、青色ダイオードの製造に成功した中村修二氏に至っては四国の無名大学で修士どまりです。両者の研究履歴や自身が書いた本を読みましたが、彼らの仕事ぶりはまさに鬼気迫るものが(それも短期間ではなく10年以上に渡って)あります。こういう仕事は人生を棒に振っても構わない人じゃないとできないし、「賢い」人は鳩山由紀夫氏のように計数工学という一言で言えばくだらない分野で学位を取って留学して経歴作りをしてレジャーランドで人生を過ごしますからね。日本の大学というのはそういうクソみたいな人たちが牛耳っているんだから、大学を頂点とする日本の教育がクソになるのは推して知るべしです。

日本の幼稚園は国際的に評価が高いようですが、これは大学教員の権益が及ばないところだからでしょうな。
 
 
 
Unknown (めるめる500☆)
2010-02-13 22:04:29
>“企業”という保育器の中でしか生きていけない生き物になっている人が多い。
>本人の人生にとっても社会にとっても、これはいまや明らかな損失だろう。

仕事は適切な賃金や地元での雇用をGETするためのツールとして割り切るのも一つの考え方ですし、そんなことは社風や労使関係の間で積み上がっていくものだと思いますし、それを維持するための一つのツールとして「新時代の日本的経営」的な手法もアリだと思います。

>それには労働市場の完全流動化を実現して、
>「初任給が人によって全然違う」「3年目で事業責任者になれる」

こうゆうのは現在でもあると思いますよ。ベンチャー企業や、コンシューマー営業系の零細企業など。(逆の言い方をすれば、役所化してしまった既存大企業にそれを求めるのは筋違いというものだと思います。)
問題は、そうゆう企業が社会的に信用されているのか、されていないかなのだと思います。取引先企業規模や業種にもよると思いますが。(ITやサービス業界なら問題なくても、建設や電機、自動車ではたぶん信用されていないでしょう。)
 
 
 
Unknown (非征服民A)
2010-02-13 22:17:35
>年功序列の崩壊が進めば、レジャーランドも終了するはず。

磯崎氏が言っている通り、大学は学生のためのレジャーランドなのではなく教員のためのレジャーランド。学生の意識が変わってもそれに応えられる教員がいない。

>現在の東大生の平均勉強時間は、一日当たり約9時間だという調査があります。おそらく、他の大学でも差こそあれおおむねその程度の勉強量は確保されていることでしょう。

だから大学でそんなに勉強ばかりしてどうするの?と思ってしまうのだが。高難度の資格試験の勉強をしているのならともかく、就活に備えて優の数を揃えたいのだけならそんなにアホみたいに時間をかける要領の悪さが気になる。工学部なら講義や実験にとって自発的にそれだけの勉強をする意味も意義も分かるが。
 
 
 
Unknown (ほる)
2010-02-13 23:03:03
大学への補助金を廃止して、大学が自力で生徒と学費を集めるようにさせればOK。

もしくは大学を全て廃止して民営化し、生徒は定められた一定の単位を取れば大学卒業資格を政府が与えるようにすればOK。
 
 
 
色々ありますが (氷河期戦士)
2010-02-13 23:06:45
>受験勉強ってほとんどまったく役に立ってないなということ。

そうですか?城さんの著作で、国家総動員法や江戸時代の歴史の話なんかが出ていて、これって受験勉強で得た知識じゃないですかね?

>大学まで一生懸命詰め込むだけ詰め込んで、4年間ぼぅーっとするシステムは実に無駄だ。

私もそう思います。しかし、詰め込みを批判し、早慶をはじめ私立大学が「見かけ上の偏差値」を上げるために、一般入試枠を狭めてしまった結果、私大の学力低下は凄まじいものがあります。心理学や法学など受験科目にない専攻をしている学生はまだしも、英語英文、歴史、理系全般なんかは基礎知識がすっからかんの「推薦入学者」のためにわざわざ補習をしなくてはいけない始末です。

更に、推薦入学者が増えるということは、一般入試のような「受かるか落ちるか合格発表日まで分からない」ような賭けを経験している人が減るということを意味します。要するに、「リスクをとらず、寄らば大樹の〜」的な行動を取るようになります。学生の大企業志向や終身雇用を望む理由はそういうところにあると思われます。

>私学の中高一貫校出身者の方が、話していて余裕があるというか、組織依存でないアウトサイダー指数が高い

そりゃ、親に金と理解があるからでしょう。そうなるとやっぱり、単に東大卒とか京大卒とかいった最終学歴の偏差値というより、親の金・コネ・学歴といった「生まれによる社会」になりつつあるということなんでしょう。

>頭が悪いのはまじめに教師の話を聞いてる自分ではなく、向こう(教師)だと確信しました。それから、予備校通ったけど、教科書もらったら自宅で独習。

そうなんですよね。受験が悪いというより、高校の授業が一番無駄です。今はyoutubeやニコニコ動画があるんだから、一流講師の授業を動画で無料配信すれば、少なくとも地方の高校生が「都会は予備校があるから地方は大変なんだ。」という批判をかわせます。

大体、平常点というシステム自体が教師の権力を温存させる諸悪の根源でしょう。更に、高校入試の内申点重視(特に、相対評価。あれは人事評価における「人事部主導の全部署での調整」と同じです。)は一番日本の中学生を駄目にしているでしょう。

>勉強したことのアピールは悪だと考えられている

その通りですが、バブル世代以前が、「勉強ばかりしている=がり勉=根暗」「遊んでいる=リア充=根明」といったモノサシで採用人事をしたりする点に問題があるでしょう。それを取り上げまくる就職対策本にも大いに問題ありです。
 
 
 
達成度試験 (matsu)
2010-02-13 23:44:27
>労働市場改革や教育改革を待たなくても、大学四年生対象に“達成度試験”みたいなもの
を作って就職活動に使わせれば、みんな勉強するだろうから手っ取り早く底上げにはなると思われる。

この「達成度試験」というのは就職活動における筆記試験と役割的にどこが違うのでしょうか?
 
 
 
国際的な視点 (元日本人)
2010-02-14 00:27:21
>>たぶん18歳時点の知識量では、普通の東大や一橋の学生は彼らに負けてない、というかむしろ勝っていると思うのだが

この見方は、城さんのホーム・カントリー・バイアスによるものですか?

アメリカの超一流大学には世界中の天才、秀才が願書を出して来るのですよ。日本語の壁に守られている東大や一橋とは競争の土俵が違うのです。勿論、大学院レベル、教授陣の資質についても同様です。世界中から来る。世界が土俵の競争です。

教育のあり方を、平均値の底上げという視点で見れば、日本の小中高教育は、戦後それなりの成果を上げたのではと思います。但し、ここは平均値の議論。

しかし、国際市場、国際社会での競争力という視点で、日本のエリート大学、大学院の価値を見るとどうなるのか?????
 
 
 
資格試験は別として (そうかなあ)
2010-02-14 00:55:10
文系に関しては営業がほとんどだし、知識って要るのかなあ?経営学も上に行かないと使えない。

城さんの考える大学で勉強すべきものとはなんですか?
 
 
 
勉強の質が問題 (ひろ)
2010-02-14 00:56:23
現在の大学生は勉強している、理系の学生は忙しいとの書き込みもありますが、日米の大学を経験した私の印象は、勉強の質が異なります。
実社会で経験する問題は正解が一義的に決まるわけではないですし、そもそも問題を発見する能力も問われます。勉強の量ばかりを言ってもどうしようもありません。
この問題は根が深いですね。企業が求める人材像、アカデミアとインダストリーの関係、自治が基本のアカデミア内の自浄作用。演習や発表を重視しない初等教育(大学でいきなりやれと言われても。。。)
 
 
 
大学の勉強とアウトサイダー (X)
2010-02-14 01:09:23
>私学の中高一貫校出身者の方が、話していて余裕があるというか、組織依存でないアウトサイダー指数が高い
これは私の周りを見ても事実であると思います。しかし中高一貫校の教育自体ではなく、子弟を私学の中高一貫校に行かせられる親の所得・階層によるところが大きいように感じます。就職や子育てや住宅購入で親の大きな支援が期待できるのと、逆に一流大学を出て一流企業に就職しても奨学金は云百万も返さなければならない、親兄弟は支援が期待できるどころか、養わなければならないという立場にあるのとでは、全然違いますから。
前者は不合理な昭和モデルなどに従わず、己の思うところにチャレンジできますが、後者は不合理とわかっていても目先の日銭を稼ぎに昭和モデルに浸からざるを得ません。

>大学生の勉強量
(語学以外の勉強量が)増えれば増えるほど、逆にどんどん「社会のニーズ」とずれていくような気がします。例えば、既存の商学部や経営学部でのカリキュラムを死ぬほど一生懸命やっても、会計士になって監査やコンサルの現場で役立つか?というと、まったくそういう気がしない。
実務のニーズは、現場の作業に直結するテクニカルなものと、チームの中で要領よく仕事を進めるための人間力的なものですが、これを満たすような講義が、日本の大学で許容されるのか?というと・・・まだTACとか大原のような専門校の方が望みがありそうです。結局のところ、大学・大学院の勉強内容と雇用の流動性が改善されて、無名大学から有名大学院に行くことが”学歴ロンダリング”呼ばわりされない時代が来るかどうか?であり、そのような時代が来ない限り、大学生の勉強量が増えれば増えるほど、不幸なすれ違いが続くでしょう。
 
 
 
永遠の若手です。 (インフラ系30代)
2010-02-14 09:24:40
某インフラ系の35歳ですが、城さんのおっしゃるとおり、永遠の若手です。どこの職場にいっても、いつまでも若手扱いです。

私が入社した頃は、私の年齢で管理職もいたはずですが、私の周り、少し上の先輩をみても管理者にすらなれていません。もちろん、周りは有名大学から入社してきた勉強は得意な人たちばかりです。

会社のアンケートがあったので、とりあえず若手管理者を登用しろと書いておきました。だけど、差をつけられるような業務もなく、年齢順に管理職にしていくしかないのかなと思います。

ただ、関係会社に出向したのですが、関係会社は成果が目に見えるので、能力や結果を重視した業績評定や管理者登用がなされています。私も、大いに鍛えられました。

関係会社と親会社の差は何なのだろうと考えていますが、安定した売上に胡坐をかいて旧態依然とした体制で会社経営が成り立っていることかなとは思います。よってノンワーキングリッチも雇用できるというわけです。やはり、規制緩和等による新規参入などがないと(少しはあるんですが)会社の活力が奪われていく一方ですね。
 
 
 
ブランド (waseda)
2010-02-14 11:25:08
日本人。それは世界の労働市場で「使えない人材」の代名詞になる。日本が優位性をもっていたのは昔の日本人が立派だっただけで、そのブランドも戦後公教育のせいで消滅しつつある、というのは言い過ぎか…?それにしても大学教授のクソ無能ぶりといったら…
 
 
 
モラトリアム (山田祐太)
2010-02-14 11:31:58
僕がなぜ大学に進学したか。
高卒で働きたくなかった、そこそこの大学で
遊びたいと思っていた、要はモラトリアムの為でしかない。

概ね周りの人もそんな感じで、アカデミズムを追求したい人なんて皆無だった気がします。
僕はマーチレベルだったのですが、東大や早慶の学生でもアカデミズム派は一握りだと思います。

この意識の乖離こそが高等教育の問題だと思います。
社会のニーズを受け止め、せめて半分ぐらいの講義は
実践的なスキルと学ぶ場に変えてもよいのではないでしょうか。
資格取得、インターン、ボランティアとある程度の実績を伴えば単位を与えるなどアメリカの大学に学ぶところも多いと思います。
 
 
 
Unknown (めるめる500☆)
2010-02-14 12:27:59
>更に、推薦入学者が増えるということは、一般入試のような「受かるか落ちる
>か合格発表日まで分からない」ような賭けを経験している人が減ると

一般入試のほうが、受験校を沢山確保できる分、自分の偏差値相当の学校に入るとい

う視点からはかなり確実だと思いますけどね。高校なら首都圏在住なら10校程度は

受験出来ますしね。中学でも5校は受験出来るでしょう。(大学は中高と違い入試科

目や大学の学部名が多様・・それ以上に、本人の○○大学に行きたい、が明確なので

、それに拘ると難しい面もあるかも。)


>大学生の勉強量
>(語学以外の勉強量が)増えれば増えるほど、逆にどんどん「社会のニーズ」とず

れていくような気がします。

そう思います。最たる例が「博士」でしょうねえ。。。


>社会のニーズを受け止め、せめて半分ぐらいの講義は
>実践的なスキルと学ぶ場に変えてもよいのではないでしょうか。

こんなことは、学生本人の意識とセルフマネジメントと自己責任の問題であり、他人がとやかく介入する問題でないと思います。(どれだけの労力を「アカデミズム」「実践的なスキル」「部活動」「アルバイト」に割り振るのか、など。)親元から通えるとか親が裕福だとかの場合は、アルバイトに割り振る労力は少なくて済むので有利ですけど。

>資格取得、インターン、ボランティアとある程度の実績を伴えば単位を与える

卒業に必要な単位がほしければ、定期試験日前に徹夜する、が一番効率的と思うんですけどね。(単位がほいしから学ぶんですか?ということです。)
 
 
 
Unknown (J)
2010-02-14 12:46:41
この教授によると金銭より教養が大事になってくるようです。本当見習わなくてはいけませんね。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002130040.html
 
 
 
東大 (関係者)
2010-02-14 13:13:48
東大についていえば、8割はママのいうとおりに勉強して東大に合格した連中だ。毎年試験を繰り返せば「対策」も確立されて、それに特化すれば結果も計算できるようになる。

最終的に偏差値60までいった人間なら、東大に入る素養は十分にある。

藤沢氏のエントリーは東京=日本国であれば事実だが、他の46道府県も考慮すれば真実度が大きく下がる。そもそもそのような計算どおりの児童〜生徒〜学生を「天才」と呼ぶべきなのか。


もちろん、あえて「計算どおりの人間」を選抜して社会を運営させるのは悪いことではない。しかし、そのような人間は天才
でもなく、ましてやノーベル賞を取らせようというのは合目的的な手段を選択していない行為だ。

藤沢氏は何か勘違いをしている。
 
 
 
私立・公立 (シャボン玉世代)
2010-02-14 13:54:08
>単に東大卒とか京大卒とかいった最終学歴の偏差値というより、

中学・高校時代の学力水準や対人能力で決まるのではないか。中高一貫の私立校では学力審査と面接で本人の地頭と対人能力を、入学金で親の経済力・階層をチェックしたうえで入学させる。それに入学後に授業についていけない者や対人関係に難のある者(イジメの被害者および特に悪質な加害者など)に対しては義務教育の中学学年であっても「自主退学」に追い込む。学校の「ブランドイメージ」を保つためにだ。もっとも、中学段階から子供を私立に通わせることができる家庭なら、経済的には豊かな階層であり、ほかにも選択肢があるし、義務教育であるから公立中学が受け入れてくれる。
家が貧しく、本人の学力や対人能力が低い場合、私立中学では受け入れてくれないので、公立しか選択肢がない。公立中学の場合、義務教育のため退学処分にはできないので「問題児」が排除されず、それが世間の目には「公立は荒れている」と写るのである。高校の場合でも私立ほど簡単には退学処分にしない。なにしろ公立高校とくに底辺校は「未成年失業者の隔離施設」としての機能があり、地域社会の治安維持という使命があるからだ。
公立校出身者より私立校出身者のほうが優秀に見えるのは以上のような理由からである。なにしろ私立はあらかじめ「問題児」を入学させないし、入学後に問題児であることがわかったら容赦なく切り捨てるからだ。昨今のお受験ブームは経済的に余裕のある親たちが、「貧困家庭」「問題児」を排除するような環境こそが我が子の教育に良いと判断したからであろう。決して私立校の教育方針や教師の能力が優れているからではないし、公立校のそれが劣っているからでもない。
もっと言うと、「良い大学」に入学したいだけなら公立私立を問わず、別に中学高校なんて行くことはない。高卒検定に合格すれば大学受験資格を取得できる。予備校に行って入試科目だけ勉強していればいいのだ。学力「だけ」ならどうにでもなる。
問題は対人能力だ。高卒検定は高校未入学・中退者に高卒資格を取得させるものだが、この受験者のなかには小・中・高校まで対人関係に苦しんで高校を中退したという人が多いと思う。かといって就職したのではもっと対人関係がきついから、人間関係が比較的ゆるやかな大学を目指すのではないか。
大卒者の就職活動において、「高卒検定合格者」はどう評価されるのだろう。高校を卒業した者より不利な扱いを受けるという噂を聞いたことがあるが、実際はどうなのだろうか?
 
 
 
米国学生の勉強時間について (現役米国名門大学生)
2010-02-14 14:22:05
世界ランクでも10位以内の某名門大学に通ってるものですが。

アメリカの学生はほんとによく勉強してますよ、たとえばアメリカの大学でバイトをしてる人ってたぶん1%以下だと思います、少なくとも私の周りにはひとりもいませんね、あと米国の大学の図書館は24時間空いてるんですよ、なぜかというと、多くの学生が12時過ぎまで勉強してるからです。おそらく米国の学生の勉強時間は12時間くらいじゃないですか?朝8時に授業が始まり夜8時に終わるそれで1時まで勉強するっていうのも、まれじゃないですよ。あと米国の学生がなぜ勉強するかというと、卒業単位数が日本の大学の2倍以上なんですよ、たとえば私は化学化ですが卒業単位は280単位以上です。あと私の弟が都内の某国立大の化学化で、話を聞きますが全然あまいです、米国に比べたら半分の授業しか取ってない癖に忙しいと言ってます。あと入りやすいなどというのは幻想です、私の学校の日本人の合格率は0.1%です。

たとえば国際的な視点さんが指摘されたように、日本語の壁で守られる東大とは違い世界中の天才秀才が受験するので簡単というのはあり得ないです、たとえばTOEFLの最低点は105点ほどです、iBTで、これだけども90%以上の東大生が基準をクリアできません、それに入学時点で米国の名門大学ではAPという大学単位認定試験をとってることが前提となってえるので、日本の学生より学力は上です、たとえば、
私の大学の平均的な学生は、入学前に大学の積分の単位をとってます、日本では2年3年時にやるやつです、というのは弟の大学のカリキュラムと比べてそう判断したのです。あと卒業にも序列がありもっとも難しいのはLatin Honorで卒業です。

米国の大学は入るのも難しく出るのも難しいのです、、世界ランクで東大より上の学校なら。あと日本の大学の効率が悪いのはとび級がないことです、私は来年に1年飛び級でLatin Honorで卒業予定です。
 
 
 
親の年収で人生が変わる (Unknown)
2010-02-14 18:36:17
>私学の中高一貫校出身者の方が、話していて余裕があるというか、組織依存でないアウトサイダー指数が高い
地元に中高一貫の学校が無く公立高校しかないようなところで育った私も激しく同意します。大学で東京に出てきて初めて付き合った女子が中高一貫出身で何とも言えない気品や広い視野を持っていて圧倒されたのを今でも覚えています。やはり彼女の父親は東大卒で大手インフラ勤務であり年収もかなり良く、このような人の子供なら知性も気品もあるだろうなと思いましたよ。つまり親が年収で子供の教育レベル、知性レベルが決まるこういうことでしょう。親に金があれば数年間、海外で自分の好きな勉強、技術習得に励んで日本に戻ってきてもなんら苦労はせず生活できるし何といってもコネが使える。これが全てだと思いますよ。城さんの大好きな某経済学者が貧困が親から子に受け継がれるといった書いた内容を著書で読みましたがまさにその通りで金持ちの子は金持ち、貧乏人の子は貧乏人この構図は益々鮮明になり親の年収で学力差は益々広がるでしょうね。
 
 
 
Unknown (日米欧)
2010-02-14 18:54:14
>元日本人
東大とアメリカの超一流大と欧州非英語圏の一流大の教育を経験した者として言うと、アメリカの超一流大はそんな大した事はありませんよ。
東大で英語力もしっかりしていて堂々とコミュニケーション出来る人ならアメリカの超一流大で充分通用します。東大どころか早慶上智でも全然大丈夫。
世界各国のトップ校出身者と競争しましたが、一番基礎学力がしっかりしていて頭が切れるなと感じたのはフランスのトップクラスですね。グランゼコールと呼ばれる小規模な工科大学群ですが、東大入試を超えるであろう勉強を大学の教養レベルの範囲でやります。筆記試験もSATやセンター試験みたいなものではなくて、記述式中心。しかも、口頭試験やプログラミングまであります。大学の範囲の数学と理科を頭の中に叩き込みます。彼らにはかなわないかも。。。
 
 
 
ぜんぜんだめ (Unknown)
2010-02-14 21:20:06
あーあ。教育の話になると自意識が顔を出してしまって冷静な議論にならないなぁ。
国内では東大を頂点に「良い大学」競争で、世界で東大が大した事ないと知るとアメリカや欧州の名門大へ範囲を広げて・・。自意識の競争はみっともないだけじゃなく議論の方向を誤らせるよ。

知識や勉強時間が重要なのではないですよ。北米やヨーロッパの教育では幼稚園の時からプレゼンの練習をやり、小学校から自分でテーマを決めてリサーチする訓練をずっと積んで行きます。論文にするかプレゼンにする等にか違いはありますが、最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすることが目的な訳です。

みなさんの話は全部的外れな気がしました。
このサイトは参加者の教養レベルは高いはずなのですが、日本人の教育に関する議論って言うのは自分の自負心が入ってきてしまうので良い結論に至るのは難しいようですね。若い世代でこうなんだから、教育改革は遠い未来の話でしょう。
 
 
 
何が (Chic Stone)
2010-02-14 21:25:30
社会のニーズって具体的にはなんでしょう。

古い社会が求める人材はわかってます。要するに体育会系かつ受験秀才のスーパー社蓄。

では新しい世界が求める人材は?
 
 
 
Unknown (chiakitty)
2010-02-14 22:00:04
城さんが言いたいのは、日本の大学で学ぶべき専門的内容が、会社の中では役立たないことが多いということだと思います。

私自身はここに書き込まれている方のように立派な学歴はありません。(私大の理系学部でした)
でも就職して3年、大学で研究したことが生きているようには思いません。

城さん自身が著書で書かれているように、ドクター就職難が最たるものですよね。
新卒よりも年齢が高いことと、また企業自身がそういった専門的な知識や経験のある人材を欲していない。

本当に変な社会だな、と思います。
 
 
 
東大にはまともな外人の教授いないでしょ。 (as)
2010-02-14 22:39:00
東大や京大ってまともな外人の教授っていましたっけ?
今だったらごく少数いるのかもしれないけどほとんどいないでしょ。それだけでも日本の教育レベルなんて高が知れてますよ。
日本でも灘や開成の連中をスキップさせてハーバードやMITに進学させるべきですよ。
 
 
 
Unknown (kenji)
2010-02-14 22:42:52
 アメリカへ行った事はないからわからないが。30年位前に、アメリカの大学の物理の教科書を見た事がアル。そのときこれは高校の教科書ではないかと思った。
 アメリカの教育は幅が広いから、たぶン一概には言えないとおもうが、恐らく高校まではわが国の方が高いと思う。
 教科書のレベルを見れば分かるのではないか。
一番は数学のレベルだが。
 どなたかそれを示していただけなか。
其れではっきりするから。
 現代のわが国の教育レベルは我々の頃と比べると数学は一年遅れている。遅らせる必要はない。
 大人が本当にだらしない。
早く教師のレベルが低いときずくべきで合ったと私は思っている。
 
 
 
イギリスの大学 (元留学生)
2010-02-15 00:19:28
 海外の大学生、特にアメリカの学生についての議論がされていますが、私が留学したイギリスの大学生も熱心に勉強していました。アメリカの大学生と同じく、バイトをしている人はほとんどいませんでした(国からの奨学金制度が充実しているので)。
 また、他国からの留学生たちも、日本の大学生よりも明確な意識を持って学んでいるという印象を受けました。そして何より彼らは、オンとオフの切り替えがはっきりしていましたね。
 確かに日本の大学生でも相当な時間をかけて学習時間をさいている人も多いと思います。しかし、それはあくまで受動的な「学習」であって、主体的に学問を切り開いていくというものではない気がします。それが顕著に現れたのが、ディスカッションの授業です。他国の学生たちがどれほど自分の周りの事象や研究に対して主体的な関心、意見を持っていたことか。大講義室であっても質問が飛び交う光景は、彼らの勉強に対する意識の高さのわかる事例だと思います。
 留学をしてみて、日本の教育水準の低さを初めて知りました。日本の学校教育(特に公立)は、偏差値至上主義の偏った社会的価値観を植え付け、学力の低い子どもたちの自己評価が低くなるという、酷いシステムだと以前から感じていました。グローバル化の時代に、そんな教育を経て大学でも受動的な学習しか出来ない若者が育ち続ける国に未来はないでしょう。
 大学の勉強ももちろん大事だが、大学入学前の高校教育の時点で、大学で学ぶことの意義を考えさせる機会も重要でしょう。
 
 
 
誤解されるといけないので追記します (日米欧)
2010-02-15 00:27:14
アメリカの超一流大を大した事が無いと表現したのは決してそれらを低く見ているわけではありません。世界中の天才秀才が集まるだとか、競争の土俵が違うとか聞くと、東大生/卒は全員格下みたいに聞こえるので「それは違うよ」ということです。もちろん東大生/卒の中には数学や理科が凄くても英語力や性格的な問題や、4年間の怠惰などで違う文化圏で活躍出来ないような人も居るでしょう。(同級生を思い出しただけでもたくさん想像できる)しかしながら、幼いときなどに海外生活をしていたり、性格的に向いている人であれば東大でも上智でも世界中の天才秀才の一員として活躍しているのを何人も見ているので、アメリカの超一流大の学生/卒が東大生/卒にとって雲の上の存在みたいな言い方は違うなーということです。学力云々じゃないと思いますよ。実際行ってみて、個人的にはなんだ、こんなもんか、という感じでしたし。私には東大よりヨーロッパやアメリカの方が向いていたんでしょうね。東大在学中の方がやりにくかったです。

余談ですが、イタイなー、と思ったのは東大の助教授、准教授が経歴にハクを付けるためにボスの命令で客員教授の立場で1〜3年くらいお客さんとして滞在するケース。中には良い研究結果を残して認められる人も居ましたが、東大など日本の大学で純粋培養で助教授くらいの歳になって初めて海外に出ても年齢的にもう環境の変化に適応できないなと何人か見てて思いました。そういう人は誰かの子分になってるだけで国内でもパッとしないんでしょうけど。

最後に、私はアメリカの大学は大学院の経験しかありませんが、卒業が「難しい」とは思いません。難しくはないのですが、勉強が大変なので「しんどい」のです。なので頑張れば必ず卒業できます。逆に入学許可をもらうのは大変ではないですが、頑張ればいいというわけではないので入学は難しいと思いました。受験というより就職活動に似てましたね。
長くなってすみません。
 
 
 
ギャップイヤーは? (さちよ)
2010-02-15 00:57:10
あのー、大学合格後や就職内定後1年くらい入学や就職を延長するギャップイヤー制度についてはどう思いますか?
もう20年以上大学改革なんて言っているけど何も変わらないから、枠組みを変えないでガラッと変革が期待できるのはギャップイヤー制度だと考えています。
私は「ギャップイヤー普及委員会」やっています(ただし会員1名)

イギリスでは普通になっています。

高校卒業後1年くらいインターンやNPO体験、高校教育→本当の教養の橋渡しなどが期待でき、人材の市場価値を高くとどめることも期待できます。
しかし、ネックが2つあり、大学は授業料納入が1年遅れる、就職が23,24歳(理系修士なら26歳とか)などになり年齢給に影響という問題があります。
しかしこれを差っぴいても導入したらインターンやNPOの新しい市場にもなりますし、いいことが多いと思います。
 
 
 
Unknown (KEN)
2010-02-15 02:15:44
アメリカに暮らしているけれど、日本の大学とアメリカの大学、日本の会社とアメリカの会社、殆どすべてに共通する違いは、アメリカには、学生が教員を採点し評価するシステムがある。部下が上司を採点し評価するシステムがある。そのことが、人事や給料にも影響する。

日本には、全くといっていいほど、それがない。双方向の評価システムがなく、評価は上→下のみである。

僕は、これが日本社会の根本的な問題点のひとつだと思う。
 
 
 
Unknown (pon)
2010-02-15 03:54:56
中高一貫というより義務教育回避は、親の金コネで他の子たちとは違い自分だけは特別だと小学校高学年で思い込んだ、そのこと自体において明らかなように(まともな人はその時点でそのようには思わなかったでしょう)何らか人間的に資質的に劣等な者どもが憲法違反することによって(大学受験資格は本来与えられないでしょう)、端的に言えば人権はないと思われます。社会保障をしてやる必要がないのです。それならとっとと外国に行けばよいのですが。
戦前の旧制高校のようなエリート教育とはまるで違うと思われます。戦前の旧制高校ではそいつは一応地域の代表者のつもり、義務教育回避者は家族主義のブザマな露呈に過ぎません。見た目からしても出来損ないが、調子に乗ってへらへら鬱陶しい思い上がりによる妄念を押し付けてきやがる、それに価値があるのなら外国(たとえば北朝鮮)でやればよいのでしょう。
連中が何かをぺらぺら喋った所で、通常誰もまともに聞きません。人間的に幼稚過ぎ阿保らしくうんざりさせられるからです。今この国に不愉快な雰囲気が蔓延しているのだとすれば、義務教育回避者が何かに付けて調子に乗ってほざきまくっているからだと思われます。世代的な偏りがありますが。
尤も義務教育を修了した者どもの大抵は群れまくりクズでどうしようもなく、それがそもそもこの国の問題の本質なのでしょうが、義務教育回避者によってそれをどうにかできるとは既に全く思われません。
これからは外国人指導者になるような気がします。
 
 
 
城さんの言う通りです。 (Unknown)
2010-02-15 04:29:11
このブログ、城さんの言う通りです。もちろん例外として海外にも論文送れば学位をだすどうしようもない大学も沢山あるのですが、総じていえばブログのとおりだと思います。

まず、課題の量が違います。日本ではゼミや実験のために読む文献はペーパー1通くらいのもので、気楽に過ごせるものですが、海外はゼミの前は寝れない量の本やプリントを課されるそうです。次の講義までに、図書館で200ページくらいの本を取り合いあらかじめすべて読んでから出席するのが当たり前なのだそうです。本の取り合いでケンカになることもあるとか…。それだけの権威を大学院に迎えているということですね。

次に、発表の質が違います。日本の大学院の発表は質問も少なく、下手をすると指導教官が場を保つため1問のみ質問して学位獲得にて卒業することすらありますが、向こうは発表審査がとても厳しく、きちんと議論と実験成果が優れたものでなければ、学位が認められないのだそうです。

しかしその分、向こうの博士は恵まれていて、授業料が補助されたり(向こうでは支給される研究費は授業料と生活費込みの金のことを指す)するそうです。向こうでは高等教育への投資に力をいれているといったほうがいいのかな。

その分ティーンエイジャーの教育投資はおろそかにされており、その点では日本のほうが優れているらしい。日本では小学校中学校の教育はかなり高い水準で受けられるようになっていますよね。

昨今、日本の高学歴の若者の活用の仕方が問題になっていますが、海外から輸入した高等教育は日本社会においてどのように活きるのかという議論が進んでおらず、学校にあまりいかなかった世代の方々のシステムに適用せざるをえないところには問題があったのでしょうね。

ただ、高学歴の方は雇用流動化社会ではうまく力を発揮できない気がなんとなくしますけど。
 
 
 
アメリカの学部 (Unknown)
2010-02-15 06:06:50
アメリカの学部は学力だけで選んでるわけではないので、選抜度はいまいちだと思います。だから成績が非常に重要です。本番は院からですね。多分上の人のコメントはかなり誇張が入っているでしょう。下記は参考です。


実は50%の確率で
ハーバードに合格している日本人
http://diamond.jp/series/yucasee_life/10006/
 
 
 
みんな学歴が大好き ()
2010-02-15 08:01:25
>日本人の教育に関する議論って言うのは自分の自負心が入ってきてしまう

同感。なぜ学歴ネタはこんなに盛り上がるのか、個人的にはそこに興味がある。

>では新しい世界が求める人材は?

僕も「最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすること」だと思う。情報の編集力とか、表現力と言った方が近いかな。

あとね、学歴自慢するなとか、そういうコメントは載せないからあしからず。
 
 
 
Unknown (かん)
2010-02-15 13:32:06
 オレは、老齢だから、オレの学生時代は大学はレジャーランドだった。逆に言うと、社会が貧しかったから、みんなあくせく働いていた。学生は、勉強ばかりせずに見聞を広めろ、それが将来役に立つ、という考え方だったのだ。学問なんか普通のサラリーマンにとってなんの役にも立たない。それより、うまくお世辞が使えて、会社に忠実なやつがいちばんてこった。それなら、学問は何の役にもたたないかってえと、やっぱり多少かじるだけでも、ブルーカラーよりは知的になるだろう、くらいの認識はあった(化粧程度かも知れないがね。だいたいブルーカラーでも知恵のあるやつはいくらでもいる)。


> 親の年収で人生が変わる (Unknown)
> 2010-02-14 18:36:17
> >私学の中高一貫校出身者の方が、話していて余裕があるというか、組織依存でないアウトサイダー指数が高い
> 地元に中高一貫の学校が無く公立高校しかないようなところで育った私も激しく同意します。大学で東京に出てきて初めて付き合った女子が中高一貫出身で何とも言えない気品や広い視野を持っていて圧倒されたのを今でも覚えています。やはり彼女の父親は東大卒で大手インフラ勤務であり年収もかなり良く、このような人の子供なら知性も気品もあるだろうなと思いましたよ。

「気品や広い視野」ねえ、左翼運動に染まらなかった俺でも、なんか読んでいて不快だな。こうやっていわゆる」「格差」が固定され、欧州のようなクラスが出来ていくのだろうか?
 日本は明治維新でいったん階級がガラガラポンされ、田舎の下級武士が天下をとった。その後、敗戦でもういっかいガラガラポンされ、いわゆるegalitarian society ができた。オレの世代までは、エリートだって、田舎の百姓の子弟だったのだ。
 オレは、子供たちは公立中、公立校に入れた。なぜなら、そこには、貧乏人もおり、粗暴なやつもおり、問題児もいるからだ。先生たちは不登校児に悩んでいる。
 幼稚園から有名校に入っているやつなんか、どんな世界観を持つんだろう。鳩山みたいな甘い、甘いやつが次から次へと製造されるのかな?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-02-15 18:11:13
「最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすること」

それって高校までにやることでは・・
 
 
 
それには (Chic Stone)
2010-02-15 19:18:43
>「最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすること」

なら「論理学・命題記号論理・集合論・群論」
「ユークリッド幾何徹底的に」
「プトレマイオス宇宙論とケプラー宇宙論を
天文観測データと比較検討することから科学自体」
「沈黙交易の空想演技」
「異星人とのファーストコンタクトの空想演技」
は最低限必要では?
というか「悪霊にさいなまれる世界
(カール・セーガン)」を全員徹底的に読むべき。

あと、人間社会は実際には知識や批判的思考は嫌われますね。集団の暗黙の、無意識呪術的な反応に意識せず反応して溶け込むことが人間にとってはむしろ自然です。
まあ問題は、それで生きられる場がどんどん減ることでして…でも知識と批判的思考だけで生きられる場がたくさんあるとも思えないんですよ。
 
 
 
みんな自慢したい (nanndesuka)
2010-02-15 19:45:16
自慢したいのは自然な感情?!
そして学歴は自慢しやすいと思う。

同じバックボーンを共有している組織の同僚となら、さりげない自慢話は出来ても
全くの赤の他人にはさりげない自慢は難しい。
キャバ嬢に自慢するときも、仕事の説明からだよね?

そもそも違うことやってる同士、実績が比べようもなかったりもする。
そんな中、自慢するのは周りが見えてないヤツになる、なので普通やらない。(出来ない。)


学歴は違う。

家の裕福の差こそあれ、同じ土俵での勝負であり、明確に付くランクわけ。
そしてみんな同じバックボーンを共有しているので説明不要、くどくない。
「お勉強」という、ほどよいやらされ感もいい。

教育に問題があるのはホントで、なんとかしたいのもホントなので、
話題に上りやすい上に、「で、俺は・・・」とさりげなく実体験を
絡めると主張もそれっぽくなる。

もう自分も喋りたくて仕方がなくなってくる。

みんなが一生懸命取り組んでるから俺はぜんぜん勉強しなかった的な
「負け自慢」も通りやすいですよね。俺は違う、的な。
 
 
 
リターン (氷河期戦士)
2010-02-15 22:01:31
>なぜ学歴ネタはこんなに盛り上がるのか

そりゃあ、一部の超頭のいい人を除いて、一生懸命勉強してきたという経験があるからじゃないですか?「俺、ぜんぜん勉強してねえよ。」なんていう人は学歴にあまりこだわりはないと思いますが、そんな天才はごく一部です。

>学歴自慢するなとか

そういう発言をしないために、いい大学に入る必要があると思いますね。私は城さんのような超一流の学歴ではないですが、何とかまあ社会から納得できるような学歴になりましたけど。

学歴が無いと、自分が出世できないのは学歴のせいみたいなことを愚痴り始めるだけでなく、自分の子供に無理やり勉強させていい大学を入れようと虐待する馬鹿親も多いので、学歴コンプレックスは非常に厄介ですね。

こういう発言する人って、将来自分が加藤の親のようにならないか真剣に考えたほうが良いと思います。なりそうだったら、もう一度大学受験をしたほうが良いのでは?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-02-15 23:16:08
「最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすること」は高校までではできないことですよ。高校まではあくまで知識や思考を養うところで、実際にそれを道具として使うのは大学にいってゼミや卒業研究や修士博士に進む頃からです。ちなみにゆとり教育ではそれを高校まででやろうとして苦労していますよね。やっぱり高校までは詰め込み教育しかありえないんだと廃止しようとするところもありますしね。

なお批判的思考というのは議論の中でも最高レベルに難しいもので、高学歴の方々でもこれがうまくやれる方はほんの一握りですよ。普通の人が批判的な議論を行うとケンカになります。議論である以上、そこからWinWinの関係を構築し何かを生み出すものであるべきで、なんでもかんでも文句をいって排除すればいいというものではないわけです。しかし、巷の批判的思考というもではほとんどそれができていませんね。あれは文句や言いがかりの類です。

批判的思考とは、それまでに培ったコミュニケーション能力(表現力)、知識の量、論理的思考、問題への理解や熱意、どこまで自己犠牲し他人のために行動できるかといった総合力の集大成なんですよね。
 
 
 
いやいや (あげ)
2010-02-16 00:28:17
>>「最終的には知識や批判的思考を使って、他者とコミュニケーションすること」
>それって高校までにやることでは・・

受験のための「パターン認識→公式を思い出す→一ひねり効かす」の勉強なんで、そこまでいけませんて。

また、中高のころははぶられるのが怖くて、自分の意見を言えませんて。

ちょっと前に流行った言葉、KY。
これが日本に蔓延する危険な空気です
 
 
 
本当に皆様、学歴が大好きなのですね。 ()
2010-02-16 02:37:28
城様

いつも楽しく拝見しております。

先日、高校生の姪から、「大人になったら学歴が必要なのか?」と聞かれまして、私は、「必要だよ。」と即答しました。
なぜならば、我が姪の進路志望が外科医であり、我が国の場合は医師間の学閥も存在しますし、おそらくはこれが最適解なのだろうと適当に思ったからです。
仮に姪がケーキ屋さんになりたいというならば、「学歴のことはよくわからない。」と応えるでしょう。
その業種の人物観など私は持ち合わせていないからです。
そんなことを思いながらこのエントリーを読んでいましたら、学歴に囚われて生きる人生も所詮他律的な終わりのないゲームのようでしんどいものだなあとつくづく思った次第です。
 
 
 
Unknown (窓際族)
2010-02-16 13:58:37
みなさんの意見非常に興味深く読ませて頂きました。

なんというか、実際日本の会社にはいると社畜って凄いしっくりきます。気づいちゃダメなんですよね、気づいちゃって社内の効率化なんて提案した日には人員削減できちゃいますから。
よく転職サイトなんか見てますと自立して自分で仕事がこなせる人を募集!なんてありますが、そういう人は大企業になれば成るほど求めてませんよね、ただの一歯車として動いて欲しい人材。

一方で中小は大企業とは違い、小回りが利く分成果が出しやすい仕事はありますが、大手から天下ってきた腐った人材が多いのも事実で...あとパワーのある社長は社内に愛人いたりで結局会社内が腐っていったり独裁政権だったり、なんて言うかバランス取れたのがないですね、極端なのばかりで。其の点社畜と思いながらも、大企業の方が以外に統率力はあったり、なんせみんな今の給料を手放したくないですからね、ここぞの時はかつての自民党のように選挙前になると一丸となります、でも恐らく最後は利権と利害の不一致でそういう会社の末路はJALになるでしょう。結局ローマ帝国が崩壊したように永遠というのは人が人である限り難しいのではないでしょうか?

結局何が正で偽か?広い視野で見えてない人多いですね、でも海外経験したり海外の奴と戦うと、自分のスタンス見えてきますよね。それは恐らくかつて坂本龍馬などが日本の改革に奔走したように。

学歴ってか資本主義の世の中、本来なら実力で然るべきなのですが、派閥やグループ的な物がある限り消えるのは難しいのと、人気のある会社は応募者数も多いので人となりをどう判断するか?とか考えると結局そういう部分に行ってしまうのだと...ドラフト制度で見えない箱の中に履歴書入れて引き当てた人しか採用できないとかすると面白いとは思いますが、自分が経営者ならきついと思いながらも名前がない会社だと楽天がマークンをGETしたようにチャンスも回ってくる場合もありますね!あと会社はやはりある程度社畜マインドで統率も取れないとみんなが好き勝手やられても毛利元就の3本の矢こそ会社の強みだと思うので。いやそれは会社だけでなく集団での強みですね!

かつてのタレントばかり、言わば4番打者ばかり集めた巨人は勝てなかったのと同じ様に、才能ある人ばかりよりも、無名選手ですがそれなりのある一定以上の力があり1番はまず出塁すること、2番は続くこと、3番は更に続くか4番で満塁ホームランと、自分達がやるべき事をきちんとやってれば高学歴は集団の何%いれば十分ですね。確かに計算速かったり、予測値や統計結果その他から導きたい数字とかありますから。でもマーケットを読む力やセンスは別に学校の勉強全然どうでもいいっす!ヤマンバギャルだろうがナンだろうが、お洒落で若者にウケル服売って売り上げ作れば、社会ではそれで勝ちです。

例えば外資系などの会社に多いのが英語しか出来ない人、そういう人はだいたいあの人は仕事はできるが英語が何々...英語?英語は現在世界標準語ですが、その内インド人や中国人がもっと世界進出してその人達が壊れた英語使えば何が正しいか?なんて変化してしまいます。

通じれば良いんですよ、売買成立すれば良いんです、難しい事はそれこそ餅は餅屋で高学歴な弁護士さんに任せておけば良いんです、ビジネスの世界じゃ勝てば官軍ですから。高学歴でも金生まなきゃただのクズ。プライドでは金儲けできないっす。それが現実ですかね。仕事できない人ほど要らん資格多数所有してる人多いですね、試験にパスする力と社会を生き残る力まったく違いますからね。最後はドロ水すすっても生き残れる奴が本気で強いですね。


 
 
 
Unknown (セキタカ)
2010-02-21 06:08:58
ひっくるめて、纏めて、独断承知で申し上げると…
日本人は、夢を見てる=優しい人 が、多い。
で、なんでも許しちゃうんです。
だから、曖昧な人々が増えちゃうんです。

その曖昧な人々とは、管にあっては、天下り。
会社にあっては、窓際族。ちょっと、昔は斜陽族。

製薬メーカの開発者から、聞いた話。
100名の内、1名でも画期的製薬が発明されれば
会社はぼろ儲け(ごめんなさい。適正利益が取れる)
それは、アメリカの製薬会社だって同じ。
だから、多くの人員を雇用し、大きな街を形成している。
志すものがあれば、その街にいけば、良い。
=これって、夢があるでしょ。成功ストーリーの。

日本のばあい。
製薬会社 頑張ってます。一生懸命やってます。
でも、バランス悪過ぎ。息切れ寸前で、やってる…
そして、夢がないでしょ。

昔、電子技術だとか、エンジニアが一番脚光を浴びてた
ときに、入社して長い年月をかけ、一つことを成し、その評価を正しく行っていたのは、ノーベル賞の評価機関だったこと(ごめんなさい。島津○○。日本の技術に関する評価基準は無く。=無いんですよ!会社は、その名声で、利益を得る。野球の選手だったら、アピールできる!

こんな事例は、ことかかない…
つまりは、技術を食いつぶしてきたのが、今の日本。
高い技術を利権化出来なかった。
IEEEとか、重要な技術は、何故かアメリカに。
ってか、日本でプロバイダーするだけの能力はまだない。

…だから、対外的にプロバイダー能力を身につけ、会社内部では、適正評価を行えることが大切なんじゃないですか?

これは、政治では、し難いが、マスコミ(これが一番の癌窟)が、うまくリードすれば出来る話。
その癒着を解体し、ミスリードを無くせば、日本はまだまだ挽回できるポジションにいると思う。

頑張れ!ニッポン。やったものだけが評価される=夢の
有る国へ。




 
 
 
日本の理系はそれでもレベル高い (ななし)
2010-03-03 13:00:01
城さん、はじめまして。東大の理系卒の後輩になります。

>東大出てみて個人的に思うのは、受験勉強ってほとんどまったく役に立ってないなということ。

理系にとってみれば、高校数学、高校理科(物理・化学・生物)はまさにそれぞれの学問の入門・基礎であり、その基礎の上に大学以降の学問研究が築かれます。受験勉強は英語も含め役に立たないどころか日々欠かすことの出来ない土台となっています。

東大・京大は大学研究機関として、独仏のそれを凌ぎ非英語圏ではトップにランキングされていますが、それは凡そ理系のレベルの高さによるものといってよいでしょう。その土台は日本の中等教育にあるわけです。したがって理系教育においては日本の中等・高等教育は公教育も含め、「システムが稼動」していると評価されてしかるべきだと考えます。

単純な理系vs文系論議がしたいのではありません。日本の教育機関において文科系諸科目の教育をいかに底上げするかという議論が必要になると思います。私としては、感性方面に偏りすぎている国語教育に「論理性」、「文章構成」、「思想」などの要素を取り込み、時間数増を含め国語教育を改革することがもっとも必要だと考えています。

一部の自治体で高校で「日本史」を必修にしようとする動きがありますが、日本史の知識は「中学歴史」で教わる内容でバランス的に十分で、むしろ「高校倫理」のような内容こそが日本人の文科的教養にもっとも足りない分野であり、これを「国語」教育に取り入れていってもらいたいと思っています。あるいは「言語文化・表現」のような科目です。

東大の試験でいえば、理科二科目に対し、社会二科目の内容が「役に立たなさ過ぎる」のではないでしょうか。
 
 
 
えー (まりりん)
2010-03-08 00:25:57
ざっくりとブログ記事と皆さんのコメント読ませて頂きましたが、皆さん頭いいなあ。日本人は曖昧で優しいとか、いいとこ突きすぎですよ。だけどこの曖昧なシステム故の閉塞感なんでしょう。ですけど東大出はやっぱり頭いいですよ。目端利いてますわ。私は今の日本の曖昧なシステムが無ければ即死しているような人間なので文句は言えませんが…。強いていうなら頑張れ日本の若者、頑張れニート!母ちゃんの犠牲的で支配的な愛情から抜け出せ!と思っています…
 
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